November 22, 2022

妖精さんたち

結局、6歳姉、2歳妹、ピー歳わたしの
三人とも、この度、妖精になりました。


ありがたい事に、全員
つらい症状はありません。


今後のために記録しておきますと。


17日木曜日、姉が妖精(次の週の水曜日解除)

17日〜19日、体温37.5〜37.7℃ 以後平熱

20日日曜日、妹が妖精(次の週の土曜日解除)

わたしも妹と同じスケジュール。

わたしは終日倦怠感、疲労感あり。

21日明け方、妹体温39.0 、私37.7℃ 以後平熱

わたしは20日以降断続的に
弱い喉の痛みがありますが
心配していた味覚障害もないし
既に倦怠感もありません。

現在は三人とも元気いっぱいです。

また、土曜日に県庁から大量の
食料が届きました。

子供たちが大喜びして全部
冷蔵庫に入れたらこんな感じ。

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パスタやパックご飯、
お茶、スポーツドリンク、
缶詰類、乾燥スープ、などなど。

(冷蔵庫に入れる必要があるものは
ひとつもありませんが。。。)

買い物に出られないので助かります。


こんな感じで、お家でのんびり
過ごすことが出来ています。

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nanaibashi at 07:53|PermalinkComments(0)けんこうかんけい 

November 19, 2022

とうとう来ました、わが家にも

コロナの本体が、です。


新潟市は最近、感染者が
急に増えているな…
という印象だったんですが


長女のクラスが
何回目かの学級閉鎖になり
「また5日間自宅待機か…」と

たかを括っていた翌々日。

抗原検査をしてみたら、
初めて見る、「二本線」。


おー。ついに出た。
わが家で初の陽性者!
症状は微熱(37.5)のみ。

こうなると私も妹も濃厚接触者。
1週間軟禁生活決定。

自分が陰性であるうちに、
と思って薬局へ行き(子らは車内待機)
まず検査キットを大量に仕入れる。

それからスーパーで備蓄食料を調達。
症状が悪化した時に備えて
スポーツドリンクなどを多めに。

小児科に電話するも、
「症状が軽ければ来なくて良い」
とのこと。

新潟市の11月現在の指針では
保健所への連絡義務もなく

任意で陽性者登録サイトへ
二本線の写真を送るだけ。

一応送ってみました。


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夫はラッキーな事に前日仕事で
帰ってきていなかったので
発症1日前から長女との接触がなく
そのまま1週間ホテル暮らし決定。



問題は私が仕事を1週間休まねば
ならないこと。

会社(塾)に相談し、家から配信で
やれる授業はそのように。

しかし子供もいるので、
何時間も連続では出来ず
かなり穴を開けてしまうことに。
他の先生方に対応いただく。


登録者サイトの方からも
「医師が写真を見て、あなたは
陽性者に間違いない。」という
メールが来る。

食料を送ってくれるらしい。



そこでフト

「感染力は発症から1週間近く続くと
いうが…もしその1週間目の日に
私がうつったら、合計で2週間も
休まなくては行けないぞ」と気づく。


どうせこのままでは、小さい妹もいるし、
せまい家の中で24時間一緒にいる訳だから
いずれ私も妹も必ず感染する。


それならばいかにタイムラグ少なく
全員かかって全員治るかが重要!

小さい子は症状も軽いと言うし。

よし、急いで私もかかろう。
怖いけどノーマスク!

という作戦に出ました。
ノーマスクで長女の向かいでご飯。
少々勇気が要りますが。

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現在、長女の発症から3日目。


かかりません。

かかりたいのに、かかりません。


1週間も休むのに抗体すら貰えない
なんて踏んだり蹴ったりだ!



