November 2006

November 16, 2006

my コンバース

このコンバース。

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果たしてどれくらい履いたでしょう。
これを買ったのがなんと、中2のときです。
かれこれ、12年くらい履いています。
買った時は青だったのですが、
5年くらいたったときに黒がいいなと思い直し、
マッキー極太で黒く塗りつぶしたら、そのまま落ちなかった。

これを履いて、いろんなところに行ったなあ。
新潟から東京、そしてシカゴにも石垣にも。
そして京都にはこれ一足しか持って来てない。

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しかしこの状態で冬は越せますまい。
かかと部分、完全崩壊。
黒い靴下以外を選択できないのが痛い所。
コンバースの「★」はとうの昔に擦れて消えたので、
自分でマジックで書いた。

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サイドも穴があいて来た。
サイドの「★」と「<」は、もとは白かったのですが、
赤がかわいいなと思い直し、マニキュアで塗った。

紐は2回切れたので、2回交換しているが、
よくここまで持つものだなあ。
この靴じゃ、さすがに冬を乗り切れないので、
ブーツ買った。
あと、古着屋でスニーカーをもう一足。
そろそろ、おじさん定年退職かなと思っている。
だけどあまりにも苦楽を共にしすぎた仲間、
捨てられないだろうなあ。
正月に神社に行って供養しようかな。
あ、でもゴムか。有毒ガスでるかな。

栄誉を称えて、皆さんに紹介しておこうと思いました。
本人以外にはただの汚い靴の写真で、済みません。
お食事中の方、済みません。

京都カフェ探訪 「spica」

仕事が長引いて遅くなり、そのまま帰るのも
勿体ないという気分で、自転車だけとって、
夜の町へ繰り出す。

先斗町と書いてぽんとちょうと読むその路地は、
人が3人横に並んだら一杯の巾しかない、
細くて長い料理屋街だ。
間違いなく夜の路地である。

その先斗町の北の入り口に位置する、
夜中までやってるカフェspica。
鴨川に面している。2階。広め。

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入り口付近は明るいが、奥に行って
河の見下ろせる窓辺に立つと、
鴨川の黒い水面がきらきらするのと、
ベランダに置かれた白と青の電飾が美しい。

まさしく夜、寄るカフェ。
町家から一転して白いコンクリ壁にdrum&bassが流れる店内。

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ちなみに写真、焦点距離まちがいました。
ピントずれずれ。

裸電球で薄暗いけど、がんばってローレライよむよむ。
23時からやってきて、アルコールも頼まずに、
分厚い本をひたすら読んでいる変な女性客でした。

おちつきますね。
わたしの吉祥寺の家に雰囲気が似ているからかな。


夜の鴨川カフェ、spica

spicaさんブログはこちら

November 15, 2006

京都カフェ探訪 「さらさ富小路」

「終戦のローレライ」下巻を
 読んでいます。長い。厚い。


 でも面白い。

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蘭子が奨めてくれたカフェ、
「さらさ富小路(とみのこうじ)」
に行きました。

すきそうだな。あのひと、ここ。
こういう「お宝発見!」的な、「隠れ家」的なの、
あなた大好きだもんね。

「nっぽい」って言ってた意味もわかる、
このレトロな雰囲気。うん、かなりヒットよ。
夢中だったんで写真撮り忘れました。拝借↓

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昼メシ時に行ったんだけど、
ほぼ満席。でも照明は薄暗く、jazzみたいな
bossaみたいなのが淡々と小さく流れていて
非常に落ち着けました。

「昭和」っていうレトロともまた違う雰囲気をもった、
「町家」のレトロには、木の持つ温かみがあります。
太い梁が天井に流れ、
木の床、木のテーブル、木のカウンター。

私の向かいに据わったのが、大工さんの3人組。
今時大工さんとはいわないのか?
建築業のみなさん。年は40くらい。
3人でさかんに造りを眺めながら、
これはこういう風に造ってある、
こういう手順で組んである、
という話をしていて面白かった。


そしてこういうオシャレカフェに概して望めないのが、
ごはんの種類の豊富さと味であるが、
ここはどうして、メシがうまし!!
さすが、蘭子!!!!

人は、雰囲気だけではリピーターにはなりません。
やはりカフェも飲食業である以上、
(カフェの商品のメインは「演出」だと思っていますが)
メシは大事だ!!!

ここはまた来るでしょう。確実に。


では、仕事に行ってきます。

旨い飯の町家カフェ、さらさ富小路

November 13, 2006

京都カフェ探訪 「Cafe Air」

二連休だ。


寒くなってきました。
紅葉(こうよう)がようやく始まろうとしています。
今日もカフェを探しに下鴨のそのまた向こうまで行きました。
片道1時間、ちゃりんこライド。
往復2時間ライド。
天気がよくていくらでも走れる。

鴨川を、北にさかのぼって行くと、
下鴨神社にぶつかって二手に分かれる。
つまり、東から高野川、西から賀茂川が南下して来て、
合流して鴨川になるのだ。

今日は下鴨神社に寄った後、高野川沿いにさかのぼり、
「高野」とよばれるエリアまで行った。
そのまま北上すると嵐山だ。

高野川沿いのカフェ、「Cafe Air」。

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Cento Centoに続き、水辺のカフェだ。
川の大きさが随分違うのでおもむきも随分違う。
とにかくシンプルで、日光をさんざん取り込んでやろうと
いう気迫のみられる造りが素敵。
手作りかもしれない、このテラス。

カップルが次から次にやってくるのだが
(こういうとき一人だと、おふたりの会話聴いてしまう。
悪い癖だが、これが楽しい。)
私が気に入ったのは60代前半と思われるこちらのカップル。
奥さんの方は50代かな。

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旦那さんが、足が悪そうで、元気のいい奥さんがしっかりサポート。
来月、韓国旅行しようか、という話で盛り上がっている。

ガトーショコラが非常においしかった。
空気のように当たり前で、不可欠な関係を見守る、Cafe Air。
遠いからなかなか来れないけど、しあわせ時間だった。


しばらく動いていなそうなHPあり。
空気のようなカフェ、Cafe Air。

November 08, 2006

京都カフェ探訪 「イノダコーヒー本店」

「老舗」ということばの似合う、昭和22年開業の
格式高いコーヒー店。

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朝7時から、粋なおじいちゃまたちで賑わう。
入って見ると、「いらっしゃいませ」と正装のボーイさんが
席に案内してくれた。

セレブ気分!!(あたし貧乏なんだな、、、)

外国的ではなくて、「洋館」的。
わかりますか。しかしその背伸び感を、
緊張感を保ったまま維持している。
一杯のコーヒーから漂う気概がありました。

かっこいい仕事だと思いました。
文句なく100点です。

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老舗の貫禄、イノダコーヒー本店。

::::最近のコメ::::