January 2008

January 21, 2008

ロンドン休日

3連休で行く海外。

もちろん、親友の待つ(待ってはいないのですが)ロンドンへ行っちゃった!!!

今回、普通の休暇ではなくて、ロンドンWICKEDを観て、
舞台裏を見学するという、誰に頼まれたわけでもない使命を帯びていた。



14日の仕事を終え、新橋駅からスーツケースをごろごろ成田へ向かい、
15日の朝、ロンドンの蘭子んちのドアをノックした。


いやーこの家、気に入った。広いしお洒落だし、珍しく小ぎれいだ。

蘭子は平日なので、ぱこぱこPCを叩きながら仕事中。
それでもnが来るというので在宅仕事にしてくれてた。
ありがとね。

n、勝手に紅茶をのみ風呂に入り、ご機嫌。


久しぶりにロンドンの街を歩く。

観光地は昔、2ヶ月住んでいたときひととおり観ているので、
ミュージアムでポップアートの企画展みたあとは、
大好きなスーパーでお買い物。すっごい量かかえて夕方帰宅。
冷蔵庫に入りきらなくて蘭子あきれ顔。


彼女が家の鍵も、携帯も、SUICA(みたいなカード)も全て貸してくれるので、
なんも心配要らなくて、海外に来たあの心地よい緊張感がまるでなし。
渋谷か新宿にきた程度しか、気分的な高揚がなかった。
渋谷にしてはちょっと遠いが、私にとって世界はもう随分と近くなった気がした。


夜。


WICKEDを初めて前から観た。
日本から連絡して行ったので、舞台裏も見せてもらえた。
どさくさにまぎれて蘭子も見せてもらえた。


現在の職場にいたら、経済的にも物理的にも恵まれた環境で、
だんだん視点が内向きに狭くなりがちだけど、
世界には色んな条件の劇場で、色んな人たちが、
実に豊富な知恵と工夫でいい仕事して、
お客さんを喜ばせてるんだなあ。


初めてミュージカルに出会った2000年夏、
ニュー・ロンドン・シアターでCATSを観た時、
自分がWEST ENDのバックステージに入って
舞台監督とテクニカルトークをするなんて想像していなかった。


夢の舞台は、現実には様々な不都合と闘う努力で出来ていた。
私の夢はいまや現実に目の前に在り、次は私が創る番だ。
出発点に帰って来て思いを新たにしたのでした。



翌日はよく晴れて、蘭子も会社に行っちゃったし、
リージェンツパークに遊びに行った。リスとお戯れに。
あとはお土産お買い物して、テムズ河のほとりをてくてく歩き、
この日は度肝を抜く子役ダンサーミュージカル、
Billy Elliotを観た。

あーもうこいつも最高。やりたいなあ、これ、自分で。


蘭子とロブとパブでビール。
蘭子おごってくれた。やっぱり一応ね、ロンドンだから。
決まりましたよ。


蘭と遊ぶ時間がなくて彼女にも悪かったけど、
別にわざわざ何かしなくても一緒に生活空間にいられれば愉しい、

それが親友ってやつ。


なんと、これで終わりです。
そして翌朝早く、またごろごろとスーツケースを引いて、
18日の朝、成田からごろごろ、職場へ直行し仕事をしました。


この仕事、年に3連休が1回か2回しかないから、
機を逃すかと無理矢理いきましたけど、ロンドンは正解でした。

蘭子がいるから有り得ないほどくつろげたし、
いい芝居をいいお客さんと一緒に観れて、
いい裏方さんに会えて、頭が柔らかくなりました。

そーかそーか、私こういうところから始めたんだったな、
演劇の世界にいっぱい魅力を感じていたんだったな。
そして今、自分が裏にいるんだな、発信もしていける。


さらに、世界には色んな面白いこと考えるヤツがいる、って。



蘭子ありがとー。
君の住む町はいつも温かく受け入れて、ワクワクさせてくれる。


写真UPしました。ここで観れます☆

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January 01, 2008

恭賀新年

みなさんあけましてオメデトウゴザイマス。


去年の今この時間をふりかえると。


私は京都の清水寺に自転車でひとりで初詣に行ってたっけ。
まさか一年後、親友宅に下宿して妹さんと二人で
年越しそばたべておせちつくって紅白観て大盛り上がり、
することになろうとはコンマ1も予想しなかった。


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流れにまかせて泳いでいたら、次々と変化が訪れ、
いろんなことがあった2007年。

一番の進歩は、感情を表に出すことが
あまり怖くなくなった事、だったような気がする。
嬉しい事をうれしがり、嫌な事に腹を立てるという。
それはひとえに、周囲の人々が私を受け入れてくれたからだ
と思います。出会った全ての人に、感謝。

ことしの抱負、っていうのはあまり無い。
何も言わなくても色々なことが起こりそうだから。


みなさん今年もよろしく。
これを読んでいる人全員に一回ずつは会いたいな。


あといまから年賀状を作るのでこれ読んじゃった人ぜひ、
住所を教えて下さいね。


年明けからデカイ企画をしました。
海劇場おぞうにパーティ。新潟の父母の協力を得て、
鮭といくらの入った新潟雑煮をおよそ100人に
ふるまう、という難易度の高い大作戦だ。

始め裏方だけに配ろうとしていたら事務所のお姉さんが
おもしろがり、どうせなら一緒に仕事する人みんなで
食おうぜ、ということになり、俳優、ロビークルー、
営業さん、劇場管理さん、オーケストラさん、
そして清掃のオバチャンまで、ざっと計算したら
80名。む!!難敵!!


プロジェクトXのテーマを頭の中に流しつつ、昨日
舞台監督部の後輩をかり出して下準備。。
今日も一人で4時間も大根と人参を下茹でし続け。。
実はちょっと、勝算低い気がして来た。
さてさて、結果は乞うご期待!!

::::最近のコメ::::