October 07, 2011
ダル・カラード・ポップ谷賢一氏くる。のむ。
DULL-COLORED POP(ダル・カラード・ポップ)という劇団ご存知ですか。
私、6年くらい前から名前だけは何度か聞いたことがあって、
実際見たことないんだけれども、気になっていた東京の劇団。
公式サイトこちら。
そしたら、来年3月の新潟演劇祭で、ゲスト劇団に選ばれたらしく、
新潟に来ることになった。
(ちなみに昨年のゲスト劇団は柿喰う客。そのときのレビューはこちら。)
りゅーとぴあの制作さんからTEL。
「ダルカラの主宰、演出の谷さんが視察にくることになったよー。
一緒に飲むでしょー。」
というわけで、今をときめく演出家、谷賢一氏に会いに居酒屋へ。
どんな変わり者だ?白髪長髪ヒゲ親父?!とドギマギしながら向かうと、
待っていたのは私より3つも若いスポーツマンっぽい若者。
なんか、おとなしくて人の良さそうなひと~~~
と思ったのは初めだけで、新潟の日本酒が止まらなくなった彼の弁舌は、
最近忘れていた我が演劇だましいを奮い起すに余りある灼熱だった。
新潟の演劇界は、職業俳優はほとんどいない。
もしかしたら、ひとりもいない。というか私の知る限りは皆無。
みんな兼業、言いたくはないが、趣味で演劇をやっている。ように見える。
3人ほど呼ばれて飲みに来ていた新潟俳優らに、初対面の谷氏は
私がこの2年、ずっとモヤモヤしていた不満、ものたりなさをズバと言ってしまった。
「自分たちはプロじゃないとか、東京に比べてレベルがどうのとか、
言うのやめようよ!!!!!
ものづくりをする時に言い訳をするかしないか、
プロとアマを分けるのはそこだけでしょ。
新潟だから出来ない、
本業の仕事があるから出来ない、
いい人材が居ないから出来ない、
東京より客が少ないから出来ない、
友達少ないから集客出来ない、
なんていうなら辞めろ!!!いや、もう死ね!!!」
(いろいろ中略、うろ覚えですが。)
そして「谷さんは結局才能があるからそんなことが言えるんだ!」
に対しては
「才能なんていうのは、自分はもっとやれると信じてあげる力のこと。
それを持ち続けて、認められるまで続けた人が、成功者と呼ばているじゃん。」
何だか…。
私は新潟が好きですが、今の新潟演劇界が面白いとは
これっぽっちも思っていません。
去年はあんまりつまらないから東京に戻ろうと思っていました。
だけどそれは私の言い訳だということに、つい先日気づいてしまった。
あたしの限界だということ?いやいや、あたしまだ全力出していないよ。
全力の3%も出していないよ新潟で。それで「つまらない」は、無い。
ということで、来年100%だしたらどうなるかを試してみることにしました。
それに、言い訳しながら活動することだって大切なことです。
やる本人にとってはむしろ苦境で、その人は大切な文化の担い手なのです。
そして、
まだ、私には見つけられないし、まだ、居ないのかもしれないけれども、
新潟で面白いことをやろうと、大真面目でくそおもしろいことやろうと、
覚悟を決めた、言い訳をしないクリエイターが現れたとき。
その時には、必ず舞台監督が必要なんだ。
技術で支える人間が必要になるんだ。
だから私が居るんだ。
そんなことを決めた矢先に谷氏に会えたのは、やはり何かある。
「うおおあああ!!谷さん、負けませんよ、あなたには!!!」
と言い放って別れました。
来年3月、谷さんとのお仕事が楽しみですぜ私は!!
