September 15, 2005
ウラカタバーベキュー。

夏の終わりの火曜日に
お隣の劇場のスタッフのみなさんと
バーベキューをしました。多摩川の河原で。
裏方は器用で段取りがいいので、
こういうイベントは準備も素早くて楽しい。
劇団の先輩方は、
普段から遊び心一杯の方々ですけれども、
先日はさらに遊び心が炸裂し、
東急田園都市線の多摩川にかかる橋を
下から狙って花火を打ち上げました。

舞台監督さんがパパになってました。
プライベートを捨てる覚悟が
思わずできてしまう厳しい職場ですけど、
上司や同僚のプライベートの顔を見るのは
ほんっといいもんです。
やーたのしかった。
犬と子供に囲まれて幸せな休日でした。
人生初、水切りで6段とばしました。
September 13, 2005
ひとりで怖い映画ミル。

CUBEっていう映画。
97年のカナダ映画で、サイコ・サスペンス。
いや、サイエンス・サイコ・スリリング・サスペンス。
さらに、ちょっとスプリッター。
無名の監督であったにもかかわらず、
(当時は、カナダ映画というだけで十分衝撃でしたね)
99年の日本のレンタルビデオランキングで、
数ヶ月1位を維持し続けた、脅威のヒットであった。
わたしの中で、間違いなく
怖い映画ナンバーワンはこれである。
大学一年のとき、雨の夜に、こんなに怖いとしらずに
一人で見てしまい、怖くて眠れなくなり、
6時間以上、いろんな友達に電話をかけ続けて、
その月の電話代が悲惨だった思い出がある。
そんな映画の続編「CUBE 2」を昨日借りて観た。
人それぞれ、「怖い」と感じるポイントは違うと思うのですが、
わたしの場合は、血とか、狂気よりも、
圧倒的に「数字」が怖い。
人間の作り出したものなのに、
論理的であり、明白であり、全く人情の入る余地がない。
さらに、圧倒的に無限である。
どういうストーリーかというと、
お互いに顔も知らない男女6人が、
白い立方体の部屋に監禁されている。
6面の壁には、それぞれ中央に一つずつ、ドアがある。
いずれのドアを開けても、隣の部屋に行ける。
隣の部屋も、全く同じ立方体だ。
さて、どうやって抜け出すか。
話はこれだけ。
だけど、何よりも恐ろしいのは、
ヒントがあることだ。
ちょっとネタばらしちゃうんですけど、
この各部屋には、(123,456,789)といった具合に
3桁ずつ区切られた9桁の数字が書いてあるのです。
それには二つの意味があり、その数字をある式に従って
計算することにより、情報が得られる訳であります。
ちょっと興味があって、ちょっとネタを予習しようと言う方は、
こちらで数式が読めます。
わたしはもう数式とか出てくると戦慄する。
怖いよお~~!
この恐怖が、数学苦手だった原因?(多分、別物)

