April 2008

April 29, 2008

湘南迷走族2

552f4eb0.jpg
今日は僅かに一時間だけ、サーファーの友人H子の波乗り姿を見るためだけに湘南へ。前回の迷走から比べると凄い進歩!Uターン0回で腰越海岸まで着きましたよ。我ながら感動。


普段は事務員姿の彼女が、スウェットスーツを着けて波に浮かぶさまは、とても、何て言うか…VIVAでした。


海岸に直行して30分足らずでまた帰路に就かねばならなかったんだけど、海辺のパーラーでアイスクリームと缶コーヒーを買い、H子の姿を眺めながらおやつを食べて昼寝しました。砂浜に巨大な落書きをし、帰って来ました。


片道一時間半850YEN(カンパチ混雑時。)


毎週来たい。次はのんびり。

April 25, 2008

ハンバーガー万歳

8ec258ef.jpg
職場にグルメなひとがいて、常に二冊のグルメ雑誌を持ち歩いていらっしゃいます。

その兄さんと雑誌を見てたらある写真に釘付け。

「これは…!」

異様な接写撮影でそこに写っていたものは、つやつや光る大きなバンズ、溢れんばかりのパテ、チーズに埋もれたブロッコリー、にくぢる!!である。見ているだけでヨ、ヨダレダラダラ。

溜池山王のハンバーガー屋さん、Authentic(オーセンティック)。

http://r.tabelog.com/tokyo/rstdtl/13030795/


さっそく夜公演の仕事前、昨日、溜池山王へヨダレ垂れ流しつつゴー!

さ迷い歩くこと15分。陰に隠れるようにして我々を待っていた、小さな入り口。天国への扉だ。店内はアメリカンダイナー風。そして、赤坂のビジネスマンたち(アメ人多し)で満席。約20席の小さな店だからね。

しかしここは引き下がれない。レッツ行列!そして待つこと30分。期待とヨダレでぐちゃぐちゃの二人、カウンター席に通される。

お兄さんが二人。一人はフロア、一人はコックさん。凄い手際だ。バンズを鉄板で焼き、パテにチーズを載せフタ。ポテトを油の中へ。

ダラダラ。

来ました!!(写真参照)

人は、美味しい食べ物に出会うと、悩みとか憂鬱とか、愚痴とか吹っ飛ぶんですね。そして、戦闘意欲を著しく削がれます。仕事さぼろうかと思っちゃったもん…

行きましたけどね、行きましたよちゃんと。幸せ過ぎて、何も求めなくなっちゃうから、仕事前は気をつけて下さい。そんなわけで、幸せ欲しいひと、赤坂へ行こう。あなたも必ず気に入ります。

夜もやってます。22時くらいまで。


余談ですが、溜池山王駅に向かって歩く間、路地に入ったら、目の前の和食屋から元気よく「ごっそーさん!」と出てきたオッサンが、梅宮辰夫(部屋着)だった。さすが赤坂、TBS。

April 22, 2008

熱海迷走族

ようやく温かくなってきましたね。
そう、やっと冬眠から醒めたんです。うちのタマコ。
先週末に綺麗に磨いてご機嫌を伺っておいたので、
数ヶ月ぶりの長距離走行も絶好調!!


今日は熱海ですよ、熱海。
天気もいいしね。
気温は20℃。バイク日和!!

朝7時半に家を出ましたら、もう環八が混み混み。
やっぱりだめか。7時台じゃ。
初心者

すり抜けもせず、とろとろ走り、東名へ。
実は、初東名であります。
厚木ICで小田原厚木道路に乗り換え。
これで小田原西まで。びゅーん!!!

10時には着いていたんじゃないかな。
こんなに近いんだね。小田原や箱根って。
高速おりて、135号にのったとたん、
きゃー!!絶景かな絶景かな!!

29549870.jpg



まあ、この写真あんまりよくありませんが、
きっと、お天気の海を見ながら走る爽快感、
みなさんご存知でしょうから描写しません。
ずっとにやにやしっぱなしで頬筋疲れた。
(※ちなみに親戚のみなさんの心の平穏のために
付け加えておきますが、走行しながら撮影した訳
ではありません。停車してます。)

さて、意外に熱海は近くて、11時前に着いてしまった。
例によって何も計画をしてこなかったので、
職場の先輩に借りたツーリング雑誌をめくってみると。

そこには気になる温泉、
赤沢日帰り温泉館が。
温泉温泉温泉温泉温泉温泉温泉温泉温泉

どうも崖の上に温泉施設があり、
最上階の露天風呂から海の方を眺めると、
海と浴槽表面の境目が見えなくなるらしい。

これは、日本人として、行かねばならん。

ということで、出発。
途中、伊東の道の駅にてねぎとろ丼を食す。美味。

13時近くになってようやく、問題の温泉施設に到着。
む!!これは!!

c3761795.jpg


ああ、この写真もよくわかりませんねえ。
さすがに温泉で自分のカメラ取り出す訳にもいかず。
うまくご説明できず残念ですが、
ここは皆さん、一見の価値有り!

海の方を向き、視界に入って来る壁などを
手で隠してみると、なんと、海に浸かっているかの
ような錯覚に陥ったのだ!!
あー、なんて浪漫ティックなんだ、こりゃ!!!!