ところでマナブ読んでる?今HPみて初めて知ったんだけど
谷さんって騒動舎出身ではないか。マナブんとこだよねこれ。
懐かしのバラリロガンガンベガスしかり、明治大学やるよなあ。
私、6年くらい前から名前だけは何度か聞いたことがあって、
実際見たことないんだけれども、気になっていた東京の劇団。
公式サイトこちら。
そしたら、来年3月の新潟演劇祭で、ゲスト劇団に選ばれたらしく、
新潟に来ることになった。
(ちなみに昨年のゲスト劇団は柿喰う客。そのときのレビューはこちら。)
りゅーとぴあの制作さんからTEL。
「ダルカラの主宰、演出の谷さんが視察にくることになったよー。
一緒に飲むでしょー。」
というわけで、今をときめく演出家、谷賢一氏に会いに居酒屋へ。
どんな変わり者だ?白髪長髪ヒゲ親父?!とドギマギしながら向かうと、
待っていたのは私より3つも若いスポーツマンっぽい若者。
なんか、おとなしくて人の良さそうなひと~~~
と思ったのは初めだけで、新潟の日本酒が止まらなくなった彼の弁舌は、
最近忘れていた我が演劇だましいを奮い起すに余りある灼熱だった。
新潟の演劇界は、職業俳優はほとんどいない。
もしかしたら、ひとりもいない。というか私の知る限りは皆無。
みんな兼業、言いたくはないが、趣味で演劇をやっている。ように見える。
3人ほど呼ばれて飲みに来ていた新潟俳優らに、初対面の谷氏は
私がこの2年、ずっとモヤモヤしていた不満、ものたりなさをズバと言ってしまった。
「自分たちはプロじゃないとか、東京に比べてレベルがどうのとか、
言うのやめようよ!!!!!
ものづくりをする時に言い訳をするかしないか、
プロとアマを分けるのはそこだけでしょ。
新潟だから出来ない、
本業の仕事があるから出来ない、
いい人材が居ないから出来ない、
東京より客が少ないから出来ない、
友達少ないから集客出来ない、
なんていうなら辞めろ!!!いや、もう死ね!!!」
(いろいろ中略、うろ覚えですが。)
そして「谷さんは結局才能があるからそんなことが言えるんだ!」
に対しては
「才能なんていうのは、自分はもっとやれると信じてあげる力のこと。
それを持ち続けて、認められるまで続けた人が、成功者と呼ばているじゃん。」
何だか…。
私は新潟が好きですが、今の新潟演劇界が面白いとは
これっぽっちも思っていません。
去年はあんまりつまらないから東京に戻ろうと思っていました。
だけどそれは私の言い訳だということに、つい先日気づいてしまった。
あたしの限界だということ?いやいや、あたしまだ全力出していないよ。
全力の3%も出していないよ新潟で。それで「つまらない」は、無い。
ということで、来年100%だしたらどうなるかを試してみることにしました。
それに、言い訳しながら活動することだって大切なことです。
やる本人にとってはむしろ苦境で、その人は大切な文化の担い手なのです。
そして、
まだ、私には見つけられないし、まだ、居ないのかもしれないけれども、
新潟で面白いことをやろうと、大真面目でくそおもしろいことやろうと、
覚悟を決めた、言い訳をしないクリエイターが現れたとき。
その時には、必ず舞台監督が必要なんだ。
技術で支える人間が必要になるんだ。
だから私が居るんだ。
そんなことを決めた矢先に谷氏に会えたのは、やはり何かある。
「うおおあああ!!谷さん、負けませんよ、あなたには!!!」
と言い放って別れました。
来年3月、谷さんとのお仕事が楽しみですぜ私は!!
ところでマナブ読んでる?今HPみて初めて知ったんだけど
谷さんって騒動舎出身ではないか。マナブんとこだよねこれ。
懐かしのバラリロガンガンベガスしかり、明治大学やるよなあ。
nanaibashi at 01:52│Comments(2)│TrackBack(0)
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この記事へのコメント
1. Posted by yas October 10, 2011 10:58
企画してよかったー。
やはり交流は酒飲むのが一番!ww
やはり交流は酒飲むのが一番!ww
2. Posted by naco October 10, 2011 14:11
〉yas様
いや~実のある会でした!企画ありがとうございました。
鉄人と語ると色々な気付きができていいよねえ。
絶対こっからいい方向いくと思うよ、にいがた。
飲み過ぎ注意ね!若いっていいね!
いや~実のある会でした!企画ありがとうございました。
鉄人と語ると色々な気付きができていいよねえ。
絶対こっからいい方向いくと思うよ、にいがた。
飲み過ぎ注意ね!若いっていいね!