そこでまたフト


「こんなに近くにいるのに
うつらない訳がない。
もしかして抗体を持っているのでは。
もしかして自分で気づかないうちに
一回かかって治っていたのでは…」

という邪推をしている土曜日です。
あり得なくはない。


天気も良いのになあ。
早くお外に出たいなあ。

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家の中でも楽しくやっています。

皆様もお気をつけてお過ごし下さい。






nanaibashi at 07:56|PermalinkComments(0)けんこうかんけい 

September 13, 2022

道におばあちゃんが倒れている場合

「戦没者を偲ぶ」というタイトルで
記事を書きかけでしたが
また書き終わらないうちに
忙しくなって放置してしまいました。


8月10日、新潟市では最も多くの戦死者を
出したという日に慰霊に出向きました…


の続きを書くにも間が抜けたタイミングなので
記事はやめておきます。また、いつか。




道に、おばあちゃんが倒れているのに
出くわしたんですよ。

雨の中。




私は子供2人を連れて小雨の中、
少し離れた住宅街を探検中でした。

ふと見ると大学生らしきお兄さん達が
4人ほど道に集まっていて
その足元には何とおばあちゃんが
うつ伏せに倒れておるのです。

こ、これは…事件?、

いや、大学生たちは見るからに好青年で
まさか事件とは思いませんでしたが
素通りもできず声をかけてみることに。

私「どうしたんですか?」
大学生1「おばあさんが倒れているのを
見つけたので、救急車を呼んでいます」

なるほど…救急車が来てくれるなら
これ以上わたしの出る幕は無いか。

いや待て。

おばあちゃんはうつ伏せなんだけど
倒れ方が悪かったのか、片方の腕が
変な方向に捻れちゃってて苦しそう。
顔を地面に押しつけて眼鏡もズレている。

救急車を待つにしても、この体勢では
苦しいだろうし、仰向けにしてはどうか。
たしか救命救急の講習の時に
(多分自動車学校で)圧迫がなければ
仰向けにして気道確保、と習ったような。

いや待て。

その前に「だいじょぶですかー」
「聞こえますかー」だったような。


おばあちゃんの顔をみると、
目はパッチリ開いていて
意識はある様子。
90歳くらいかな。

何はともあれ話しかけてみることに。
「おばあちゃん、聞こえますかー」
すると弱々しく頷くおばあちゃん。
コミュニケーション可能!

「家は近いんですか」
頷くおばあちゃん。

「どの家ですか?」
道を挟んで目の前の家を弱々しく
指さすでは無いか!

「ここ?!ここなの?!
苗字なんですか?!」

そこで、大学生1のお兄さんと
向かいの家の戸を開けてよんでみた。

が、返事無し。一人暮らしなんだろうか。

またおばあちゃんの傍らに戻り
「おばあちゃん、立てそうですか?」
頷くおばあちゃん。

そこで大学生2のお兄さんと
両脇から体を支えて
まずは膝を曲げてもらい四つん這いに、
それからゆっくり立たせてみた。

立とうとする!

杖を拾って持たせてあげれば
何とかこれでゆっくり家まで…

と、なんと、おばあちゃん。
杖を地面につかずに浮かせた状態で
すたすた歩いて家へ向かうではないか。

元気なんかい…
歩けるんかい…
杖すら要らないんかい…


とあの場の全員が思ったに違いない。

つまり少々脚の悪い、
おそらく認知症の傾向があるおばあちゃんは
自分の家の前でバランスを崩して転び、
足や手が曲げられなくてどうにも
体勢を立て直せなくなり気が動転し
茫然自失していたのである。


救急車はキャンセル。

救急隊からは、
「本人が要らないという意思表示を
したら行かないことにする」
との事だったので再度おばあちゃんの
家へ。

弱々しいが
「お手数おかけしました」
などと言っている。
これにて、一件落着。




今回思ったのはですね。。

「分断」がある、ということです。



あの好青年大学生4人が
倒れているおばあちゃんを見て
コミュニケーション取れることに
気づかず救急車を呼ぶ以外の対応が
出来なかった、というのが気になります。

救急車を呼んだこと自体は
間違っていないのかもしれない。
本当に具合が悪ければスピードが大切です。

なぜ彼らに、声かけが出来なかったのか。

それはおそらく、超高齢者に
慣れていなかったからだと思います。

100歳に近いようなヨボヨボ(失礼)の
おじいちゃん、おばあちゃんって、
私はたくさん関わって見てきたから
全然何ともないけど、

近くで見たり話したり触ったり
したことが無い人には、怖いと思う。

どこをどう触ったらいいんだ?
骨おれるのではないか?
なんて声かけたらいいんだ?
言葉通じなかったらどうする?

怖い!

って思ったんだと思う。


ちょうど生まれたての赤ちゃんの
扱いがよく分からないのと同じで

一度体験して仕舞えば全然おっかなくない。
身体は骨と皮で震えててもしなやかで強く
痴呆があっても全然意思疎通可能なもの。


日本ってこんなに高齢化社会なのに
超高齢者に接さない人は
まったく接さないんだなと思った。

それが彼らに対する理解を止めている。
「分断」の構図だ。

我々はこの超高齢者が大半を占めるような
そんな時代に向かっている。
分断をしたままでは良くない、と思う。


それを学んだ雨の日の散歩でした。


原体験として持ててたら一番いいよね。
ヨボヨボ慣れしているうちの姉妹は
おばあちゃんとの別れぎわ
「身体たいせつにするんだよ!
おばあちゃん!」などと誰よりも
気の利いた一言を放っていました。

幼稚園あたりで
高齢者施設に社会科見学義務化、

うん、
これ良いかもしれない。


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ハロウィンの食玩ほしくて一個買っていいといったら
絵に描いたようなポーズで悩み始めた姉妹


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買いました。紐を縫い付けてポシェットに。





nanaibashi at 06:19|PermalinkComments(3)つれづれかんけい 
::::最近のコメ::::