November 2013
November 13, 2013
100円ショップで作るクリスマスリース
築75年の古民家を、汚く使っていても町内のお目汚しなので、
うちの玄関は楽しく飾りつけることにしています。
一年中、夜は電飾が煌めいている変な家です。
ハロウィンのかぼちゃディスプレイが終わったので、
次はクリスマスだ!
と思ったのですが、そんなに予算はナーーーイ!
というわけで100円ショップの材料と、裏の松林で拾ったものだけで
落ち着いた色合いのクリスマスリースをつくってみました。
ベースの輪っかは直径20cmくらい 100円。
赤い実と緑の葉っぱ、松の葉は造花。バラして配置。100円。
トイレに2年くらい置いていたポプリから赤系を選ぶ。これも100円でした。
裏の松林で拾い集めた松ぼっくり。ドリルで穴開け。
各種素材を、100円ショップの園芸用インシュロックでベースに固定。
そこらへんに残っていた白ラッカースプレーを吹いています。
最後に玄関のドアにインパクトでビスを打ちこんで固定。
(※おばあちゃん、ごめん)
しめて300円也。ちーん
育てているアイビーをちょっと切ってきて活けてみた。
築75年の日本家屋がドアだけ洋館風になりました。
ちなみに番地を表す金属のナンバープレートも100円ショップです。
ビスで固定(※おばあちゃん、ごめん)。
工作の材料はなんでも100円ショップで揃うから楽しい時代です。
昨日、裏山で松ぼっくり採取しているとき雪降ったけど…
この寒さはまた回復するのかな?
「秋」のあいだに、もうひとつ、玄関周りでやりたいリフォームがあるんです。
お天気待ちです。おたのしみに!
うちの玄関は楽しく飾りつけることにしています。
一年中、夜は電飾が煌めいている変な家です。
ハロウィンのかぼちゃディスプレイが終わったので、
次はクリスマスだ!
と思ったのですが、そんなに予算はナーーーイ!
というわけで100円ショップの材料と、裏の松林で拾ったものだけで
落ち着いた色合いのクリスマスリースをつくってみました。
ベースの輪っかは直径20cmくらい 100円。
赤い実と緑の葉っぱ、松の葉は造花。バラして配置。100円。
トイレに2年くらい置いていたポプリから赤系を選ぶ。これも100円でした。
裏の松林で拾い集めた松ぼっくり。ドリルで穴開け。
各種素材を、100円ショップの園芸用インシュロックでベースに固定。
そこらへんに残っていた白ラッカースプレーを吹いています。
最後に玄関のドアにインパクトでビスを打ちこんで固定。
(※おばあちゃん、ごめん)
しめて300円也。ちーん
育てているアイビーをちょっと切ってきて活けてみた。
築75年の日本家屋がドアだけ洋館風になりました。
ちなみに番地を表す金属のナンバープレートも100円ショップです。
ビスで固定(※おばあちゃん、ごめん)。
工作の材料はなんでも100円ショップで揃うから楽しい時代です。
昨日、裏山で松ぼっくり採取しているとき雪降ったけど…
この寒さはまた回復するのかな?
「秋」のあいだに、もうひとつ、玄関周りでやりたいリフォームがあるんです。
お天気待ちです。おたのしみに!
November 11, 2013
わたしのせいじゃない
先日、庄内もっけだフェスティバルの宣伝材料のために
「おにぎりを握って撮影してほしい」と依頼されたので、
「お安い御用」と言って、握りました。
断っておきますが、かなり原始的な生活をしている私の家にも、
文明の利器、炊飯器があります。鍋で炊いている訳ではないのです。
しかし、出来あがった写真を見せたところ、色々な方から
「まずそう」という批判を頂きました。
この女、おにぎりひとつ、美味しく握れないのか。
水を入れてスイッチ押すだけじゃないのか。
どれだけ料理が下手なんだ。
という驚愕が、その心の声の響きに含まれていました。
これは釈明の余地はありません。実際にそのおにぎりは、
ご飯カッチカチで、水分が足りないせいか米粒が手にくっつき、
形も決まらないし、余計なところが割れたりして、そこを塗り込めたりして、
もう最悪の艶感で、見た眼に比例して食感も最悪でした。
しかし、 私にはふたつの仮説があった。
このご飯のまずさ、わたしのせいじゃないのではないか。
私はお世辞にも料理が上手いとは言えないし、
このところずっとご飯がまずいけれど、以前はここまでじゃなかった。
仮説(1)
米が悪い。車を買っちゃったりしたためにここ最近食費を切り詰めており、
新潟に住んでおりながら、私はコシヒカリを食べていない。
新潟産の別品種、もしくは他県のお米。
しかし、最近はどこの米でも、国産米で「まずい」なんていう米はないですよね。
では何か。
仮説(2)
炊飯器が悪い。私が使っている炊飯器は、これ。
「Genki-kun」。こちらの炊飯器、私が高校を出て上京をしたときから
ずっと使い続けている一品。つまり、まもなく就業15周年なのだ。
スイッチは一つだけ。タイマーはダイヤル式。
3合炊きで、単純な機構なだけに壊れない。
これで何百回ご飯を炊いたことか。
でも、確かに最近、保温をしておくとすぐにカッチカチになる。
炊きあがりも、浸け置き時間に関わらず水分が足りない感じに
仕上がるくせに、サイドはぐちゃぐちゃみたいになる。
そんな状態で半年以上、米のせいにしたり、自分の腕のせいにしたり
して嘆きながらご飯を食べてきた。
炊飯器のせいとは限らない。
でも、容疑が残る以上、思い切って、買い替えたい。
しかし、昨今の炊飯器は高い。壊れたわけじゃないので、
よっぽど美味しさが改善できるのでなければ買い替える意味ないけど、
絶対美味しく炊けそうな炊飯器なんて三万もする!
