May 30, 2015

夢ひかり学校公演

魚沼産☆夢ひかり。
水曜日に本番でした。


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この団体とのおつき合いはもう5年。
新潟にUターンして以来ずっと
舞台監督と美術をやらせてもらっている。

あのとき小学生だった子は高校生に
なっていたりして、
とにかく毎年この子らの成長を
見るのが楽しい。


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上の写真は本番直前の週、
心を一つにするために魚沼の大自然の中
大縄跳びをやっているところ。

こんな恵まれた環境でのびのび稽古。


再三このブログでも紹介しているが
素晴らしく能力の高い子供たちです。


キャストとして演じるだけでなく

大道具、小道具、音響機材の準備、
図面を見ながら複雑な場ミリを取り、
難しいマイクリレーや舞台転換、
下手するとピンスポット!まで、

全部自分たちでやってしまうんです。


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スタッフワークも全部含めて舞台なんだ!
ということを当然のごとく分かっている。

それを先輩が後輩に教え、
お姉さんたちは下の子にやらせて見守る。

そんなことが、ここ3年くらいかな、
顕著にぐんぐんできるようになってきた。
もう最近、本当に舞台監督いらないんじゃ
ないかと危機感を感じるほどです。


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3年前から、

お隣の南魚沼市の小学生に見せる
学校公演で、前年秋の公演の再演を
この時期にやっています。

今年の作品はミヒャエル・エンデの「モモ」。

時間泥棒に時間を盗まれ、
大人も子供も心の豊かさを失い
心が死んだ街で、大好きな街の人たちを
救うために小さなモモが戦うストーリー。



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今年驚いたのは、お客さんの小学生も、
育ってきたと感じたこと。

初年度は、曲がかかるたびに手拍子!
でもシーンの内容や雰囲気は無視!
とりあえず曲が鳴ったら賑やかし!

みたいな、

マナーとかは別にいいんですが
内容を全然感じ取れてもらえていない
反応だったんですね。

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ところが3年目の今年は、

曲の内容をきちんと聞いてから、
それが手拍子に相応しいタイミングか
ちゃんと考えているのが分かった。

物語を理解して、見入っていた。

お客さんも、育つんだ。
続けるって、大切なことなんだ。

それが分かった今回でした。


魚沼のキッズが10年続いた
ミュージカルプロジェクトで
あれだけ立派に育ってきたように

継続して、関われば
必ず芽がでて、自然と花開く。

そういうものなんだ。


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舞台の神様に感謝をささげる、
稽古終わりの子ら。
舞台人魂、あっぱれです。





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