September 03, 2008

彼のロックフェスティバル

大学時代の友人ayateが、
お盆にイベントを開催したのであるが。


その名を、

モッケダ☆ロックフェスティバル。

これが、すごいんである。



ライブハウスを貸し切り、
5組のミュージシャンを招聘。
さらに写真家、画家なるアーティストにも
作品発表の場を提供し
メディアでバシバシ告知をし。

集客は100人超。
多数の協賛を獲得し、
初回にも拘らず黒字を叩き出した。


なんとそれを。



地元、山形県酒田市(庄内平野のど真ん中)でやりやがったのである。


5組のバンドのうち2組は地元バンドを探して呼び、
もう3組は東京のトップ・インディーズバンドを
引き連れて行った。


そして御実家で、うまい酒と飯で


歓待。



これで参加者が喜ばない訳がない。



私は開催情報を耳にしていたものの、
お盆付近バタバタして彼のブログを
チェックするのを怠っていたため、
気付いたときにはすっかり終わっていて、
文字通り後の祭りであった。


先日、乗り遅れ感を隠しもせず、
興奮してどうしようもなかったので
話を聴きに行った。

取り上げられたメディアの記録を
あれこれ見せてくれ、
彼の満足げな表情から、
これが未曾有の大成功で且つ、
将来継続できる可能性を
彼に感じさせたんだなということが分かった。

町おこしという、一種の劣等感を前提にした
卑屈なカテゴライズは全く当てはまらない。
彼は愛する酒田を誇って、
また町の仲間を楽しませるために、
開催地を酒田に置いた。

そんな気がしている。



凄く勇気をもらったんである。
あれからずっと興奮してしまって、
ワクワクしている感じだ。
何か出来るかもしれないし、
最低そこは出来なくても何とかなるし、
とにかく自分の中に火種があることを感じた。
いや、もしかしたら着火してもらった。


きっと多くの酒田の人々や、
関わったスタッフ、アーティストが、
新しい可能性のエンジン音の
高らかに鳴り響くを聞いたに違いない。


モッケダは、酒田の方言でありがとうや、
すみませんなど、他人を敬い感謝し、
思いやるときの言葉という。
フェスの精神そのものだ。



最大級の賛辞と感謝を送りつつ。
来年も期待しています。

この記事へのコメント

1. Posted by のぞみ   September 04, 2008 09:02
nacoの周りには素敵な人がいっぱいいるねー。
このイベントのタイトルも素敵だ。
私は年々どんどん保守派になっていくけど、こういう話を聞くと、何かやりたるね{笑い}
2. Posted by naco   September 04, 2008 12:37
>のぞみさん
うん。周りから常に勇気をもらっているよ。
わたしもしばらくサラリーマン生活やっていたけど、
ここに来て、そろそろ次へ展開しないとな、
って思い始めました。
3. Posted by アヤテ   September 06, 2008 11:45
ども。ご紹介ありがとん。
僕のブログでもリンク貼らせていただきました。
http://blog.livedoor.jp/ayate/archives/51469845.html
ちなみにオカラ座のHPも発見しちゃったよ(笑)。
4. Posted by naco   September 09, 2008 23:51
>ayate
うっわー。。。
見つけちゃったね。
フェスティバルからかけ離れすぎだろ!!
ルーツをたどり過ぎ!!!
なんだこの写真たち~~~

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