ほんとにそんなに違うのかよ!
そんなとき、実家の炊飯器が壊れた。
なんと実家の炊飯器も15年以上使っている。
私のよりはスイッチの数が多いし「ピー」とかいうが、
もう「ピー」言わなくなってしまったらしい。
高校生の時から、長い間お世話になりました。
うちのGenki-kunもそのくらい分かりやすく壊れてくれればいいのに。
プラグがちぎれるとかさ。爆発するとか。
それで、母がジャスコで新しいのを買ったらしい。
そしたら、そこまで高くないくせに、美味しいという。
わざわざ実家までご飯を検証に行ったら本当においしい。
「いいな!」「いいな!!」と盛んに騒いだら、
「お揃いでかってやる」という。
やった!!
スイッチが8個も!!
時計表示とかがある!!
さっそく、同じ悪条件下、つまり県外産の米で、といですぐに炊いてみた。
待つこと45分(残り時間まで表示される!!)
んまい!!
同じ米でここまで変わるの?
ふっくら、もちもち、水分量バランス良し、つやつやしている。
普段、絶対何かショッパイものをかけないと完食できなかったのに、
白米だけで、おもわずおかわり。
おいしい~~
そしてわたしはGenki-kunに引退してもらい、
MITSUBISHIの炭炊釜-kunに乗り換えたのです。
全世界に告ぐ、
ご飯が上手く炊けないのは、わたしのせいじゃなかったんですと。
信じて~~まじで~~
「おにぎりを握って撮影してほしい」と依頼されたので、
「お安い御用」と言って、握りました。
断っておきますが、かなり原始的な生活をしている私の家にも、
文明の利器、炊飯器があります。鍋で炊いている訳ではないのです。
しかし、出来あがった写真を見せたところ、色々な方から
「まずそう」という批判を頂きました。
この女、おにぎりひとつ、美味しく握れないのか。
水を入れてスイッチ押すだけじゃないのか。
どれだけ料理が下手なんだ。
という驚愕が、その心の声の響きに含まれていました。
これは釈明の余地はありません。実際にそのおにぎりは、
ご飯カッチカチで、水分が足りないせいか米粒が手にくっつき、
形も決まらないし、余計なところが割れたりして、そこを塗り込めたりして、
もう最悪の艶感で、見た眼に比例して食感も最悪でした。
しかし、 私にはふたつの仮説があった。
このご飯のまずさ、わたしのせいじゃないのではないか。
私はお世辞にも料理が上手いとは言えないし、
このところずっとご飯がまずいけれど、以前はここまでじゃなかった。
仮説(1)
米が悪い。車を買っちゃったりしたためにここ最近食費を切り詰めており、
新潟に住んでおりながら、私はコシヒカリを食べていない。
新潟産の別品種、もしくは他県のお米。
しかし、最近はどこの米でも、国産米で「まずい」なんていう米はないですよね。
では何か。
仮説(2)
炊飯器が悪い。私が使っている炊飯器は、これ。
「Genki-kun」。こちらの炊飯器、私が高校を出て上京をしたときから
ずっと使い続けている一品。つまり、まもなく就業15周年なのだ。
スイッチは一つだけ。タイマーはダイヤル式。
3合炊きで、単純な機構なだけに壊れない。
これで何百回ご飯を炊いたことか。
でも、確かに最近、保温をしておくとすぐにカッチカチになる。
炊きあがりも、浸け置き時間に関わらず水分が足りない感じに
仕上がるくせに、サイドはぐちゃぐちゃみたいになる。
そんな状態で半年以上、米のせいにしたり、自分の腕のせいにしたり
して嘆きながらご飯を食べてきた。
炊飯器のせいとは限らない。
でも、容疑が残る以上、思い切って、買い替えたい。
しかし、昨今の炊飯器は高い。壊れたわけじゃないので、
よっぽど美味しさが改善できるのでなければ買い替える意味ないけど、
絶対美味しく炊けそうな炊飯器なんて三万もする!
