December 2006

December 29, 2006

遠くにアリテ

思うもの


今年が終わるにあたってのコメントを書こう

(今、部屋の床一面プリントゴッコした年賀状
かわかし中なので、乾くまでの間、執筆)


ブログをやる意味はどのへんにあるのだろう
読む人にどんな益があるのだろう
書くことに統一性を持たせた方がいいのだろうか


ということはずっと考えていることです


思えばホームページを作り始めたのが
2001年だったかな、2000年だったか。
その当時は映画の寸評だけを載せていました。
結構いい数を見ていたので。

そのうち渡米して、知っている全ての人々と離れたため
わたしの近況を報告するためにホームページを使い始め
日記になって今に至るのですが


京都に来てから、友達と離れてしまい
会いたくても会えないという状況で
暇な時間もあるし
忘れられちゃうかもという焦りもあって
連絡を取るのが面倒くさい気恥ずかしい
という感情が一気になくなり
親戚とも友人とも旧友とも
コマメに通信するようになりました。


ブログってスタイリッシュに有るべきだと
思っていたけど
わたしにとっては、やはり遠くにある
わたしの大切な人々への近況報告という
意味合いがどこまでも一番強いようです

その目的をクリアにして
来年はみなさんに的確に意図が伝わるように、
さらに欲を出して、読んでて心地よく、
ハッピーになれるような文章を書けるように
努力精進しようと思います。


究極のフィクションであるブログ。
フィクションならば、少しでも楽しい嘘を。


来年もどうぞよろしく。


最後に
今年わたしの様々な活動を支えてくれたひと
(見に来てくれたひと、一緒に作ってくれたひと)
わたしの家族を支えてくれたひと
どうもありがとう。

今年結婚したともだち
今年パパ/ママになったともだち
ほんとにおめでとう。

今年たいせつなひとに出会ったひとたち
今年たいせつなひとに悪いことがあったひとたち
今年人生の転機がおとずれたひとたち
そして新たなステージにきたわたしのかぞく
来年も一緒にあるこう。


いっぱい笑って
多分涙もおなじくらいいっぱい流す
そんな来年も
わたしの生活の中にみなさんがいてくれますように



nanaco

December 28, 2006

おかえり。

お帰りなさい。

n > クイック帰京
r > クイック帰国
=何度目かの一緒に過ごすクリスマス
@国立
@ロージナ
with ストロガノフ
then 新橋ガード下
=最高の時間。

62f7077b.jpg


December 22, 2006

メイク講習会

怒濤のように仕事が山積まれた2週間が過ぎ、
今週はマッタリとしている我がS社。

昨日は仲良しの床山さん(=ヘアメイクさん)に、
メイクを(舞台のではなく日常の)教えてもらう
ことになっていた。

所詮、肉体労働者なので、メイクをちゃんとしたことがない。
なにしろ職場に着いたらすぐ、体育着のような格好に
着替えて、ホコリやペンキやオイルにまみれるので。

それでも今年は、「そろそろファンデーションくらい
塗りなさい」という母の諫言も有り、
適当に塗るようにはなった。
それにしても床山のM嬢のお肌は白くて
すべすべなのが、遠目からもよくわかる。
「厚塗りに見えたら終わりよ」という彼女のテクニックは
もはや芸術の域で、通称「奇跡の肌」と呼ばれていた。
これは、いかにメイクを軽視している私でも、
教えを請いたくなるところである。

「普段使っているメイク道具一式もってこい」
とM嬢がいうので、一式持ってこそこそ床山部屋に入る。

若手の女優さん2人もついて来て、受講者は3名。

M嬢は自分の作業をやりつつ、片手間に教えてくれるのだが
一通りわたしの道具を検分し、よしあしをコメントした上で、
まず顔を洗えと言うのでごしごし洗う。

ベースで全てが決まると言うことで、彼女はちょっと
作業の手をとめ、私の顔の右半分に下地を塗る。
手際のいいこと、いいこと。
「しっかり見てて!」といささか厳しめな先生。
そして、「左半分は自分でやりなさい」と作業に戻る。

