May 28, 2012

東京から凱旋

皆様、ご無沙汰しておりました。

二週間近く、東京で劇団のお仕事をさせてもらってきました。
久しぶりに満員電車で毎日潰されて、朝から晩まで休みなく働いて、
一日三食コンビニご飯で、ビール片手に机の上で寝てしまうという毎日でした。


よくやっていたな、こんな生活。


いまやもう無理、と思いつつ3日くらい経つと体も思い出して、
難なくついてきてくれるのが恐ろしかったです。

作品を前に進めるために、全力を尽くすスタッフさんたち。
まだうまくいかないところは多かったけど、不眠不休で「いい作品」の
ために戦う人たち。久しぶりに勇気をもらいました、自分も頑張ろうと。


初日をみることなく新潟に戻って、バレエの照明の現場に入りましたが、
しかし、この、刺激の違い。

舞台袖を仕込みながら、「ここ、暗くて危ないから、灯りを足しますね」
と提案したところ、「頼まれてないことはやらないで」と逆に叱られる始末。


わかります。


ここは、劇団ではないのだから、
みんながひとつの作品のために戦っている現場ではないのだから、
発注されたこと以上のことに手を出したら経済がなりたたなくなるのだから、

わかりますよ。
大人ですから。


でも、つまんないです。
反吐がでそうです。


舞台人ですから。


(※誤解のないように申し添えます。これは東京と新潟の文化レベルの
違いではありません。仕事の請け負い形態の差です。私が新潟で
入った現場は、作品や進行には触れず単に「照明」を受注しただけ
だったので、その範疇を超えることは契約にない、ということです。
これは東京の現場でも同じことです。あしからずです。)




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この記事へのコメント

1. Posted by Maru   May 30, 2012 02:26
つまらないことやりつつ、
おもしろいこともやりつつ、
バランスと取りながら頑張れ!
2. Posted by naco   May 30, 2012 09:28
>Maru

そうね!
わがまま言えないもんね!

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