ほんとにそんなに違うのかよ!
そんなとき、実家の炊飯器が壊れた。
なんと実家の炊飯器も15年以上使っている。
私のよりはスイッチの数が多いし「ピー」とかいうが、
もう「ピー」言わなくなってしまったらしい。
高校生の時から、長い間お世話になりました。
うちのGenki-kunもそのくらい分かりやすく壊れてくれればいいのに。
プラグがちぎれるとかさ。爆発するとか。
それで、母がジャスコで新しいのを買ったらしい。
そしたら、そこまで高くないくせに、美味しいという。
わざわざ実家までご飯を検証に行ったら本当においしい。
「いいな!」「いいな!!」と盛んに騒いだら、
「お揃いでかってやる」という。
やった!!
スイッチが8個も!!
時計表示とかがある!!
さっそく、同じ悪条件下、つまり県外産の米で、といですぐに炊いてみた。
待つこと45分(残り時間まで表示される!!)
んまい!!
同じ米でここまで変わるの?
ふっくら、もちもち、水分量バランス良し、つやつやしている。
普段、絶対何かショッパイものをかけないと完食できなかったのに、
白米だけで、おもわずおかわり。
おいしい~~
そしてわたしはGenki-kunに引退してもらい、
MITSUBISHIの炭炊釜-kunに乗り換えたのです。
全世界に告ぐ、
ご飯が上手く炊けないのは、わたしのせいじゃなかったんですと。
信じて~~まじで~~
November 07, 2013
November 04, 2013
小千谷なつメロの夕べ
私は今年はもう舞台監督の現場がないようなので
他のチーフにくっついて照明として現場に出ています。
忙しいです。
刈り入れが終わった秋のこの時期は、新潟ではイベントラッシュ。
稲作地帯では、刈り入れるまでは週末に客が入りづらいので、
イベントは刈り入れ終了後の9月下旬から、雪が始まる前の11月中が
ラッシュになるのです。
毎週民謡大会とかカラオケ大会とか農協フェアとか、
地域のおとん&おかんたちのためのイベントです。
そんなイベントのひとつで、いい現場に出逢いました。
人口38,000人の小千谷(おぢや)市は新潟県の真ん中よりちょっと南、
越後平野の南端にあり、夏は全国最高気温、冬は特別豪雪地帯、
米と酒が有名な、新潟らしい町です。
その町ではカラオケが盛んです。
みんなカラオケが大好き。
町にはカラオケ愛好会の3大勢力があり、その頂点に位置する
「小千谷なつメロ愛好会」の定期公演。なんと今年で32回目という。
いつもの町内の民謡大会みたいな感じかと軽く考えて行ったらば……
小さな、小さなステージに、NHKの歌謡ショーそっくりの綺麗な台や
パネルが仕込まれ、私たちがジョーゼット幕を仕込んでいると、
音響さんがマイクをジャンジャン出し始め、譜面台がジャンジャン置かれ…
ん?!まさかの、生演奏?! それ、もうカラオケじゃないじゃん。
なんとブラス7名、ギター2本、ドラムとキーボード、総勢11名の
歌謡ビッグバンド「北京原人」の生演奏。なんとキャリアは38年!
リハが始まってビックリ、失礼な物言いですが、物凄く上手い!!
バンドも、歌も、めっちゃめちゃうまい。
歌謡曲好きの私としては、こんなイベントがあったらお金出してでも行きたいです。
わたし歌謡ギターが大好きでね~~
ブルースギターが一番好きで、その次は歌謡ギターですね~
渋いおじちゃんたちがお揃いの白ジャケット来て弾く姿は良いですね~
ほんとに、生演奏に勝るものなし。ペットもホーンも最高だ!