緊張に震えながら左半分をまねして作る。
先生はその間も、手こそ休めないが、コツやおすすめの
製品を事細かにアドバイス。メモをとる女優さん。
生徒達はみんな真剣。

ファンデーション。パウダーよりリキッドが良い、
と言う先生。これは買いに行かねばならない。

フェイスパウダー。パフがなくてハケで塗ってくれる。
ハケの使い方がまさしくプロのそれ。

ハイライト。わたしの使っていたものは実は
ハイライトではない、と笑い飛ばされる。

チーク。わたしの塗り方が下手なのであきれて溜め息。

時々舞台監督が入って来て、
「お前まだそこかよ!へたくそ!」と突っ込み。

アイライン。笑われる。

アイシャドウ。叱られる。

マスカラ。見かねて、先生のやり直し入ります。

まゆげ。わたしは普段まゆげを描かないので
ここだけ左右両方、先生の手による作品。

最後に、洗顔の仕方、お手入れの仕方について
大いにダメだしとアドバイスを頂き、
第一回講座修了。

次回は先生の「創作メイク」のマネキンになる、
という約束で受講料はタダ。
せっかく綺麗にメイクしたので、
先生と、舞台監督と、衣裳さんとごはんを食べに行く。
大人のたしなみとして、
メイクは頑張ります。

before/afterの写真は撮らなかったので、
資料はありませんが、ご了承ください。
いまから、化粧品を買いに行こうと思います。

December 19, 2006

京都カフェ探訪 「茂庵」

タマコー 散歩にいくよー


2cba76c2.jpg


早速、o’newのネックウォーマーを装着したn。
その守備範囲は、もはや本来の領域を遥かに超えて上昇。

あったかい。
しかし、サングラスとの併用が異常に怪しくなるため
やむなくサングラス破棄。


さて、今日の一軒はすごいよ。

京都大学のすぐ裏にある、吉田山。
ドラえもんで言う、「学校の裏山」である。
雰囲気は、新潟高校の裏山、「松林」に似ている。
タマコを中腹に停め、登る。

2c1bffec.jpg


そんな吉田山のてっぺんまで、
ヨイショヨイショと登って行った者だけが
エンターを許される、茂庵

木々の間に隠された、仙人の館のような外観。
完全に周囲から孤立した、一戸建てなのだ。

93bf5b22.jpg


中はロッジ風。梁が見事。

5a247b51.jpg


それにしても古い。
お姉さんにきくと、
大正時代に建てられた、「もと茶室」だというので
びっくりした。昭和の間眠っていたこの館を、
2002年だかにリフォームし、カフェになったとか。
どうりで趣きが有る訳だ。

日没とともに閉店。
京都市街が一望(一望ではないな。半望くらい)できる窓。

11fa81a6.jpg


故郷の松林を思い出す。
夕闇は郷愁を溶かして燃えていた。


9a3bd8e7.jpg


タマコのもとへ戻り、
ふたりで西大路五条のJUSCOへ駆る。
駐車場に入ったはいいが、
出方が解らず四苦八苦。
見せ物のようにエンストしまくり。

タマコ、お前、バックも出来るようになれよ。

裏山の隠れ家、茂庵。

December 18, 2006

京都カフェ探訪 「cafe smile」

京都は晴れていたので油断していたが
滋賀県は琵琶湖のほとりまで来たら、
我とタマコを待っていたのはヘビーな曇り空だった。

79a0a0e4.jpg


したみち161号に並走するバイパス湖西線を
北上し始めた所で、とうとうぱらつく小雨。

さむい!!
なんじゃこりゃ

後続車はほとんどゼロだったが、
スピードを出しすぎないように
「のんきなのび太君」を絶唱しながらの安全運転。

目的地到着。へくしょいババア

52bed53f.jpg

あまりの寒さに思わず記念撮影。


タマコとnの久しぶりの遠出は大津市にある
cafe smile
今回は地図をみながら、このお店だけを目指してやってきた。

赤い看板をみつけたときの感激はひとしお。
それほど寒かったんで。

96247c23.jpg


京都市内のレトロ感演出や狭い空間を生かした
造りのカフェ達と根本的に狙い所の異なる、
自然環境と敷地を生かしたおもてなし。

やばー。
きもちいですー。

お姉さん。

68af77fd.jpg


白い3階建てのビルの3階にあって
琵琶湖が見渡せる、なんか最高な空間。
このビル全体がひとつの建築プロジェクトらしい。
店内には建築関係の雑誌がたくさんあり
アーキテクトな気分になってみた。

1月2月は冬眠するとのことなので
また春がきたら行きます。


往復100キロの幸せ旅行でした。
(京都にもどってすぐ、ネックウォーマー買いました。)

琵琶湖のほとり、cafe smile

::::最近のコメ::::