September 2012
September 06, 2012
組織って。
「組織」に入ったのですが。
その組織の向こうとしている方向と
自分自身の身体の方向が
同じであることって、最低限必要なんだな。
劇団にいた時、やり方に対する理不尽とか納得できない
こととか、ズルイとかシンドイと思うこと、はありましたけど、
組織の向きと自分の向きはぴったり合っていたんですよ。
だからシンドくても、納得して仕事をできていました。
常に経営努力があったから。
今なあ。
その向きが違う、のが辛い。
でも私、自分の向きを変えたら、自分じゃなくなる。
調整可能な範囲のズレではないから。
では、どうするか。
解決策はただ一つ。
組織の向きを変えさせる。
できるのか、そんなこと。
ちっぽけな個人に。
以上、愚痴。
今日は、雨だから。
その組織の向こうとしている方向と
自分自身の身体の方向が
同じであることって、最低限必要なんだな。
劇団にいた時、やり方に対する理不尽とか納得できない
こととか、ズルイとかシンドイと思うこと、はありましたけど、
組織の向きと自分の向きはぴったり合っていたんですよ。
だからシンドくても、納得して仕事をできていました。
常に経営努力があったから。
今なあ。
その向きが違う、のが辛い。
でも私、自分の向きを変えたら、自分じゃなくなる。
調整可能な範囲のズレではないから。
では、どうするか。
解決策はただ一つ。
組織の向きを変えさせる。
できるのか、そんなこと。
ちっぽけな個人に。
以上、愚痴。
今日は、雨だから。
September 03, 2012
夢ひかり9月末本番、稽古ちう
会社員生活を始めたら、やはり「半分趣味」で関わっていた
魚沼のキッズミュージカル「夢ひかり」に割ける時間は減った。
今まではフリーだったので、個人と契約してもらっていたところを、
会社に発注してもらう形にしたのだが、会社の定価は私個人の
定価の約2.5倍であるため、同予算枠内で納めるために、
必然的に稽古に参加する回数が2.5分の1になってしまった。
夢ひかりには経済的に大きな負担を強いている。
金額の変更は完全に私の都合なのに、変わらず私を呼んでくれた
夢ひかりにとっても感謝をしているし
より、プロ意識を持って臨まなくては、2.5倍効率を上げなくては
と魂の震えるような想いをしています。
昨日は久しぶりに稽古に行きました。
稽古場の準備をして、まずは青空作業場を観に行きます。
大道具は、今年もパパママ戦隊が大活躍。
今年の棟梁は建築屋さん。私がデザイン画を描かせてもらっているのですが、
「設計図も要りますか?」というと「要りません。寸法だけ正確に下さい」という。
そして出来あがってくる道具をみると、大道具あがりの私には想像もつかない、
斬新なアイデアで組まれているのです。
今回は舞台に高台を組むのですが、床下にちょっとした仕掛けが必要で、
劇場備品の開き脚だけではだめだなあと悩んでいると、
住宅の基礎に使う「型枠」という薄くて頑丈な土台を作って下さって。
建築関係の方のやることは、精緻で頑強で美しい。勉強になるなあ。
そして、ようやく見ることができた通し稽古。
物語の持つパワーが例年になく大きいことに気づく。
タイトル「サラとベイシラマナの森」。
ベイシラマナとは、毘沙門天のこの地域での呼び名です。
この地域は、特に毘沙門天とのつながりが深く、子供たちは小さなころから
毘沙門天信仰のお経を自然に口ずさんでいるほど。
魚沼の子供たちが主人公で、魚沼の森が舞台の、ファンタジー。
冬が厳しい大地の持つ、溜めて溜めて爆発させるパワーとか、
森や川の自然に宿る神様のすぐ近くに生活があるということとか
日本でも、ここの子供たちにしか作れない物語になっている。
脚本家、演出家が、子供たちとこの地域をよっく見ている物語。
音楽にもゾクゾクするような情感や、思わず唸る仕掛けがあって、
(あの曲調に、あの民謡が重なってくるところとかは、もう鳥肌。)
素材は本当に魔法のよう。あとは子供たちの思い切りにかかっている。
小道具も和太鼓、唐傘、下駄、能面など和方面を多彩に揃え、
そして、私の舞台転換の手腕にかかっている!多分!
