September 26, 2006

石垣人情記(準備)

9月17日

旅人は浜松町の劇場でせこせこ働いていた。
旅人は3日後から1週間の休暇を貰う
予定になっていたのだが
しかし休暇前の仕事量は半端なく、
何も計画のないまま時間だけがすぎ、
気がつけばツアーも航空券も直前過ぎて
ギリギリのラインにきていた。

旅人はかねてより南の島へ行きたいと
思っていたが、3日後の航空券は極めて
値段が上がって居り、躊躇われた。

職場で旅人が仲良くしている照明さんが
ダイバーで、旅人に石垣を激しく奨めてきた。
おすすめ情報とか、泊まるべき宿とか、
全部上に書いてくれた上、
シュノーケルセットも貸してくれると言う。
ちょっとそのへんの旅行代理店に電話したところ
「ちょうど直行便に一席キャンセルでた」と言う。
とはいえ、高い。
往復で、航空券代だけで8マン強。狂。
しかし、めったに休みのないこの仕事。
旅人は「いく」と決意。


9月18日

翌日、照明のねえさんが
シュノーケルセット一式を持って出社。
旅行社に8マン支払い。
それにしても石垣になにがあるのかも
よくわからない。
調べる暇もない。
シュノーケルとかやったこともない。
日本海以外入ったこともない。
とりあえず競泳用水着をカバンに入れてみた。
パンツとはぶらし。
届いた航空券は羽田発6時40分。
早いじゃない。
るるぶ石垣を買ったものの読む暇もないまま
出発の朝を迎えたのだった。
48150116.jpg

↑台所のシュノーケル足ヒレ。

【一日目に続く】

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