August 2010

August 31, 2010

七色館長

小出郷文化会館。

私が現在、キッズでお世話になっている、魚沼市の文化会館だ。
そして日本の公営シアター業界で、この名を聞いたことがない
関係者は、いないであろう。


何が凄いって館長さんが凄い。

七色館長、なのだ。
公式サイトはこちら

これほど地域と人に愛されている公営施設を見たことがない。
日本中探したって、そうないだろう。

約15年前にオープンした時、館長に推されたのは
市の職員ではなく、町の工務店の大工さんだった。

何の見返りも求めず、ただただ館長を助けたくて資金援助を
続けるサポーターズクラブ。

会館の懐を痛めない独立採算で割引チケットを配布してしまう
友の会。

登録制のボランティアチームを組織して勝手に勉強を重ね、
勝手に実力をつけていくステージスタッフチーム。


こんな強力な地域一丸体制に見守られた文化会館は、
希有中の希有である。

会館の敏腕アートマネージャーさんが講師を務める
アーツ・マネジメント講座に参加させてもらった。
朝っぱらから白熱の議論を繰り広げる、熱い熱い二日間。

この会館には、物凄い求心力がある。もう、磁力といってもよい。
渦の中心にいるのが、館長さんだ。

この館長さん桜井氏は、穏やかに微笑んでいるだけのように
見えて、卓越した情報収集能力とずば抜けた人望で
小出郷を日本屈指のパブリックシアターに押し上げた。


そのうえ、バンドマンであり大工さんであり、、、。
脱帽。


館長さん、お誕生日おめでとうございます。
講座の中で、nに時間をいただきました。
その記事を書いていただいています。

ありがたいことですが、「舞台裏すべてを身に付けた」は嘘ですね。
正しくは、「いつまでたっても身に付かないからいつでも同じと諦めた」。

です……。
脱力。

庄内もっけだフェスティバル その意義

8月11日、12日に山形県酒田市で開催したイベントの
レポートが、ここまで遅れてしまった理由は3つ



1) キッズミュージカルが忙しくて余り家に帰らない
2) 委員長がなかなか記事を書かないから先に書きづらい

そして

3) なかなか消化できなかった


久しぶりに全力を傾けた、大きなイベントだったのです。
私にとって。この記事は、実行委員としての見解ではなく、
イベント参加者としての、個人的な感想です。

庄内もっけだフェスティバル公式サイト


日本海と庄内平野を持つ、
豊かな自然と食文化に恵まれた町、酒田市。

ここは大学時代からの友人、ayateの故郷であり、
音楽好きの彼が3年前から取り組んできた、
町おこしイベントの手伝いをすることになった。

このイベントの希有なところは、単なる音楽好きのための
集会ではなく、庄内の良さを堪能するためのツールとして
音楽を使っていること。

ありがとう、すみませんを意味する庄内弁「もっけだ」を合言葉に。


出演アーティストは山形県内と、東京、神戸、京都から
集まった全14組。出演者にはそれぞれの「もっけだソング」の
演奏をお願いし、会場が大合唱できるテーマソングも製作。

庄内バーガーやだだ茶豆配布、地元の写真家や画家の
町や自然をテーマにした作品を展示するなど、

その開催趣旨を常に見据え、ぶらさなかった。
金銭的、労力的に無理があっても、貫いた。

2日間の日程で来場者数はのべ約150名。
出演者やスタッフが50名以上いたので、
実質200名以上が、酒田駅前のライブハウスに足を
運んだことになる。

しかも、下は高校生から、(ママに連れられてきた小学生も!)
上は還暦前後まで。ライブが主眼ではなく、ロビースペースで
ずっと飲み語らっている一団もいたかと思うと、
出演メンツの豪華さに惹かれて、東京から参戦したファンもいた。

当日、ツイッターのイベント関連つぶやき集はこちら!


あれが適切に楽しめるフルキャパだったと感じている。
大盛況だった。お客さんは本当に楽しんでくれていた。



でも、このもやもやは何だろう?


実行委員長のayateは、どう感じているのだろうか?
彼の出す声明は余りに多くの人に読まれるし
実行委員全体の声になってしまうから、慎重であろうし
もともと腹の内を見せないやつだ。真意は解らない。


3回目だった今回、これまでの2回にくらべ、格段に規模が
大きかった。出演者も、日程も、それに伴い予算も、処理項目も。

彼はどうしても、このフェスを大きくして行きたかったようだ。
前回と同規模ではダメ、前へ、上へと。


しかし経験、資金、人材が到底足りていたとは言えなかった。
結果、端々に不手際が出たり、厳しいご指摘があったのも事実。


ayateは常に客観的で冷静な状況判断が出来る人だが、
他人の気持ちや立場や人情を、何よりも大切にする。

そんな彼には、今回円満に行かなかった部分と、来年これ以上の
規模に拡大することへの不安が、重圧に感じられているだろう。



でも、彼の作った、この曲を聴いてください。
「もっけだ協奏曲」 ayateのmy spaceで視聴


この曲を聴いたときに皆さんが感じたと同じあたたかい、
何か嗚咽したくなるようなあたたかい懺悔を、
あの会場に居た誰もが感じた。

と私は思う。


町おこしイベントひとつやったからって
突然経済活動が活発になったり
優秀な人材同士が運命的に出会ったり
町の若者たちが後に続こうと言い出したり


そんな奇跡は起こらない


けれど

大切だと思っているものがあるとちょっと誇りを持ち
もっと大切にできるのにしなかったとちょっと反省し
自分の周りに人がいると知りちょっと勇気をもらう


それが、どれほどどれほど貴重で
どれほどどれほど、なし得難いことか。



ねえ


なのに出来たんだよ


少なくともここに一人、あのフェスによって
ハートに火をつけられちゃった田舎者がいたとして
それが面白いことを考えて行動し始めちゃったら
それでも来年のことを君は悩むのかい?


その人は来年も君が戻ってくるのを待っている

その陰に


もっと多くの人が待っている


「もっけだ」という言葉に、ごめんなさいの意味があることが
今はとても、しっくり来るよ。それがあるから、前に進めます。




この新潟人は、庄内が、大好きなのです。

August 26, 2010

こいでまつり

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今日はこいでまつりです。今年初、
いや6年ぶりの花火大会。



警備でしたが。


August 24, 2010

本日テレビ出演。

新潟の皆さん、こんにちは。

本日24日、午後4時40分ころから、テレビ新潟の
「新潟一番」内の情報コーナー「テレビ伝言板」に
変な格好で、出ます。

見れる方は見てくださいまし。

また、同じくテレビ新潟で9月8日(水)、午後9時54分から、
「きらり夢ファイル」という番組で特集していただくことに
なりました。子供たち相手に激闘を繰り広げる、nacoの
姿がご覧いただけます。

見れる方は見てくださいまし。


げいのーじんよ★
全編、黒のつなぎですが。

nanaibashi at 08:11|PermalinkComments(4)TrackBack(0)

August 23, 2010

こんじょう めかけ

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こんじょう めかけ


宮崎県産で強そうだ


::::最近のコメ::::