nanaibashi

バンクーバーのお客さんが喜んでくれますように！ 

日本時間の26日早朝、
新潟空港から鼓童北米ツアーへ向けて、

飛び立ちました！






もう海外に3年近く？出ていなかったので
なんだか旅の勘が鈍っていたようですが
アメリカだし、私より何倍も旅慣れている
最強軍団・鼓童のみなさんに色々教えてもらって
スムーズに旅は始まりました。


まずはバンクーバーからバスで国境を越えて、
アメリカの一番左上、べリンハムという町へ。

今日は移動で終わりなので、町を散策しましたら
明日お世話になる劇場を発見。
ドアが開いていたのでちょっと3歩だけ中で覗いたら、
1920年代に開業した、古くてかわいらしい劇場。

の、匂いがした。



楽屋口。この先にどんなシアターが待ちうけているのか。


スーパーで買い物をして、
機内で使った服などを洗濯して、
地ビールを買って飲んで、

時差ぼけを直すべく
これから頑張って寝ます。


明日は、このツアーのために作った
新品の太鼓たちとご対面。

良い音がしますように。


鼓童オフィシャルサイト　「鼓童ワン・アース・ツアー2015～神秘」北米ツアー

佐渡の太鼓芸能集団【鼓童】の北米ツアー、出発まで3日です。

鼓童オフィシャルサイト　「鼓童ワン・アース・ツアー2015～神秘」北米ツアー



ただいま佐渡の鼓童村にて、お稽古中です。 

本当に清々しい人たちです。


鼓童の人たちは皆でひとつの村で集団生活をし、
自分のことは自分でやり、
礼儀正しくて、先輩後輩の折り目が正しくて、
太鼓が好きで、とても真面目で、朝から晩まで稽古をしています。


世界で断トツ一番の技術をもった和太鼓奏者たち、
技術だけでなく、人間性も、芸能を生業にする人の見本のような姿だなあ
早くこの人たちを北米に見せてあげたいです。


と思いながらの佐渡生活、4日目でした。



お泊まりは、宿根木にある、閑静なお宿「花の木」さん。
ここが、ほんっとに素敵なお宿。


これが私の宿泊中の離れです。





家一軒もらったみたいな。
おかみさんがとっても優しく、気が細やかで、
そして何より、ご飯がおいしい。


こちらが食堂。




囲炉裏もあるんです。150年前の建物を移築・復元したそう。
見ているだけでわくわくしてしまいます。

佐渡を訪れるなら、間違いなくこちらをお勧めします。
音楽と陶芸の宿　花の木　オフィシャルサイト


窓からは田んぼと海が見えます。
佐渡は、本当にどこを走っても右か左に海が見える。
ここは島なんだ、と片時も忘れられない。



そして、コンビニの4倍の数の能舞台が現存する島。



佐渡おもしろいなあ。

はまりそう。



佐渡情報ポータルサイト　佐渡日和 

さて、お稽古に参加するため佐渡へ渡ってきました。

新潟市から、近くて遠い、佐渡。

この島は、私にとっては本当に未知なのです…
 

佐渡慣れしている会社の先輩が最初の2日だけ同行してくれることになり
折角なのでと、観光名所を色々回ってくれました。 


住宅街に突然そびえたつ江戸時代の五重塔とか… 

島にわずか数箇所しかないコンビニとか…


神秘的な矢島・経島。 

冬でもこんなに海水が青い場所があるなんて。 
エメラルドグリーンなんですよ。海が。




そして時が止まったような集落、宿根木（しゅくねぎ）。
江戸時代に北前船の回船業集落として発展。




独特の板壁の家家と、石畳の細～～い路地、
ベニスを彷彿とさせる水路など
なにかおとぎ話（和風）の世界に彷徨いこんだようです。




佐渡は神秘の島。

そして私がこれからお世話になる鼓童という集団は、
鼓童村という小木の谷あいに集落を作って、
そこで太鼓の稽古をしたり、農作物を育てたりして生活している
希有な人々です。

でも決して孤立している訳ではなく
佐渡の住民、風俗とひとつになって、
地域とのつながりが異様に濃いコミュニティを形成しています。

これからこの人たちとの旅が始まり
世界にどう受け止められるのか、
とてもわくわくするのです。

 

本日より長期出張に出掛けます。