nanaibashi

休日！休日！
おでかけ！！

完璧なまでに晴れてる。気温も高め。
昼過ぎ、最高気温に達するのを待ってから、
ジーンズの下にタイツを履き、防寒覆面をし、
愛馬（鉄馬）タマコで一路、琵琶湖へ。

ドライブするのが目的だけど、
ドライブには目的地が必要だ。
私の場合は簡単で、遠くのカフェに行けばよい。

近江大橋のたもとにある、
アランアランPerch（パーチ）。

バリのリゾート風の店内写真に惹かれて、
カフェ本の中から白羽の矢を立ててみた。

1号線を北へ。
四輪のみなさんには渋滞でも、
うちのタマコはすいすい100人抜き。

途中何度も道を間違ったものの、
1時間で着いてしもた。



正面が橋の料金所、
裏手は畑、というロケーションに、
突然バリのリゾートが。
外観を引きで撮ってはいけない、
そんな場所にありながら、
中の居心地の善さは高得点。



そしてまた、ごはんがおいしい。
席に多少余裕が有ったため、
4人がけのゆったりソファ席を
片付けて通してくれる、気の利いた接客。

この下の写真、私の席から天井を見上げた
ところ。天窓が陽光をたくさんとりこみ、
室内の植物が一層、リゾート感を盛り上げる。




たのしい。


1時間あまり、「女たちのジハード」に費やす。
読み終えて時計を見ると16時ちょっと前。
まだまだ走りたい。
琵琶湖の東岸を走る「さざなみ街道」を北上。

このレイク・ライン（というのだろうか）は最高。
くねくねしているから、びゅんびゅん飛ばせず、
ゆるりと車体を傾けつつのんびり走れる。

調子に乗って走っていたら、
何とガス欠でポスンポスン。そしてエンジン停止。
タ、タマコや！そんなに空腹だったとは！
路肩にあったAED装置で、心臓マッサージを
施す。ダマシダマシ、タマコを救急エネオスへ。

なんとか一命を取り留めたようだ！！
泣きながら礼を言い、医師に590円支払う。
帰りもさざなみ街道。

途中の緑地エリア（という広いPつきの休憩エリアが
ところどころにある）で、水際に寝転んで
暮れ始めた青空を眺める。
宇宙と自分の間に大気しか無い、この状況に
言葉で言えない、久しぶりの感覚を覚えた。




タマコで市街へ帰る。
低燃費ばんざい。
晴れた休日ばんざい。

滋賀のリゾート、アランアランPerch。