September 07, 2005
神戸休暇おわる。

今日のおゆーはんは、芦屋で焼き鳥でした!
そして、今は吉祥寺のHOMEにいます。
新幹線って速いね。焼き鳥はほんの4時間前であります。
時速40kmの14号には負けずに帰ってきた。
神戸たのしかったなあー。
今回はのんびりだったし、
一人遊びの時間が長かったので、
必然的に紹介なしで自ら散策しなければならず、
結構いいせん行ったと思います。
芦屋と元町・三宮にかけては。
蘭嬢との話題は、まあ主に彼女のお仕事の
武勇伝と素敵な上司ばかりであることの
自慢話なのですが(笑)、
普段自分のいる世界と違う価値観の世界の話なので、
面白いって感じるのと同時に、
警報が鳴るのである。
この人はね、仕事ができると誰からも認められ、
また、それを正当に評価してもらえる環境にいるわけ。
ルーキーか、ベテランかに関係なく。
能力に応じて報われる、リベラルな会社です。
わたしんとこは、たしかに、職人気質で、
舎弟・師弟関係が微妙に残っているような世界で、
経験がよりものをいう世界なので、
自然と、
まじめに先輩の足跡をたどって時間を費やすのが
正解であり王道である
ようなきがしていた。
しかし、これはうちの先輩方もよく言っていることだが、
「やり方に、正解不正解はない」
そーなのだよね。先輩は分かっているのだ。
だけど、下が、誰もやり方を変えようとしないだけだ。
そんなことは思いも寄らないのだ。
先輩の築いてきたものに疑問を投げるなど。
下が悪い。頭使ってないのだ。
職種が違うということに甘んじて、
彼女のようなかっこいいお手本を脇におきながら、
わたしは自分のやり方を問い直さなかった。
あまり。
彼女はしょっちゅう、「効率が悪い」というが、
それが全ての改革のパワーの源だ。
別に私は異端児となって、
我が社に構造改革の嵐を巻き起こそうというのではない。
ただ、疑問を持とうという。
そして提案をしようという。
そーゆー決意だ。
既に私はわが社ではかなり異端なほうですが。
まだ仕事レベルの改革までいってません。
交流のない部署(営業さんとか)をスタッフの打ち上げで
呼んで劇団としての一体化を図ろうとか、
全劇場のスタッフルームに、コーヒーメーカーを
備え付けようという活動を実践している程度です。
まあちりも積もれば。
インスピレーションにあふれた神戸休暇でした。
楽しかったなあ。
September 06, 2005
芦屋セカンドハウス2

日曜日から、
また芦屋にきています。
明日が親友の誕生日
だからであります。
でも、私の休みが
月曜と火曜なので
無理矢理来ちゃったけど、
親友は普通に出勤なので、
一人で遊んでいる訳です。
自宅よりのんびりしてしまうのはなぜ?!
芦屋は吉祥寺の東急裏に似た、そしてそれより
すこし高級感のある、様相です。
おいしいパン屋さんとか、カフェとかがあります。
一人遊びにはもってこいだ。雨だけどね。
蘭子と、芦屋川で花火をした。
雨なのに。傘をさして、ビールをのみつつ、燃やしました。
全然火、つかないの。だけど楽しかったねえ。
しかも、「もう関西のコンビニには花火がない!」と
彼女が言うので、わざわざ吉祥寺のコンビニで買って行ったさ。
アンパンマンの花火セットを。
夏、満喫した感じ。
蘭子アリガトウ。あれだけ午前3時まで遊んでくれて、
そのあと6時半に起きてご飯をつくってくれ、
会社にいくあなたは、かっこよい!!
わたしは10時半まで寝ているのに。
ほんと、君のバイタリティには、感服。
洗濯はしておくよー。
私にとって、君こそ真のシャイニング・スター!!!


September 02, 2005
観劇レポウト『李香蘭』
昭和三部作とも、戦争三部作ともいわれている、
第二次世界大戦とその周辺戦争における、日本とアジアの
真実の(と四季は言っているが)姿を描いたミュージカルを
浜松町の四季劇場で、年明けまでやっています。
昨日、この一本目を、見学にいきました。
まあ、凄い作品でした。いろいろ~~な意味で。
まずは、長い、重い、暗い。
歌もダンスも演技も、ものすごい気合いが入っている
けれども、、、どう見ても、無理矢理だ。
これが、ミュージカルであることの必要性が、
ない、とは言わないけれども、非常に薄いと思う。
というのは、凄いメッセージ性の強い作品なんですね。
ここまでのメッセージをもった作品なんて、
ブロードウェイにもウエストエンドにもないでしょう。
わたし思うに、ミュージカルと普通の芝居の違いは、
この娯楽性、エンタテイメント性を強めることによって、
訴える力を増幅させることだとおもうの。
だけど、この作品は、もうそんな増幅の必要がないくらいに、
訴える力を持っている。
だから逆に俳優が歌い始めると、虚偽性があらわになるというか、
つまり、現実性がありすぎる。この作品は。
ミュージカルを見ていて、
「あー!そこで歌い始めないで!
そのまま、セリフで聞きたいんだ、お願い!!!」
なんて思ったことは昨日まで一度もないですね。
それだけ、俳優は真に迫っていたし、
客はもう娯楽性を求めないところまで行っていた。
多分これがミュージカルである理由は、
単にミュージカルファンという戦争と無関係の客層を
取り込むことと、あとこのどうしようもない作品自体の
暗さを、少しでも緩和するということだったのだろう。
なんとゆーことだ、おそるべし、劇団四季。
貶しているんじゃないんです。
昨今、こんなに「主張したい思想がある」
しかも「やってしまう技術がある」劇団なんてない。
この三部作があるこの劇団にいてその製作に携われることは
結構、一生もんのような気がした。きのうみてて、おもった。
13連勤の、11日目でした。あとすこし!!