そんな具合で、普段温泉にさほど興味を示さない
私もすっかり温泉ファンになってしまい、
びんのコーヒー牛乳まで飲んじゃったりして、
帰途についたのでありました。

スカイラインは使わず、またひたすらビーチラインを。
とろとろ。

46668e92.jpg


日本には、まだまだ私の知らない風景が、
私とタマを待っているのだわー。


それにしてもタマは燃費が良くて助かります。
タンクがちいちゃくて3リッターしか入らないのは
タマに傷ですが、、ぷぷ、、、、
3リッターで120km走るから優秀でしょ。
本日の旅行費、締めて約8000円。
帰宅時刻17時。
おてがる旅行ですね。

素敵な休日でした。おしまい。

April 12, 2008

京都カバン屋探訪「モントーク」

1d0dbf85.jpg
今週の月曜火曜と、愛しの京都へ花見に行ってきました。劇団の同期の仲のいい女子が、京都勤務なので、スタッフマンションの彼女の部屋に泊めてもらって二人で散々派手に遊んだわけですね。自転車で。

まあ桜は凄くて、満開、快晴。最高。鴨川沿い、銀閣、南禅寺、清水寺と市内しかも洛東だけでしたが、見ごたえ十分でしたね。一生分みた気分。
去年カフェで遊びまくった経験が生き、あたしのチャリナビ完璧。
楽しかったねー。こういうイベントは一人より二人だね。ヲKよ。


さて、今回の運命の出逢いはそんな晴れた午前中。

以前ここで紹介した鴨川沿いのパン屋に「hohoemi」ほほえみ、というお店があって、ヲKを連れて行ったら、開店30分前に着いて、しばらく周辺を散歩することにしました。

これも以前紹介した「SARASAかもがわ」、というカフェ(現在は「かもがわカフェ」に変わっていた)が近いのでふらりと覗こうとしたらその階下に、見慣れぬ店とも工房ともつかぬスペースが出来ていた。

服屋なのかカバン屋なのか、年代もののアンティークミシンが三台。作りかけの何か、生地の山。皮の切れ端、デザイン資料の本が散らかり。白い壁には落書きのようなイラスト。何ここ?アトリエ?しばしヲKと立ち尽くす。ドアは開いている。

すると中から優しそうな眼鏡のお姉さんが。「まだ開店してませんけど、開店しても散らかり具合が余り変わらないので、良かったらどうぞ」と入れてくれた。


彼女は昨年9月末にこのアトリエをオープン。カバン屋アクセサリー中心に作品を作って売るアーティストであった。なんか、魔女の宅急便にでてくる、森に住むあの女性画家、名前なんだっけ、彼女のアトリエを見つけたような気持ちだった。お姉さんは自分がこのお店に至るまでの話をしてくれた、何かのきっかけで京都に越してきてから人生がどんどんいい方に転がって、今は来る人とおしゃべりして、多くはオーダーメイドでカバンを作っていること。幸せなんです、て臆せず言う人ってカッコいいですね。

そしてnは、お姉さんに惹かれて、この人にカバンを作って貰ったら凄く好きなカバンができると直感的に分かり、その場で仕事を依頼。ヲKと3人で生地や形や、デザインを決め、発注となったのです。


作品を作る者にとって、誰かのために作る、って分かっているほど楽しいことはありません。その人が喜ぶ顔を想像する、そうして仕事ができる。本来人間が仕事をする意味ってそこにあったんだって。お金がこんなに力を持つ前は。

誰かがあたしのために作ってくれたカバンを持つ。こんな幸せなことってあるかい。お姉さん、楽しみにしています。

April 06, 2008

別れ

昨日、日本最高齢のおばあちゃんが亡くなりましたね。113歳で。桜は見れたのかな。

235f5713.jpg


日を同じくして、祖父の四十九日の法要でした。仕事で欠席しましたが、よく晴れたそうです。


なかなか書く気になれず、もう50日も前の話ですが、祖父は99歳という大往生で結構お祝いムードでした。老衰だったので苦しまず、静かにフェードアウトした感じです。

最後の日に会いに行ったら目も開けず、声も出ず、ただただ必死に呼吸をしている痩せ細った小さなものになっていました。それでも私が声をかけたら微かに顔筋を動かして笑い、時間をかけて、手を合わせてくれたのです。それからまた時間をかけて、右手を振りました。バイバイと。



人は、逝く時、美しいものです。今までみたどんな人工的な作品や、大自然の風景にはない、たましいという透明で優しいものが見えるのです。本当に不思議な体験だったなあ。


この稼業のおかげで四十九日はもちろんの事、通夜にも葬式にも出られなかったことが、今回大きな疑問となりました。私は、大切な人の、大切な瞬間に居合わせて喜怒哀楽を共にしたい。それができないのは私の人生を乏しくしてしまう。この仕事は好きですが、私の周りの人たちほど大切ではありませんので。それをはっきり思い知ったところです。

78869145.jpg


鍋を囲む、父母。永きに渡る祖父の介護お疲れ様でした。おじいちゃん、残った者たちが生活を続けていくよ。人間として、まっとうでねばだめらこっての。ばあちゃんのこと、頼むね。またそっちで、会う日まで。

367d31d3.jpg


::::最近のコメ::::