March 2009

March 26, 2009

スティール・パン★ライブ

スティール・パンという楽器をご存知でしょうか。




とどのつまりは、ドラム缶。



先週のある日、うちの音響さんが、
「ライオン○ングのパーカッションさんが
面白いバンドをやっているから聴きに行く」
と言うので、連れて行ってもらったのです。

わたし「どんなバンドなんですか」
音響さん「7人居て、全員、打楽器」
わたし「ほう、、、」


バンド名はRustic Pans(ラスティックパンズ)
下北沢は440(フォー・フォーティ)にて。


これです。↓

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ウィキペディアによれば、
「スティールパン(Steelpan)は、ドラム缶から作られた音階のある打楽器」。

カリブに浮かぶ共和国、トリニダード・トバゴで、
楽器演奏を禁じられた黒人たちが、
ドラム缶を叩いて音色を奏でたのが始まりらしく、
歴史は比較的新しい。
カリブですので、キューバンな感じですので、基本曲調はカーニバルなのです。


詳しくはこちらで。


と、調べてみればそういうことでしたが、
その日は全く予備知識ゼロで行ってしまいました。
面白いのか、その「全員打楽器バンド」。


ライブハウスに入ると、ステージ上に大小様々のドラム缶が、所狭しと並んでいた。


ほんとにドラム缶やんけ。


写真のように薄切りのが、中央に三台。
奥の左サイドに、およそ半分くらいの厚切りが数台。
反対サイドに、まるのままの普通のドラム缶4台。
中央奥に、ドラム缶ではない、通常のドラムセット。
あと、コンガとか、タンバリンとか。

どうなんだこれ。
そしてライブ開始。


まずは、高木BOOに似た、アフロでジャージのおじちゃん登場!!
他のメンツも、ひとクセふたクセありそな関西男たち。
ぞろぞろとステージに登る。



そして演奏開始。




凄かった、、、、





ゴキゲン!!



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金属を叩いているだけなので、
下腹に響くような音ではなく、肺のあたりにじんじん来る。

ラテン、カーニバルなんだけど、日本の懐メロもやってみたり、
ルパン三世やってみたり、サービス精神が異常に旺盛。
とにかくバンドとして素敵。お客さんを笑わせる笑わせる。


この日はスペシャルゲストでLITTLE TEMPOというバンドの
HAKASE-SUN(はかせさん)が競演。

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アヴェマリアやトロイメライなどのクラシックを
レゲエ調にアレンジし、鍵盤ハーモニカで参戦。
センスよし★☆


陽気で容器な夜でした。


みなさん、聴きたくなったでしょ!!
Rustic Pansのライブ映像は
こちら、youtubeにて!

メンバー紹介、簡単な楽器紹介も折り込まれた親切映像も
こちら、youtubeにて!

March 22, 2009

観劇レポウト『珍しいキノコ舞踊団』

「めがね」という映画がありましたが
(過去のレビュー記事はこちら

あの作品中、
もたいまさこが指導する奇妙な体操が、
一つの見せ場を作っていました。

その名も「メルシー体操」。
なんとも形容しがたい、
複雑ではないけれど誰も思いつかない、
脱力感溢れるキテレツな身体表現であり、
一度見たら忘れられないものでした。


さて、あのメルシー体操を振り付けた
伊藤千枝さんが主宰のダンスカンパニーが、
このたび観ました「珍しいキノコ舞踊団」です。

タイトルは『The Rainy Table』。

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小劇場系のチラシで名前は頻出ですので
気になってはいましたが、見るのは初めて。
三軒茶屋のシアタートラムにて。



このたびはメディアアートの先駆集団、
plaplax(プラプラックス)とのコラボで、
全編に映像を多用した、不思議な世界観でした。


ダンサーは6名。すべて女性。
コンテンポラリーなんですが、
先述のNOISMや森山開次のような、
驚くべき身体能力とか超絶技巧というものは全くなく、
むしろ「めがね」な奇妙な組体操、といった感じ。


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映像で、事前に録画しておいた
同じダンサーたちの同じ動きを映写し、
何十人も踊っているように見せたりとか、
ダンサーの動きに合わせて映像を
リアルタイムで加工したりとか、

インタラクティブな要素が強い使い方をしていて
映像であるのに「ライブ感」を出す事に
こだわっているように感じました。



あまりキノコに関する事前知識なしで行ったから、
わりと一般的なダンスカンパニーを求めて
見てしまったのかもしれません。

このカンパニーは本来、劇場空間だけでなく、
屋外やビルのエントランスなど、
非常に「実験的な」パフォーマンスを
大きく評価されているチームでした。



なので、舞踊団というからには、もう少し、
身体の動きが素人離れしていて欲しかったかなあ…
っていう感想持っちゃったんですよね。

コンテンポラリーだから型に填まる必要はないんですが、
あれなら私でも出来るよ、と感じちゃったら
見るほうはちょっと残念ですよね。


勿論簡単に見えるリフト(お互いの身体を持ち上げる)なんかは
訓練してなければ到底出来なくて、
見た目以上にすっごく難しいことをやっているのでしょうが…


どんな舞台でも、やはり客としては、
驚きたい。っていう欲求を抱えて劇場に来るので。

ダンスの場合は、それが身体性への驚きであることが
多いんでそのように期待したのですが、
キノコの場合はより演出的な驚きを得意とするんだな、

ってことでした。


今回は映像とのコラボ、とか、条件も多くて
いつものキノコとは違った趣向ということだったので、
キノコ単独の、キノコらしい演出も見てみたいと思います。

March 08, 2009

マチソワめし「角煮丼」

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あっという間に3月に。

最近息をつく暇もないほど働いちゃってます。


さて多忙に負けず、過酷な二回公演を乗りきるために始めた
マチソワめしが好評です。第五回目の今週は角煮丼でした。


ちなみにここまでのラインナップは
イクラ丼
カレーピラフ
高菜めんたい飯
ひじきごはん


業務用スーパーの「肉のハナマサ」にて、
豚バラ1.5kg購入。
なかなか居酒屋のようなトロッと感は難しいですね。
味は悪くないが、食感はもう一つ、という角煮が完成。

希望者は前日までに申請するのだがこの日は15名。
8合の飯を炊き、角煮と小松菜、白ネギ千切りで配膳~!


角煮は極めたいですね。
芋焼酎で下茹でするべきだそうですが、
残り少ないいいちこ(麦)しかなくて残念。
次こそ、あのトロッと感を!!

それにしても1.5kg体重が増えるって、
かなり恐ろしいことなんだなって、
ずっしり重い買い物袋を手に、実感しました。

::::最近のコメ::::