June 2014
June 14, 2014
そそう
怒涛の本番ラッシュ、あと二日…
なのですが、 途中で息切れしてしまったのか、
おととい大失敗をしてしまい、
多くの方にご迷惑をかけました。
怪我が出るような内容ではなかったことと、
本番日ではなかったことが不幸中の幸いでした。
好きという気持ちだけでは出来ない、このお仕事。
舞台監督という立場を、 改めて認識させられた事件でした。
他のスタッフや関係者全ての、活動の責任を取る係。
慣れているスタッフチームだから信頼しているとか、
前回もそうやったから今回もそのはずとか、
そういう気持ちがあって監督義務を怠った部分がありました。
でも結局、私が全ての責任者である、ということや
公演団体内の多くの人たち、
そして公演に全く関係ない多くの人たちも巻き込んで、
この活動をやらせてもらっているんだなという認識を、
確実に持って仕事をしようと、思いました。
すごく良い経験をしたな。
そんな今週末のお芝居は、東区市民プラザにて、
新潟地震50周年記念ミュージカル「この橋のむこうに」です。
本日土曜日は14時/18時。明日日曜日は13時/17時、
当日1800円です。
これまでの短い舞台美術家人生の中で、
一番、自分の世界観通りに仕上がった美術ができました。
劇団の大道具のおにいちゃんチームに感謝。
昭和39年の新潟を見に来て下さい。
なのですが、 途中で息切れしてしまったのか、
おととい大失敗をしてしまい、
多くの方にご迷惑をかけました。
怪我が出るような内容ではなかったことと、
本番日ではなかったことが不幸中の幸いでした。
好きという気持ちだけでは出来ない、このお仕事。
舞台監督という立場を、 改めて認識させられた事件でした。
他のスタッフや関係者全ての、活動の責任を取る係。
慣れているスタッフチームだから信頼しているとか、
前回もそうやったから今回もそのはずとか、
そういう気持ちがあって監督義務を怠った部分がありました。
でも結局、私が全ての責任者である、ということや
公演団体内の多くの人たち、
そして公演に全く関係ない多くの人たちも巻き込んで、
この活動をやらせてもらっているんだなという認識を、
確実に持って仕事をしようと、思いました。
すごく良い経験をしたな。
そんな今週末のお芝居は、東区市民プラザにて、
新潟地震50周年記念ミュージカル「この橋のむこうに」です。
本日土曜日は14時/18時。明日日曜日は13時/17時、
当日1800円です。
これまでの短い舞台美術家人生の中で、
一番、自分の世界観通りに仕上がった美術ができました。
劇団の大道具のおにいちゃんチームに感謝。
昭和39年の新潟を見に来て下さい。
June 05, 2014
怒涛の本番ラッシュ
ぎょー
全然更新をしていない。息をつく暇も無いのです。
新潟にUターンして以来、一番忙しい時期。
やっぱりなんだかんだ言っても、
新潟のイベント事は稲作に左右されているとつくづく感じます。
毎年ゴールデンウィークが田植えなので、そこは結構仕事が少ない。
今年のGWも4連休中、2日は休みでした。
みんな農作業に出ているからイベントが少ないのです。
その後、一段落すると5月の後半あたりからドドっと増えます。
そして、そこから9月末~10月頭の刈り入れまでイベント事が続き、
刈り入れで一旦休憩した後、雪が積もる12月末までがまたラッシュ。
なんだかんだ、稲作地帯です。
私に常任舞台監督をさせて下さっている団体が新潟に三つありますが
その三つが一週おきに本番をするという。
どの団体も結構大掛かりなミュージカルだったりするので、
準備が大変なのです。
5月最終週から6月第二週にかけての、この予定が入った時点で、
「この時期、体力持つかな!」という懸念がありましたが、
フタを開けてみると、会社も人の足りないこの時期、
連日猛暑日だというのに屋外の過酷な現場が、
わずかなスケジュールの隙間にねじ込まれて増えていたりして、
うん!!ハードだ!
演劇の三団体はいずれも舞台美術・兼・舞台監督なので、
連日どこかしらの団体の稽古を見に行ったり、
大道具制作の指示を出したり、
材料を買い揃えたり、転換を考えたり、
スケジュール表を作ったり、しているのですが
「いまどの団体のスケジュール作っているんだっけ」
「今日はどの団体の打ち合わせに行くんだっけ」
と3現場がごっちゃになることしばしば。
でもやりがいがある現場ばかりです。
***********
まず先週は平日で、小出(北魚沼)のキッズミュージカル
「魚沼産☆夢ひかり」の南魚沼出張公演。
子どもたちとご父兄の多大な協力をいただいて、
予算規模から想像もつかないド派手な舞台が実現しました。
昨年からご縁が繋がって、南魚沼の小学生たちの演劇鑑賞会に、
同じ年代の夢ひかりが呼ばれるという前代未聞の事態なのです。
普通、演劇鑑賞会はプロの劇団呼ぶものなのですが、
同年代がここまでできるということを見て刺激をもらってほしいと言う、
南魚沼の教育委員会のご厚意で実現しました。
毎年客席は大盛り上がり。この本番を見た子が刺激を受け、
昨年の秋の本公演に南魚沼の小学生が10名弱、参加してくれました。
このスーパー子どもたちからは、一緒に居てこっちが学ぶ事がたくさん。
最近はスタッフワークに興味を持つ子が増えて、仕込みを手伝ってくれます。
毎回ちょっとずつ仕込み作業を覚えて頂いているご父兄の協力も厚い。
お父さんお母さんたちだけで幕を吊り、リノリウム敷けるようになりました。
ぼやぼやしていると追い抜かれるぞ!
