February 07, 2016

冬に北欧。

ひっさしぶりに海外旅行しました。

親友・蘭子の住むストックホルムへ。

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当然夏行くべきですよね、北欧ですから…

寒いし、日照時間は短いし、
「オーロラを見るんでなければこの時期に来る意味なし」
と蘭子にも呆れられましたが、 

オーロラは見に行かない!
ただ単に、寒い時期に、寒い新潟から寒い北欧に行くだけ!

という趣旨の、突発的弾丸ツアー、
ヘルシンキ&ストックホルムの旅を敢行しました。
 

急に決めたのが三日前。
大寒波の襲来で、都内へ出る交通網が混乱していたので、
成田発より、雪に強い新潟空港からスタートした方が安全と
思われたので、新潟→大阪→フィンランドというルートに。

 
1日半かけて、ヘルシンキ到着!
15時半、日没…

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クリスマスでもないのに、街は電飾でいっぱい。
電飾大好きの私は、テンションだだ上がり。
路面電車も素敵。

ヘルシンキの街は、小さい。
中心部は歩いて網羅できる。

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ホテル素敵。
ヘルシンキのデザイナー、アアルトの家具で統一された
おしゃれな部屋。

ヘルシンキの印象は、
1、内装、食器、ファッション、何もかもがおしゃれ。
2、建物は、旧共産圏的。
3、夜間の室内照明が暗い。暗くておしゃれ。

レストランでも、ショップでも、
お店の中の照明がかなり押さえられており、
キャンドルとか、電飾とか、インテリアになる照明が多い。
後で聞いたら、これは夜が長いこの国の人たちが、
質の高い照明に拘っている結果なんだそうです。

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翌朝は9時に日の出。

スオメンリンナ島など、いくつかの観光名所を回る。
寒い。けど、思っていたほどじゃない。新潟くらい。

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好きな映画「かもめ食堂」のロケ地の食堂にも行ってみた。

地元料理の、トナカイの煮込みをいただく。
味はジンギスカンみたいで、ちょっと苦手。
でも、コーヒーは美味しい。

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フィンランド語が母国語だが、
誰もが綺麗な英語を話す。不思議だ。 


デザイン博物館など行ってみる。

デザインがとにかく可愛く、機能的。
また、子ども向けのエリアや家具が充実。

街中でもいたるところにベビーカー多数。

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とにかくシンプルで丸みを帯びた、
可愛いモノたちの街でした。

ヘルシンキは一日のみで、すぐにストックホルムへ。
 
蘭子と旦那様の暮らす可愛いアパートにお世話になり
2日半だけの快適で楽しい北欧生活。 

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物価の高いストックホルム。
家賃も驚くほど高い。税金も高い。食事も高い。
一回、マクドナルドでセットを頼んだら、1200円した。
 
食事はなんでも美味しい。
シナモンロールとミートボールが有名料理。

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味付けが日本人の下に合うのかな。
特に癖のある香辛料やハーブも使わないし
脂っぽ過ぎず、魚介が好きで。

そういえば、こちらの人、太っている人が少ない。
日本人ほど痩せては居ないけど、
食事で摂取する栄養素が似ているのかも。

 
旦那さまと一緒にみんなで焼いたクロワッサンの朝食。
蘭子のお家ごはんはいつも美味しい。

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お家は24時間あたたかく、
この家族も24時間あたたかい。
屋根裏の隠れ家みたいな、居心地のよい空間。

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街はヘルシンキとは全く雰囲気が違い、
とんがり屋根の、ヨーロッパ的街並み。 

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ここでも「灯り」は上質で主役。
「照明器具」屋さんもいっぱいあるし
キャンドルは全てのダイニングテーブルの必須アイテム。


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また、イクメン多数。
街でベビーカーを押す親の半分はお父さん。

公園にはベビーカー駐輪場があり、
子供専用エリアと、犬専用エリアがあり、
福祉大国とはこういうことかと納得。
 
みんな幸せなのか、
この国の人は、凄く優しい。

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帰る日の朝、 街を散歩し、図書館へ。
ぐるりと360°、本の回廊。
またひとつ、圧巻の機能美。

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長い冬の間の長い夜の時間。

その暗闇を質の高い美しい明かりであたたかく過ごす、
北欧人のこだわり。

商業性が排除され、計画的で機能的で洗練された街。


私は精神的にも物理的にも、ここが世界で一番美しい街
のような気がしました。

突発的にお邪魔したのに、
いつもながら大きなホスピタリティで
手厚くもてなしてくれた蘭子&ハイロ夫妻、ありがとう。

いろんな新しい発見があった旅でした。
まだまだ、世界は広い。


北欧の冬が見れてよかった。


けど、やっぱり、夏も来よう。
 

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