歌い手の皆さんはご職業も様々、大工さんやら、バーのママさんやら、
とにかく皆歌が好きで、世話好きで、仲が良いのです。
夜はみんなで飲んで、その時に、初めてうちの会社に
依頼が来た時の話を聞いたら、いきなりバーのママからうちの音響部に、
「小千谷で、ダークダックスみたいな舞台を作ったら、いくらかかるか」
と単刀直入に聞かれたそうです。
浪漫あります。
舞台転換は、ジョーゼット、ミラーボール、歌詞パネル、ドライアイスと盛りだくさん。
あんまりかっこいいので、禁を侵して本番中に袖から写真撮影。
歌うはバーのママ。歌、げきウマ。ソプラノ歌手みたいだった。
会場からも一曲終わるたびに大声援が飛び、
赤い羽根のチャリティー公演は昼夜二回まわしでも大盛況。
趣向を凝らした演出で、飽きない3時間でした。
仕込み量が多すぎてバラシは時間かかり夜遅くなりましたが
その間、かなり年配の方が多いのに出演者男性全員が手伝ってくれ、
女性も最後まで客席で待ってくれ、トラックを全員でお見送りしてくれました。
帰りのトラックの中でも「来年のジョーゼットはこういう変形にしよう」
とか「舞台装置を追加しよう」とか、うちの会社にしては珍しく
クリエイティビティを発揮して作戦会議が行われ、
浪漫のある主催者には浪漫を以って応える、
この業界の人たち本来のちょっとしたカッコよさが見えました。
小千谷なつメロ愛好会、来年も行きたい現場ひとつ増えました。
他のチーフにくっついて照明として現場に出ています。
忙しいです。
刈り入れが終わった秋のこの時期は、新潟ではイベントラッシュ。
稲作地帯では、刈り入れるまでは週末に客が入りづらいので、
イベントは刈り入れ終了後の9月下旬から、雪が始まる前の11月中が
ラッシュになるのです。
毎週民謡大会とかカラオケ大会とか農協フェアとか、
地域のおとん&おかんたちのためのイベントです。
そんなイベントのひとつで、いい現場に出逢いました。
人口38,000人の小千谷(おぢや)市は新潟県の真ん中よりちょっと南、
越後平野の南端にあり、夏は全国最高気温、冬は特別豪雪地帯、
米と酒が有名な、新潟らしい町です。
その町ではカラオケが盛んです。
みんなカラオケが大好き。
町にはカラオケ愛好会の3大勢力があり、その頂点に位置する
「小千谷なつメロ愛好会」の定期公演。なんと今年で32回目という。
いつもの町内の民謡大会みたいな感じかと軽く考えて行ったらば……
小さな、小さなステージに、NHKの歌謡ショーそっくりの綺麗な台や
パネルが仕込まれ、私たちがジョーゼット幕を仕込んでいると、
音響さんがマイクをジャンジャン出し始め、譜面台がジャンジャン置かれ…
ん?!まさかの、生演奏?! それ、もうカラオケじゃないじゃん。
なんとブラス7名、ギター2本、ドラムとキーボード、総勢11名の
歌謡ビッグバンド「北京原人」の生演奏。なんとキャリアは38年!
リハが始まってビックリ、失礼な物言いですが、物凄く上手い!!
バンドも、歌も、めっちゃめちゃうまい。
歌謡曲好きの私としては、こんなイベントがあったらお金出してでも行きたいです。
わたし歌謡ギターが大好きでね~~
ブルースギターが一番好きで、その次は歌謡ギターですね~
渋いおじちゃんたちがお揃いの白ジャケット来て弾く姿は良いですね~
ほんとに、生演奏に勝るものなし。ペットもホーンも最高だ!
歌い手の皆さんはご職業も様々、大工さんやら、バーのママさんやら、
とにかく皆歌が好きで、世話好きで、仲が良いのです。
夜はみんなで飲んで、その時に、初めてうちの会社に
依頼が来た時の話を聞いたら、いきなりバーのママからうちの音響部に、
「小千谷で、ダークダックスみたいな舞台を作ったら、いくらかかるか」
と単刀直入に聞かれたそうです。
浪漫あります。
舞台転換は、ジョーゼット、ミラーボール、歌詞パネル、ドライアイスと盛りだくさん。
あんまりかっこいいので、禁を侵して本番中に袖から写真撮影。
歌うはバーのママ。歌、げきウマ。ソプラノ歌手みたいだった。
会場からも一曲終わるたびに大声援が飛び、
赤い羽根のチャリティー公演は昼夜二回まわしでも大盛況。
趣向を凝らした演出で、飽きない3時間でした。
仕込み量が多すぎてバラシは時間かかり夜遅くなりましたが
その間、かなり年配の方が多いのに出演者男性全員が手伝ってくれ、
女性も最後まで客席で待ってくれ、トラックを全員でお見送りしてくれました。
帰りのトラックの中でも「来年のジョーゼットはこういう変形にしよう」
とか「舞台装置を追加しよう」とか、うちの会社にしては珍しく
クリエイティビティを発揮して作戦会議が行われ、
浪漫のある主催者には浪漫を以って応える、
この業界の人たち本来のちょっとしたカッコよさが見えました。
小千谷なつメロ愛好会、来年も行きたい現場ひとつ増えました。