October 21, 2005

シベリア少女鉄道 観劇記録

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タイトルはスラムダンク。






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横長の舞台を、前後に挟む形で、
階段状の客席が向かい合っている。
なので、半アリーナ型。
舞台上の役者の入りはけは、ちょうど上図のリングの下に
各二カ所、計4カ所配置されている。

そこでオムニバス形式の芝居が始まる。
それぞれのストーリーは、語られるエリアが決まっている。
ストーリーAは味方のゴールの右下、
ストーリーBは逆サイド、
ストーリーCはセンター付近、という風に、8~9種の
ストーリーが、入れ替わり立ち代わり登場する。
それぞれのストーリーは、他のストーリーと関連性の
あるものもあれば、まったく独立しているものもある。
一つのストーリーに登場する人物は3~6人。
俳優は全部で9名しかいないので、当然、
一人が複数の役柄をこなし、舞台裏で早着替えしながら、
あっちの入り口、こっちの入り口から登場する。

次第に、ストーリーが入れ替わる間隔が狭まって行く。
そのうち、早着替えの時間もなくなり、
舞台裏を回る時間もなくなり、舞台上を横断して
次のストーリーの登場人物に即座に変身して
演じることになる。

ストーリーAが始まれば味方コートの隅、
ストーリーBが始まれば敵コートへ移動、という風に。
これ、何かに見えてきませんか?

そう、この場面転換こそがまさにバスケット。
ボールの見えないバスケット。
そのうちおもむろに、上からリングがおりてきて、
俳優は全員ゼッケン着用。
発する言葉からはバスケをしていることは
みじんも感じさせず、それぞれのストーリーが展開。

しかし、動きだけ見ているとどこからどう見ても
バスケの試合。
アイドルのコンサート警備のおじちゃんは
「このラインを超えないでくださーい」といいながら、
敵の選手をディフェンスしていたり、
バーテンのお兄さんは、シェイカーを振る手を止めたときに、
スリーポイントシュートを放っていたりするのだ。

そのうちクオーターが終わり、
各チーム作戦タイムに入ったりする。
やっぱりバスケやってる自覚あるのか?
しかし、再びコートに戻ると、また話の続きをやっている。

そうこうするうちに、一人の選手がトラベリング。
レフェリー(作/演出の土屋亮一氏、ご本人)が
出てきて、「トラベリング」のサインを、繰り返す。
「トラベリング、トラベリング、トラベリング。。。」
そして流れ出す曲は、宇多田ヒカル“Traveling”。

みんなでダンス。



本当に土屋氏のあたまのなかはどうなっているのか。
尊敬してやみません。

帰り際、後ろの男性客二人連れの、しごく最もな感想。
あんなこと思いつけたとしても
面倒くさくて、やる気にはならないよね。普通。


もっともだ。そこにきっと天才と一般人の境界線がある。

October 20, 2005

光り輝くパンケーキ。

ひさしびりに晴れたね。

今日は、朝からうきうきして、
井の頭公園をジョギングしました。
そのままてくてく走って、
三鷹の森ジブリ美術館の裏にある
運動場を数周はしり、
まんなかの芝生で、
大の字に寝っころがって雲一つない青空を
眺めていたら、ホットケーキが心に
浮かんできました。

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家に帰って風呂に入って、
さっそくホットケーキを焼きました。
この世のものかと疑うほど、
おいしかった。

こんな休日だと最高なんですけどね。
いまから仕事です。

観劇レポウト シベリア少女鉄道『スラムダンク』

みなさん、今日のご予定は!?
時間があるという方、または、
ちょっと頑張ればスケジュールを調整して
空けられる、というかたには、
頑張っていただきたい!
これを見ていただきたい!!!

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シベリア少女鉄道というごひいきの劇団の
第15回公演、「スラムダンク」を見てきた。

ここ数年見守り続けている、稀少な仕掛け系びっくりコメディ劇団。
なんとジャンル分けしたらよいかわからない。

今日は面白いほど仕事が終わらなかった。
ワタシの会社から新宿御苑の劇場まで、徒歩を入れると1時間。
開演は7時半。
しかし6時半。仕事おわらない。
6時45分。終わらない。
6時55分。終わった。ここであきらめては女が廃るとばかり、
哀れむ同僚を一喝し、着替えて、仕事場を出たのが7時05分。
走った。のどから血が出るかと思うような、
小学校のマラソン大会さながらの激走で、
7時36分劇場着。入れてくれた。

シベリアの特徴は、その「仕掛けプロット」にある。
この劇団は、客を「あ」と驚かすことに全てを注いでいる。
おどろきとは、予想を裏切られることに他ならない。
なので、まず初めの1時間半の芝居は、予想のつかない結末への、
伏線張りであり、かつ、割と退屈で、思わせぶりで、
とにかく客の「予想」をあおる。

しかしラスト30分、「えーまさか」の方向へ、話は収束。
「そりゃないだろ」くらいで、幕、となる。

今回はオリジナルメンバーの他に客演で3人ほど、
他の劇団の客演さんも出演し、かなり演技レベルも上がって居り、
セットや照明や効果にもかなりの進歩が見られた。

むう~~汗かきたい!かきたいけど。。。ダメ

今日千秋楽が終わったら、あらすじを含めて感想を書きましょう。
それまでは、出来る限り多くの人に、このショーを見ていただきたい。
わたしに騙されたと思って下さい。
ぜひ見て下さい。当日券はかならず出ます。

それでも、わからないものに3000yenの投資は怖い、という
方の為に簡単に内容を説明するなら、
俳優が9人います。役は30以上あります。
当然、一人4役とかになりますよね。
だんだんと、衣裳の早着替えの時間もなくなり、
その場で声色に変化を付けるだけで、役を演じ分けなくては
いけない状況になっていきます。
そして、いつのまにか、バスケになっています。

当然のように、バスケになっていきます。

新宿へ、GO!!

::::最近のコメ::::