March 20, 2011

観劇&裏方レポウト「柿食う客公演『流血サーカス』」

新潟演劇祭のメダマ、東京を中心に勢いに乗りまくっている
劇団「柿喰う客」の「流血サーカス」が昨日無事、二回公演を
終えました。

いやーー


凄かったです。かきくうきゃく。


なんか、勢いが!!今まで見たことのないエンタテイメント!


公式サイトはこちら


今回は、新潟初参戦ということで、「新潟で新作を作る」という
意気込みの元、また震災の影響で稽古が数日つぶれたこと
などを受けて、

なんと初稽古から5日間で本番。

しかも、なんとなく筋だけ覚えていれば流れる、ような類の
舞台ではない。舞台監督さんが「うちらは『ポジション芝居』
なんですよ」と言っていたとおり、

台詞に合わせて各俳優が寸分たがわぬ動きをしないと
成立しない、5割身体表現というべき演出。

しかも全9名の俳優、一度もハケない。
暗転もしない。
大道具も小道具もない。
ずっとしゃべり、動き続けている。

スタッフ陣も凄い。いくら演出になれているからとはいえ、
内容がはっきりと分からない中で照明も音響もプランを
作り、粛々と仕込みをしていく。


5日で。

たった5日で。


舞台が出来てしまった。


果てしなく流血するサーカスが。



そして、抱腹絶倒。
なんだかよく分からないが、抱腹し、絶倒した。

みなさんもぜひ、チャンスがあれば柿を見て下さいね。
演出の中屋敷さんの「僕は演劇を信じている」という言葉が
印象的でした。

根性とエネルギーの劇団、柿喰う客、素晴らしい人たちに出逢いました。


「暗いニュースばかりの中、久しぶりに笑わせてもらって
ありがとう」という友人の言葉に元気をもらいました。

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この記事へのコメント

1. Posted by canaco   March 21, 2011 00:13
くそぅ。
早く帰りたいぜ。

4月中になんかあったら教えてくれ。

絶対行く!
2. Posted by naco   March 21, 2011 01:25
>canaco

絶対誘う!!

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