本公演は9月29日、30日。本作は残念ながら東京公演はありません。
これ、ぜひ魚沼の外のお客様に見て頂きたい。
この土地の持つパワーがそのまま舞台に乗るような作品になるはずです。
ぜひ新潟市から、東京から、世界中から観に来て下さい。
魚沼の田んぼは、ちょうど刈り入れ週です。黄金の世界が観られるはず!
秋の足音がする魚沼でお待ちしています。
公演情報はこちらです。
魚沼のキッズミュージカル「夢ひかり」に割ける時間は減った。
今まではフリーだったので、個人と契約してもらっていたところを、
会社に発注してもらう形にしたのだが、会社の定価は私個人の
定価の約2.5倍であるため、同予算枠内で納めるために、
必然的に稽古に参加する回数が2.5分の1になってしまった。
夢ひかりには経済的に大きな負担を強いている。
金額の変更は完全に私の都合なのに、変わらず私を呼んでくれた
夢ひかりにとっても感謝をしているし
より、プロ意識を持って臨まなくては、2.5倍効率を上げなくては
と魂の震えるような想いをしています。
昨日は久しぶりに稽古に行きました。
稽古場の準備をして、まずは青空作業場を観に行きます。
大道具は、今年もパパママ戦隊が大活躍。
今年の棟梁は建築屋さん。私がデザイン画を描かせてもらっているのですが、
「設計図も要りますか?」というと「要りません。寸法だけ正確に下さい」という。
そして出来あがってくる道具をみると、大道具あがりの私には想像もつかない、
斬新なアイデアで組まれているのです。
今回は舞台に高台を組むのですが、床下にちょっとした仕掛けが必要で、
劇場備品の開き脚だけではだめだなあと悩んでいると、
住宅の基礎に使う「型枠」という薄くて頑丈な土台を作って下さって。
建築関係の方のやることは、精緻で頑強で美しい。勉強になるなあ。
そして、ようやく見ることができた通し稽古。
物語の持つパワーが例年になく大きいことに気づく。
タイトル「サラとベイシラマナの森」。
ベイシラマナとは、毘沙門天のこの地域での呼び名です。
この地域は、特に毘沙門天とのつながりが深く、子供たちは小さなころから
毘沙門天信仰のお経を自然に口ずさんでいるほど。
魚沼の子供たちが主人公で、魚沼の森が舞台の、ファンタジー。
冬が厳しい大地の持つ、溜めて溜めて爆発させるパワーとか、
森や川の自然に宿る神様のすぐ近くに生活があるということとか
日本でも、ここの子供たちにしか作れない物語になっている。
脚本家、演出家が、子供たちとこの地域をよっく見ている物語。
音楽にもゾクゾクするような情感や、思わず唸る仕掛けがあって、
(あの曲調に、あの民謡が重なってくるところとかは、もう鳥肌。)
素材は本当に魔法のよう。あとは子供たちの思い切りにかかっている。
小道具も和太鼓、唐傘、下駄、能面など和方面を多彩に揃え、
そして、私の舞台転換の手腕にかかっている!多分!
本公演は9月29日、30日。本作は残念ながら東京公演はありません。
これ、ぜひ魚沼の外のお客様に見て頂きたい。
この土地の持つパワーがそのまま舞台に乗るような作品になるはずです。
ぜひ新潟市から、東京から、世界中から観に来て下さい。
魚沼の田んぼは、ちょうど刈り入れ週です。黄金の世界が観られるはず!
秋の足音がする魚沼でお待ちしています。
公演情報はこちらです。