August 15, 2011

南魚沼の豊穣祭

今日は米どころ、南魚沼の豊穣祭の仕事です。


卯年大祭といって12年に一度の祭。


初めての野外ステージで初めての地域芸能。
豪雨で水没した田んぼを眼前に、ここの伝統「こども歌舞伎」が披露される。

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魚沼、南魚沼にはなんと、すべての地区が地元の歌舞伎一座を組織している。
やはり豊かな農業地帯は祭や芸能にかける情熱が違う(当社比)。


ブルーシートと黒幕で造った仮設舞台に常式幕がひかれ、
小学四年生の立派な口上、見栄切り、
飛び交うおひねり!

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沸いているお客さんはおじいちゃんおばあちゃんから
ちびっこ、あんちゃんたちまで大家族オールスターズ。


この地に住む人は祭の楽しみ方をよく知っているよなあ。


百円玉をティッシュに包んで舞台に投げ入れたり

持ち込んだ豪華な弁当やビールで客同士も盛り上がり

常式幕をひくのも初めはベテランのおじじが引き、
後半は若手が見よう見まねで引かされ、技の継承がなされる。


おじじの太鼓乱れうちはさすがの技だった。


子供たちがそんな姿をかっこいいと憧れて
次世代の育成に繋がっていくことだろう。



知らなかったですよ。


こんな世界を。



こんな、農村の熱い熱いお盆を!!
こんな、日本の舞台芸能のルーツを!!!



それにしても暑かった。私は音響スタッフだったんですけども
2リットル以上水飲んで一度もトイレ行きたくならなかった!



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帰りは魚沼ハイウェイ名物、
米粉キノコつけうどん。
マジでうまし。ビバ米どころ。


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この記事へのコメント

1. Posted by 河崎@名古屋   August 17, 2011 12:24
初めて拝見しました、地元に歌舞伎があるなんてすごい地区ですね、日本にそんな所があるなんて。。。
2. Posted by naco   August 18, 2011 08:46
>カワ

おひさしビリティです。

あたしも知らなかったんだよね~
新潟は縦に長く、上、下、真中で
全然文化が違うのです。
私の住んでいる新潟市はやはり港町の文化で、
米の産地の魚沼は農村の文化なんだわ。

気が向いたら遊びに来て下さいな。
米と酒で歓待よ。

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