February 2009

February 26, 2009

始業前に築地市場

夜。友人から連絡あり。

「アメリカ人の友人と築地に競りを観に行くんで、一緒にどうか」


築地市場。

言わずと知れた、日本のお台所である。


私の職場のある汐留から徒歩15分の距離にあるにも関わらず、
まだ足を踏み入れた事の無いエリアであった。
しかし、脇を通るだけで、中の熱気が伝わって来るような
経済と人情の戦場といった外観を呈している。

4時半過ぎの始発に乗り、レッツGOTOザ・マーケット!!
もちろん仕事前である。始業は10時なので時間は十分。

大江戸線築地市場駅に降り立つと友人5人と合流。
昨夜は貫徹で遊んでいた彼ら。エネルギーに脱帽!

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まだ暗い5時50分。
先月16日まで、見学者のマナーが悪いという事で
外国人観光客立ち入り禁止になっていたが、再び解禁。

もうとっくに競りは始まっており、
会場を目指して市場の中を進む。


観光客はわんさか居るが、もちろん基本、市場なので、
働くみなさんは構っていられない。

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「エネトラック」という、リヤカーにゴーカートの
エンジン部分を搭載した様なSFチックな乗り物で、
人が魚がはしるはしる。
轢かれないように気をつけましょう。

あった!!!デカイ!!!!

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これが初めて見る、競りの風景。
何語?!中国語のようなイントネーションで、
スペイン語のような語感の言語を声高に叫ぶ
中央のおじさん。番号と、値段を言っているようだが。


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そのうち、おじさんの背後にあるシャッターが大きく開き、
マグロたちは各々の買い主に連れられて出荷されて行った。


その後、もちろん海鮮丼で朝ご飯!!

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うまい!!!!!!
サケイクラ丼。まだ生暖かいサケが最高。

みそ汁はあさり出汁。(しじみ?どっちだっけ健太~~)
あーー!!!旨い!!!!!げきうま!!!!!

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その後友人たちと別れ、始業まで2時間半ほど暇になったnは、
市場で春の野菜などを買って帰りました。

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ふきのとう、わらび、菜の花買いました。
おばちゃんありがとう。

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築地からは歩いて出社。
今日は二回公演。一日長いけど、頑張れる気がします。
(途中で力つきる気もしてますが)


友人たちよ、素敵な時間をありがとう。

February 18, 2009

ゆき!ゆき!ゆき!

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新潟で三泊のんびりしました。

今日はここから新橋に出勤ですが…



動くのか!!


越後線ッ!!!

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February 14, 2009

観劇レポウト『森山開次』

いやーーー、最近少しずつダンスにも手を出し始めましたけれども、
ここにもまた、超絶身体を持った人間がひとり。

森山開次

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コンテンポラリーダンサーである。日本の伝統芸能を取り入れた独特の世界観があり、世界中で高い評価を得ている人。

なんであるが、映画や舞台で俳優活動していたり、NHK教育テレビのレギュラー持ってたりと、多方面で活躍のひとである。

先日NOISMを見た時に折り込みチラシが入っていた。
彼の写真を見た瞬間、
「このひとめちゃめちゃかっこいい!!!!生で見たい!!!!」
という単純に風貌が好みであるというだけで(私なるべく
シンプルな顔立ち好きです、よろしくお願いします)
観劇を熱望していた。部屋の壁にチラシを貼って眺めていたほど。
まあ人気公演なんで取れないだろうと、諦めていたんですが、、


これが数奇なご縁でお近づきになった新潟の演劇界の要人が、
新国立での完売チケットを関係筋から入手して下さった。


ひゃっほおーーいい!!!
浮き足立つ私。


しかし楽しみな予定を入れた日には必ず仕事がトラブる
というジンクスを持つ私。

この日も予想通りの展開であった。

森山開次のステージは19時開演だったにも関わらず、
仕事が終わったのが19時半。


あたしはまだ作業着なのに、開演しとるやんけ。
周囲に、御愁傷様ムードただよい、慰められる。



でも、諦めてなるか!!!