*********
南魚沼から戻ってきて週末になると、今度は小千谷で薪能。
地元の実行委員のお父ちゃんお母ちゃんたちが熱い!
今回初めての開催だったようですが、
こっちの、農業やっているひとたちって、
とにかくイベントに慣れている。
きちんと組織立てて役割分担がなされ、
私たち業者への気配りもゆきとどき、
スムーズに事が運びました。
猛暑日の外仕事でヘロヘロでしたが、いい公演でした。
休憩時のひとコマ。
屋外イベントの時は、仕込みがいくら早く終わっても
陽が落ちるまで照明シュートが出来ないので、
みんなでゆっくり日没を待っているところです。
奥に見えるのが能舞台。
仮設なので、4本の柱の代わりに4本の竹が立っています。
今回も、野村万作氏、萬斎氏が来て下さって、大いに盛り上がりました。
ここから深夜にバラして帰ってきて、
昨日から専門学校の仕込みに突入しました。
残すところ二本だ!
がんばりましょう!
全然更新をしていない。息をつく暇も無いのです。
新潟にUターンして以来、一番忙しい時期。
やっぱりなんだかんだ言っても、
新潟のイベント事は稲作に左右されているとつくづく感じます。
毎年ゴールデンウィークが田植えなので、そこは結構仕事が少ない。
今年のGWも4連休中、2日は休みでした。
みんな農作業に出ているからイベントが少ないのです。
その後、一段落すると5月の後半あたりからドドっと増えます。
そして、そこから9月末~10月頭の刈り入れまでイベント事が続き、
刈り入れで一旦休憩した後、雪が積もる12月末までがまたラッシュ。
なんだかんだ、稲作地帯です。
私に常任舞台監督をさせて下さっている団体が新潟に三つありますが
その三つが一週おきに本番をするという。
どの団体も結構大掛かりなミュージカルだったりするので、
準備が大変なのです。
5月最終週から6月第二週にかけての、この予定が入った時点で、
「この時期、体力持つかな!」という懸念がありましたが、
フタを開けてみると、会社も人の足りないこの時期、
連日猛暑日だというのに屋外の過酷な現場が、
わずかなスケジュールの隙間にねじ込まれて増えていたりして、
うん!!ハードだ!
演劇の三団体はいずれも舞台美術・兼・舞台監督なので、
連日どこかしらの団体の稽古を見に行ったり、
大道具制作の指示を出したり、
材料を買い揃えたり、転換を考えたり、
スケジュール表を作ったり、しているのですが
「いまどの団体のスケジュール作っているんだっけ」
「今日はどの団体の打ち合わせに行くんだっけ」
と3現場がごっちゃになることしばしば。
でもやりがいがある現場ばかりです。
***********
まず先週は平日で、小出(北魚沼)のキッズミュージカル
「魚沼産☆夢ひかり」の南魚沼出張公演。
子どもたちとご父兄の多大な協力をいただいて、
予算規模から想像もつかないド派手な舞台が実現しました。
昨年からご縁が繋がって、南魚沼の小学生たちの演劇鑑賞会に、
同じ年代の夢ひかりが呼ばれるという前代未聞の事態なのです。
普通、演劇鑑賞会はプロの劇団呼ぶものなのですが、
同年代がここまでできるということを見て刺激をもらってほしいと言う、
南魚沼の教育委員会のご厚意で実現しました。
毎年客席は大盛り上がり。この本番を見た子が刺激を受け、
昨年の秋の本公演に南魚沼の小学生が10名弱、参加してくれました。
このスーパー子どもたちからは、一緒に居てこっちが学ぶ事がたくさん。
最近はスタッフワークに興味を持つ子が増えて、仕込みを手伝ってくれます。
毎回ちょっとずつ仕込み作業を覚えて頂いているご父兄の協力も厚い。
お父さんお母さんたちだけで幕を吊り、リノリウム敷けるようになりました。
ぼやぼやしていると追い抜かれるぞ!
*********
南魚沼から戻ってきて週末になると、今度は小千谷で薪能。
地元の実行委員のお父ちゃんお母ちゃんたちが熱い!
今回初めての開催だったようですが、
こっちの、農業やっているひとたちって、
とにかくイベントに慣れている。
きちんと組織立てて役割分担がなされ、
私たち業者への気配りもゆきとどき、
スムーズに事が運びました。
猛暑日の外仕事でヘロヘロでしたが、いい公演でした。
休憩時のひとコマ。
屋外イベントの時は、仕込みがいくら早く終わっても
陽が落ちるまで照明シュートが出来ないので、
みんなでゆっくり日没を待っているところです。
奥に見えるのが能舞台。
仮設なので、4本の柱の代わりに4本の竹が立っています。
今回も、野村万作氏、萬斎氏が来て下さって、大いに盛り上がりました。
ここから深夜にバラして帰ってきて、
昨日から専門学校の仕込みに突入しました。
残すところ二本だ!
がんばりましょう!