October 26, 2014

炊き出し体験

10月23日、

中越沖地震から10年の節目でした。

被害の大きかった越後川口地域に、
関連イベントの仕事で照明をやりに
行ったのですが

無料コンサートに集まったお客さんたちに
炊き出しのサービスがあるという。

時間になるといい匂い、
カレーライスらしいのですね。


数が余分にあるので、スタッフさんもと
言ってもらって、取りに行くと…


imageimage


ダンボール箱を切ったおぼんに、
広告紙を折って作った器ふたつ。
ポテトサラダとワカメサラダ。
カレーの具は、麩。

不思議なのはごはん。
小さいビニール袋に入った状態で、
潰れて固まったような食感、
だけど、温かくて美味しいごはん。


下膳のとき、お母さんたちに、
このごはんどうやって作るのかと
聞いてみましたら

ごはんは、
ビニールに米と水を同量いれ、
沸騰したお湯の鍋に20分入れておくだけ。

しかも、カレーも
ビニールにカレー粉と水と麩をいれ、
同じく20分あたためる。

つまり!!!
一つの大鍋で、カレーとライスが、
一人分ずつ分かれた状態で、
大量に同時に作れるというワザ。

非常時の常識なんでしょうか、これ?!

お母さんたち「レシピ通りよ」とのこと。


さらにポテトサラダは、
じゃがりこ、

ワカメサラダは乾燥ワカメとツナ缶、
コーン缶だけでできていた。


非常時こそ、あたたかいごはんは大事
美味しいごはんを食べるために
考え出された日本人の知恵に
感動した夜でした。










nanaibashi at 12:05│Comments(0)TrackBack(0)ぐるめかんけい 

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
::::最近のコメ::::