ということで、オツカレサマデシタの挨拶もそこそこに
職場を飛び出し、新橋にてタクシーに飛び乗るや、
「高速使っていいから、とにかく一番早い方法で初台へゆけ」
と運ちゃんに命じる。

運ちゃんはなかなか抜け道にも精通した玄人で、私は25分で
新国立の正面玄関に降り立ったのである。


3部構成の短編集であったことが幸いし、なんとか第2部の
終盤に到着。コンテンポラリーにも色々あるが、とりあえず、
途中から見たらだいたい意味が分からない。

でもかっこいい人が、美しい舞台の上で舞っている。
それ以上、何が要るというのであろう。


第3部。


彼の作品は多く能の古典に着想を得ているが、
この「狂ひそうろふ」もそう。太鼓の天才少年が黄泉の国から
よみがえる、という物語であるらしい。


真紅の額縁が舞台中央に吊られている。
そこがうつつとの境界線。

彼がそこをくぐると、舞台の四隅の暗闇から、前身(顔も)まっ黒な
セネガル人パーカッショニストが4名登場。
時に舞と調和し、時に挑発し、高まり合ってゆく音と鼓動。
時折、妖しの呼び声のように、能の謡が鋭く響く。


最後にダンサーは背中を向けた。舞台奥から、光が射すと、
ダンサーの体の輪郭が、バケツをかぶったような汗で、
この世の物とは思えない光を放ったのだ。ここまで計算済み。


うーん。参りました。
この第3部だけでも、高速ぶっとばすだけの価値はありました。
チケットをとって下さったお兄様に感謝。


そして森山氏がカーテンコールで見せた屈託の無い笑顔に、
やられましたね。参った参った。肉体美ばんざい!!!!!


森山開次オフィシャルブログ

作品集ブログ

February 05, 2009

マチソワめし「イクラ丼」

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業界用語なのか万国共通なのか、

昼公演をマチネ
夜公演をソワレ
という。


フランス語である。(多分)

そして1日2回公演を、「マチソワ」という。


必然的に、労働時間が長くなるため、
「マチソワ」という単語には「筋トレ」と同様の
「肉体的にキツい」というニュアンスが
ついて回るのである。



近年わが劇団では、マチソワは土曜日のみと相場が決まっていた。
週末なので、何とか頑張ることが出来る。


ところがこの不況のあおりで今月より、
「平日マチソワ」なるものが登場。すなわち、
週の途中、水曜や木曜に二回公演である。
休日目前だからこそ何とかなっていた
土曜マチソワでも渾身の力を振り絞ってギリギリだったのに。


週8公演。このペースで夏まで、である。
一体何を頼みに乗り切れというのか。



という訳で、またお楽しみ企画考えました。
毎週平日マチソワの日に限り、炊き出しを行うことに。


その名も「マチソワめし」。


実家のばあちゃんに頼み、35歳いまだ現役の炊飯ジャーを借りて。
本日午前中、クロネコで劇場搬入。

米は新潟の魚沼産コシヒカリを加島屋から
通販で購入、おいしい水で炊きました。
初回の今日はいくらご飯。
6合半炊いて、一膳100円。
スタッフさん、営業さん、指揮者さんなど
集まって、ワイワイ食べました。
みんなで食べると飯はうまい。


マチネとソワレの間に配膳するためには、
ジャーの炊飯ボタンをマチネの本番中に
給湯室まで押しに来なければならない。
アンティークの炊飯器にタイマーはない。

舞台監督は細かいタイミングまで指示して下さいました。


来週は何ごはんにしようかな。

February 02, 2009

深大寺温泉 ゆかり

これで25連勤。

あまりの休日のなさに、「意地でも今日、温泉に行こう」
と、昨日思い立つ。

昼から行ける温泉と言えば、その昔、ラクロス部のみんなと
出かけた、武蔵境と調布の間にある日帰り温泉施設、そう、
深大寺温泉 ゆかりである。


特に綺麗なわけでも、感動的なサービスで迎えてくれるわけ
でもないのだが、都心から離れているし、とにかく仕事から
頭を離したかった。


調布駅から、送迎バスで10分。
武蔵境からだと20分。

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一応、ちゃんと掘り当てた湧湯である。
疲れた心身には、武蔵野温泉で十分、事足りる。

それぞれは小さいのだが、およそ10種類の湯船がある。
追加料金で岩盤浴も出来るので30分試す。老廃物だせだせ。
そのあと足つぼ20分。右足の親指だけ異常に痛かったので
「イタタ!!そこ悪いみたいです。なんのツボですか。」
と聞いたところ「頭です」「‥‥頭が悪いと。」
1日入浴券と合わせて、締めて4600円。
これだけゆっくりできるなら、高くない。


箱根や伊豆まで行かなくても、半日あれば、温泉は楽しめる。
次は大江戸温泉にしようかと。

::::最近のコメ::::