September 2007

September 24, 2007

スヌーピーの館

昨日、いとこのスヌ太さんべんついさん夫妻のお家にお邪魔しました。

昨年10月に結婚したお二人はまもなく一周年。愛の巣は川崎ののどかな山奥(笑)にあるのです。小田急の駅まで二人揃って車で迎えにきてくれました。ここんちは、奥様運転。


おうちに到着。


ドアオープン。かちゃ。


そのとたん、
スヌーピー!!
スヌーピー!!
スヌーピー!!


床、壁、棚の上からソファの上まで、スヌの大群が、整然とお出迎えしてくれたのです。

天井付近にも、藤棚状態で大挙している様は、ちょうどトトロのマックロクロスケのようなイメージ。湧いてない!?

しかし、可愛い…。癒される。姉ちゃんの趣味がスヌで良かったよ、これが全部グレムリンだったら恐怖の館になってた!笑

でも、私にとって最大の驚きは、これをこれだけ綺麗にディスプレイできているという事ですよ。私は収集家ではないけど、それでなくても整理整頓能力ゼロだから。女の子だなあ。姉ちゃんは。キャラクターとか、好きじゃないの?おうちにぬいぐるみとか居ないの?と姉ちゃんに聞かれましたが、R2-D2が一匹いるくらいで、ぬいぐるみよりバイクのほうが可愛い、という女性も世の中にはいるらしいぞ。


いとこ夫妻はほんと、感動するほど仲がよい。年齢的には私にとって兄と姉。兄弟のいないnにはほんとに嬉しい嬉しい存在。姉さんの話には腹の皮よじれっぱなし。そして、それにあわせてスヌ太さんが冗談を言った!!!あの無口無冗談の権化だったスヌ太さんが…。結婚は人を変えますね。あーいい嫁さん貰ったね、兄さん!!


お好み焼きとたこ焼きを食べ過ぎて幸せな夜でした。今朝は朝食ぬき。また押し掛けますねーよろしく☆ゴディ兄さまも一緒にいこーよ、最高だよあのスヌ王国。

at 08:44|PermalinkComments(5)

September 21, 2007

呑みニケーション

最近の若い子は、呑みに誘ってもついてこないんだよね。

と、昨日一緒に呑んでいた先輩方がこぼしていた。

私もそんなに頻繁に同僚や先輩方と呑みに行く訳では
ないですが、呑む時はとことん付き合う事にしている。

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全国ツアーなんかに出ると、朝から設営、公演やって、
その日のうちに解体、トラック積み込みやって、
チャーターバスで次の公演地に移動して、
午前3時くらいから呑みに行く。
そして翌朝9時からまた荷下ろし、設営、、、
という自虐的としかいえないスケジュールを、
屈強なあんちゃんたちは何日も連続でこなして行くのだ。

最近は劇団にも女性が増えて来たせいもあって、
プライベート尊重の傾向に在り、みんな仕事が終わると
ぱっぱと帰って行く。

そういうのは働きやすくて嫌いではないが、
私は割と、時間外のコミュニケーション大好き派。


昨日は各部署のチーフ3名(監督、照明、音響さん)とわたし。
あきらかに、注文係とお世話係として抜擢された。
一通り、「お前はあそこがダメ、ここがダメ、
言葉遣いがなってない、段取りが悪い、うんぬんかんぬん」
系のダメ出しを受けたあと、
「俺が10年前の全国ツアーに出た時はさ、
長崎のなんちゃらホールが凄い悪天候で、、、」 
系の武勇伝。

でも、愉しいんだよねーこういう話。
絶対、酒の席でしか、聴けないの。
監督も、面と向かってシラフでダメ出しをしてくる
タイプじゃないから、こういうときしか教えてくれない。


その間のむのむ。
夕方7時から午前3時までですよ。
ほんと凄い。

劇場に戻ったのが午前4時。

みなさんに寝て頂き、私は風呂に入ったりして
5時就寝。

そして10時始業!!


今日も一日、がんばります。
チーフ陣全員二日酔いという斯様な状況でも、
ばっちり仕事をこなしちゃう所が、
かっこいい先輩たちなんだな。

September 11, 2007

ともだち巡り

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今日、芝居の勉強をするためにパリに旅立ったともだち。(土曜日に会いにいったあと若干二日酔い)

今日、一緒にビールを飲んだ、バーで弾き語りをして生計をたてるともだち。

今日、麻布の小劇場で公演をうったともだち。(俳優と美術とひとりずつ。)

今日、その劇場の客席で再会した、月末に撮影を控えた映画俳優のともだち。

そして、誕生日をむかえた、国際電話越しの親友の声。


この週末はたくさんのともだちに会えた。みんな近況聞くと「順調。」と即答する人はひとりもいないけど、彼らはひとりのこらず、とても幸せそうだった。

前にすすもうというエネルギーを体中から発している人間に会うのが好きだ。わたしのまわりには幸いにもそんな人がいっぱいいる。

そう、戦友。そういう感じ。戦場は違うけど、明日も元気に闘おうぜ。



あーともだち。ちょーラブ。

September 06, 2007

母は(父も)強し

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実家では今、壮絶な介護戦が繰り広げられている。政府の援助により戦況は一昔前に比してずいぶん穏やかで、白兵戦に傾れ込むのは月に四日程度。nは入隊まもない三等兵であるが、家事のお役に立てればということで実戦訓練に参加した。

この度の祖父は非常に安定していた。ここ二年程、私を見ても名前を思い出すことは稀だったが、今回はちゃんとわかったようだ。


一日の流れ

7時、着替え、洗顔、ひげそり、歯磨き。

7時半、あさごはん、うんち、おむつ交換、全身タオル拭き。ちょっとテレビみる、おひるね。

10時、おやつ、おむつ交換、おひるね。

12時、昼ご飯、必要に応じておむつ交換。おひるね。

15時、おやつ、おひるね。
18時半、夕飯、お部屋で少し起きている、おむつ交換、パジャマに着替え、おねむ。


このスケジュールを一手に取り仕切るのはベテランのオカン大尉。職人芸と呼んでもいいくらい、鮮やかな段取りと手捌きで過酷な作業をこなしていく。


しかし三等兵が見ていて何より舌を巻くのは、大尉の在り方。なぜ一言も文句を言わず、笑顔で、むしろ時たま爆笑をまじえながらこの作業この生活を消化していけるのか。

この点に答えを得ようと考えるのは野暮である。そんな事、三等兵が理解しようとするのは失礼な話だ。


父母結婚当時の8mmがでてきた。最近これを父がDVD化したので見ていた。今の私より若い母。私が言うのも難だが、可愛い娘さんだ。

この娘さんの40代50代はほぼ介護に費やされることになる。この当時の娘さんにそんな未来を提案したら多分不本意に思うに違いない。

しかしこの娘さんは実際には、将来、ありえないほどの強さを身につけ荒波を乗り越えていくのである。

母が強いのは、他にあったかもしれない人生の過ごし方に思いを馳せたりしないことだ。自分の前に降ってきた運命に精一杯とりくみ、愚痴をこぼさず、勉強させてもらっているとさえ、言う。


別に決して楽しんでいるわけではない。ただ、比べないのだ。他の人や他の可能性と。それのどれほど難しいことか!そして、そんな女性をめざしているわたしたち若者がどれだけいることか。


ただ、尊敬の一語に尽きます。


そのうえ私が海に行きたいといえば車をかっ飛ばしてくれ、ジャスコに行きたいと言えば一緒にハシャイでくれ。そのパワーにはアタマがあがりません。


讃えようではありませんか。その隣の父も一緒に。

::::最近のコメ::::