September 2014

September 27, 2014

歯科劇団の稽古場

夢ひかりが無事に終わりました。

次の演劇は10月末から仕込みに入る
東区市民劇団、なのですが

その前に、3年前から関わらせてもらっている
歯医者さんの劇団の稽古場へ。


夜の大学病院にて!ミステリアス。

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メンバーは歯科衛生士さんや大学教授、
歯学部の学生さん、保健所のお姉さんなど
アカデミックな雰囲気の皆さんなのですが

お客様にとっては肩書きは関係ないので
稽古は容赦しません!

一通り動きを決めたあとは、
声の大きさとテンポを重点的に。

皆さんとても真面目なので、前の回に出した
修正点は次回までにキチンとクリアしてくる。


とはいえこれが演劇初体験のみなさんなので、
演劇の楽しさもぜひ知ってもらおうと
シアターゲームや変な動きを色々試していて
笑いの絶えない稽古場です。


児童施設や高齢者施設での公演を繰り返し、
経験を積んできたメンバー。既に三作品目。

今回は久々の新作、
「飾りじゃないのよ入れ歯は」。

自分に合った入れ歯を作り
キチンと手入れをすることがいかに大切か、
それを怠るといかに恐ろしいかを説いた
実用性の高い作品になっています。


照明なし、最低限の効果音とBGMのみ。
アートっぽさやケレンは微塵もないけれど、
この、メッセージの余りにもハッキリした
舞台、わたしは面白いと思う。
演劇の力を使って客に伝えようという努力。


こういう活動にもっと頻繁に出会えるといい。


September 19, 2014

魚沼キッズ第9弾、明日から公演!

一年で一番楽しい一週間がやってきました。

魚沼市小出郷文化会館のキッズ・ミュージカルプロジェクト
「魚沼産☆夢ひかり」の新作が明日初日です。

今年はドイツ児童文学の巨星ミヒャエル・エンデのファンタジー
「モモ」を音楽劇化。 
エンデは「ネバーエンディングストーリー」の作家です。
 
あの「ファールコーーーン」のやつ、
って言っても今のキッズには「知らない」って言われました。
Oh, generation gap!!!!

 
イタリアのとある町。
円形劇場に住み着いた不思議な少女「モモ」が、
人間から時間を奪う「時間泥棒」に立ち向かう、
心温まる大冒険活劇、夢ひかり版「モモ」。

主役は、麺を食うこの子。しゅかどん8歳。 

写真 2

ヘアメイクのテスト中。

「前髪が長いと変だな~」って演出家がつぶやいたら
「切る!」と言ってその場で切ってしまう思い切りのいいヤツ。
夢ひかり史上、最年少の主役。3年生でございます。 

一昨年から、お隣の南魚沼市で小学校の演劇鑑賞会の
招待公演に呼ばれるようになって、それを見て「やりたい!」
という子が一気に増え、今年もあたらしく15人が参加!

総勢45名の、弱年齢層多めの、大劇団に育ちました。

お父さん・お母さんによる衣裳、大道具、小道具、も年々パワーアップ。
今年は子供たちによる血のにじむような転換稽古の甲斐あって、
「ただそこにあるだけ」ではない大道具!

ちょっとネタバレですが、写真を公開!
子供たちも制作に参加してくれた大道具の数々です。

写真 1


作る人と使う人が思いを同じにすると、こんなに色々なことが
できるんだ!ということを改めて感じさせる今回の美術です。

照明のピンスポットを振るのはお父さんと高校生。

音響オペレートも高校生。


もう、何をどうやったらこんなに能力が高く育つのか、謎。
昨日音響・照明スタッフと、「専門学校に通うより、夢ひかりに3年いれば
実践的なスタッフワークの基礎が出来る」という話をしていました。

まさしくそう。

20日、21日、お時間のある方は魚沼に集合!


魚沼産☆夢ひかり 第9弾公演「モモ」

於:小出郷文化会館大ホール

9月20日(土)18時開場 18時30分開演
9月21日(日)13時開場 13時30分開演
(上演時間2時間)

全席自由

一般前売り 1500円(当日1800円)
小・中・高校生 1000円(当日1200円)
幼児 無料
 

チケットのお求めは

私の携帯 niigatakenritsuniigatakohkoh@docomo.ne.jp
LINEのID nanacology
 
メール、LINEのいずれかでご連絡下さい。
開場時間ギリギリまでOKです!


お待ちしています! 

September 04, 2014

庄内弁ドラマ公開!

作品紹介。

大学時代からの友人が、彼の地元 山形県酒田市で、
「もっけだフェスティバル」という町おこし音楽イベントを
長年にわたり主宰しています。

公式サイトはこちら

庄内平野と美味しい郷土料理、そしてそこに住む人たちが
とてもあたたかく魅力的な酒田。

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私も2010年から本格的にフェスを手伝い始めたのですが、
ライブステージは、音楽関連の仕事をしている彼ならではの、
とても素敵なアーティストラインナップでありながら、
毎回、庄内の食と文化を紹介するアットホームな構成で、

庄内の良さを堪能できるイベントとして、幅広い年齢層から
支持されてきたのです。


彼は学生時代、駒込にあった山形県民寮に住んでいて、
時々遊びに行くと、そこの住民たちが交わす言葉は、
9割方なにを喋っているのか聞きとれないという激しい「庄内弁」。


昨年2010年の開催時に、ライブステージの合間の入れ替え時間に 
余興として上映するおもしろムービーみたいの作ってくれと言われて
「庄内弁でしゃべらナイト」という動画を自作自演で作り

その後2013年の開催時に、今度は庄内弁ドラマ「んめちゃ!」を制作。

その際、80年代に一世を風靡したバンド上々颱風のボーカル、
酒田出身の白崎映美さんが友情出演して下さり、
一言一句聞きとれない激しい庄内弁を披露。

評判となり、8月22日に開催された、2014年「もっけだまづり」にて
庄内弁ドラマ「んめちゃ!第二話」を上映いたしました。

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撮影は7月上旬に、1泊の強行日程で、新潟市の舞台の仲間を
撮影クルーとして引き連れて行い、最高に熱の入ったエキストラの
皆さんにもご協力いただいてライブシーンの撮影も。

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イベントは8月22日に酒田のhopeというライブハウスで行われました。

白崎さん率いる「とうほぐまづりオールスターズ」のライブアクトがメインの
素晴らしいイベントとなり、下は3歳、上は83歳!まで、実に幅広い
年齢層の方々で会場は超満員となったそうです。 

白崎さんのバンドは、「東北の父ちゃん母ちゃんたちに、いいことが
いっぱいいっぱい、来るように!」というメッセージを全面に出した、
東北の祭りを一堂に会したような力強い激しい渾身のライブ。

白崎映美オフィシャルサイトはこちらです。


酒田では、それに続いて31日、「Show Naight」という野外フェスも、
地元実行委員の熱い思いで実現。

「地元を元気にしたい」「音楽で溢れる活気ある町に」という、
若者たちの想いが確実に形になって行く、酒田という町。

私はこの町をいつまでも応援したいし、この人たちと一緒に地方を
盛り上げる活動に勤しんで行きたいと思います。
こういう長い道のりは、とにかく思いを同じくする仲間が大切だんさげ。


旅が始まるきっかけサイト「旅もじゃ」に紹介されたこちらからご覧ください。

 
「んめちゃ!」第一話(右側)と「んめちゃ!」第二話(左側)


別所哲也さんからtwitterで誉められた。
 

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