そんなわけで、この映画の怖いところは、
理不尽じゃないことにあるのであります。
どうですかね、、、意味通じます?
わたしの恐怖の理論をわかってほしいので説明します。
幽霊映画とか、エイリアンとかは、
いきなり後ろから出てきて「うわー!!」じゃないですか。
だから、その惨事は不可抗力ですよね。
だけど、CUBEの場合、つまり数字の場合、
惨事にならないためのヒントは与えられている訳です。
だから、自分の頭脳が足りなくて、
規則性を見つけられない、計算ができない、
ということが、必然的に惨事を招く訳。確実にです。
「必ず、正答がある」ということの、恐ろしさです。
それはつまり、「その解以外は、不正解。すなわち死」
という、圧倒的に冷たい恐怖なのね。
その絶対の規則性(=立方体)と、
まったく規則のないもの(=人間)との戦い。
その対比が面白く、
また、人間の愚かさが浮き彫りに成り、
そして、
勝敗は明らかだ。
どうですか、CUBE。
みてほしいなあ。
ちなみに、CUBE2の方は、1stよりも面白くない。
それは、3次元だったのが、4次元になり、
しかも規則性なくなり、「理不尽」が増えるからだ。
断然1stを見るべきだ。
以上。スペシャルナンバーワンレコメンド。
September 11, 2005
破壊衝動ってありますか。
9月11日だ。あの歴史に刻まれた破壊から4年。
ところで破壊衝動が時々起る。
わりと小さいときからで、好奇心とも言えるのだけど、
なにかを、壊すことのできる環境に置かれたとき、
壊してはいけないとしりながら、
めっちゃめちゃ壊したくなるのである。
例えば、中央線で電車を待っているとき、
一歩踏み出したら人身事故を起こせるぞ。
とか思うと、飛び出してみたい衝動に駆られる。
自殺衝動とは違うのだ。
わたしは自殺はしたいと思ったことはない。
単に、そういう機会を得たときに、
使っちゃ行けないけど機会使いたいっていう。
これって、みんなあるのかなあ。
わたし変ですか??
今任されている仕事、
私の指がこのボタンを押せば、
原子爆弾が発射される、
みたいな状況にいる。
(いや、実際そんな大げさじゃないんだけど、
きっと慣れてないから怖くてしかたない。
免許とって初めての路上みたいなもの。)
そうすると、無性に、押したくて押したくて、
汗が出たり、思考が止まったりするの。
私ノイローゼなのかなあ。
友達に聞いたけど、みんながみんなそういう衝動、
もってるわけでもなさそうだし。
みんなどうですか?
だけど、それは単なる甘え、のような気もする。
そんな可能性を考えること自体が不真面目。
自分が最終的な責任者ではないから言えるのか。
責任からは逃げられると思っているから言えるのか。
とにかく、今日、私はそれに近い行動をとってしまい、
しかもあまり自分では悪気がなかったことにショックをうけた。
わたしにはモラルや常識が、どこか欠けている。
責任。
それは賛辞とプレッシャーの巣だ。

今日はそんなことがあって、
自分の適正に絶望してへこんだ。
井の頭線にのって涙が止まらず、
家についてから自転車で公園を駆け回り、
無人のコインランドリーをみつけて、
これに入って回りたい、と思った。
でも。
明日は選挙に行こう。
2時間くらい仮眠して、朝一で。
社会人としての責任を果たすんだ。
つぶれるもんか。
つぶれるもんか。
ところで破壊衝動が時々起る。
わりと小さいときからで、好奇心とも言えるのだけど、
なにかを、壊すことのできる環境に置かれたとき、
壊してはいけないとしりながら、
めっちゃめちゃ壊したくなるのである。
例えば、中央線で電車を待っているとき、
一歩踏み出したら人身事故を起こせるぞ。
とか思うと、飛び出してみたい衝動に駆られる。
自殺衝動とは違うのだ。
わたしは自殺はしたいと思ったことはない。
単に、そういう機会を得たときに、
使っちゃ行けないけど機会使いたいっていう。
これって、みんなあるのかなあ。
わたし変ですか??
今任されている仕事、
私の指がこのボタンを押せば、
原子爆弾が発射される、
みたいな状況にいる。
(いや、実際そんな大げさじゃないんだけど、
きっと慣れてないから怖くてしかたない。
免許とって初めての路上みたいなもの。)
そうすると、無性に、押したくて押したくて、
汗が出たり、思考が止まったりするの。
私ノイローゼなのかなあ。
友達に聞いたけど、みんながみんなそういう衝動、
もってるわけでもなさそうだし。
みんなどうですか?
だけど、それは単なる甘え、のような気もする。
そんな可能性を考えること自体が不真面目。
自分が最終的な責任者ではないから言えるのか。
責任からは逃げられると思っているから言えるのか。
とにかく、今日、私はそれに近い行動をとってしまい、
しかもあまり自分では悪気がなかったことにショックをうけた。
わたしにはモラルや常識が、どこか欠けている。
責任。
それは賛辞とプレッシャーの巣だ。

今日はそんなことがあって、
自分の適正に絶望してへこんだ。
井の頭線にのって涙が止まらず、
家についてから自転車で公園を駆け回り、
無人のコインランドリーをみつけて、
これに入って回りたい、と思った。
でも。
明日は選挙に行こう。
2時間くらい仮眠して、朝一で。
社会人としての責任を果たすんだ。
つぶれるもんか。
つぶれるもんか。