May 2012

May 30, 2012

生徒たち、成長。

若者って素晴らしい。

と感じることが最近多々、あります。


市内の専門学校「i-media」で舞台基礎講座を開講して
やっと2年目になりました。6月9日、10日の修了公演に
向けての製作期間も大詰めに入っています。

俳優タレント科修了公演「喜劇 伝次郎の恋」
学校オフィシャルブログ記事はこちら。入場無料。

action


昨年の記事「大道具講座、開講」 の時には、
まったく基礎知識のない若者たちに、工具の名前と使い方を
教えるところから始まって、、いや、学校にもともと工具がほとんどなく、

私も教えるの初心者だったんだなあ~って思います、
ものすごく効率が悪くて、時間はかかるわ質は低いわ、 
正直、目も当てられない大道具で無理やりやったのでした。 


今年はあらかじめ学校側に意見状を提出。
「工具と材料があり合わせの物しか頂けないと、
生徒たちに何も教えられません!どうかお慈悲を!
(慈悲と言うより、とにかく予算を!)」

と訴えたところ功を奏し、トラックに一杯の木材と電動工具を
買ってもらいました。本当にありがとう、先生!

そして驚いたのは、昨年1年生として、先輩たちのヘッピリ作業を
手伝っていた今年の2年生たち。


本当に驚くほど、上達しました。

 
パネルたたき、木脚たたき、幕の縫製、塗装、とチームを分けて
やっていても、きちんとチーフを買って出る子がいて、新一年生
たちに教えながらどんどん作業が進みます。

下手なところは、「ここ、汚いよ」というと、「やり直します」
といってごまかさず釘を抜き、糸をほどき、自分たちが納得するまで
やり直してくれます。

若いって素晴らしい。


昨日稽古をみました。まだまだ、全然でしたけれど、
あと2週間、可能性は無限大。若いから。

いい作品になるように全力で応援しよう。 
ちゃんと見本になれるように、手を抜かないように、

ズルするなよ、先生!





……あ、若くない方からつっこみ頂きました。
若さじゃなくて気の持ちようだって。
逃げ場、なし!!(笑)


May 28, 2012

東京から凱旋

皆様、ご無沙汰しておりました。

二週間近く、東京で劇団のお仕事をさせてもらってきました。
久しぶりに満員電車で毎日潰されて、朝から晩まで休みなく働いて、
一日三食コンビニご飯で、ビール片手に机の上で寝てしまうという毎日でした。


よくやっていたな、こんな生活。


いまやもう無理、と思いつつ3日くらい経つと体も思い出して、
難なくついてきてくれるのが恐ろしかったです。

作品を前に進めるために、全力を尽くすスタッフさんたち。
まだうまくいかないところは多かったけど、不眠不休で「いい作品」の
ために戦う人たち。久しぶりに勇気をもらいました、自分も頑張ろうと。


初日をみることなく新潟に戻って、バレエの照明の現場に入りましたが、
しかし、この、刺激の違い。

舞台袖を仕込みながら、「ここ、暗くて危ないから、灯りを足しますね」
と提案したところ、「頼まれてないことはやらないで」と逆に叱られる始末。


わかります。


ここは、劇団ではないのだから、
みんながひとつの作品のために戦っている現場ではないのだから、
発注されたこと以上のことに手を出したら経済がなりたたなくなるのだから、

わかりますよ。
大人ですから。


でも、つまんないです。
反吐がでそうです。


舞台人ですから。


(※誤解のないように申し添えます。これは東京と新潟の文化レベルの
違いではありません。仕事の請け負い形態の差です。私が新潟で
入った現場は、作品や進行には触れず単に「照明」を受注しただけ
だったので、その範疇を超えることは契約にない、ということです。
これは東京の現場でも同じことです。あしからずです。)




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May 16, 2012

スカイツリー!

東京です。劇団のお仕事を頂きました。
ありがたいことです。
久しぶりに大きくてワクワクする現場です。


ただいまスカイツリーのそばのホテルに停泊中。
デカイ!!!

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May 12, 2012

ドラえもん

友人と話していて、きちんとまだ全編観ていなかったことに気づき、
慌てて観ました。

もし、まだ観ていない人がいると行けないので貼っておきます。
キャスティングセンスに感動します。




小さいころ、アホみたいにドラえもんが好きでした。
秘密道具の解説とか、全部出来ました。

実写映画化しないことを切に祈ります。

May 10, 2012

バンブーハウス

水と土の芸術祭

2009年に初開催された、新潟市を中心にした
現代アート・トリエンナーレ(になろうとしている2年ぶりの美術展。)

9月から本格開催なのでしょうが、前回好評を得た王文志氏の
作品、浴火鳳凰(通称バンブーハウス)の先行公開を、
友人のあーちゃんと観てきました。

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基礎の一部を除いて、全部竹で出来ています。

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前回2009年の展示の際には台風で一度飛ばされ、
再建されたという過去あり。

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 昨日はちょっと曇りだったので、木漏れ日が弱かったのですが
天気がいいと、また全然違った表情になると思います。 
 
夜は隊とアップされるようで、照明が仕込んでありました。
ぜひ見に来たい。NSTの前のやすらぎ堤に公開展示中。 
夕方は18時までです。 
 
全部竹。日を追うごとに茶色く変化していくお家。

凄いよなあ。雨が漏るから住めないけど。
中央は掘りごたつ式。 夏は涼しくてよさそう。


前回の2009年の祭典では、中越でやっている妻有の
大地の芸術祭にのっかって開催された印象があったのですが
ぜひ今回は新潟市の独創性も出して、差別化してってもらいたい。

::::最近のコメ::::