November 2008

November 17, 2008

角質よ、さらば。

きいてください!!!

長年、激戦を繰り返し全敗してきた、
足の裏の角質との戦いに、終止符です。

その必殺最終兵器、
babyfoot。



わたしの角質歴はここ3年くらいだったのですが、
とにかく足の裏がガチガチ。

どのくらい硬いかとかというと、
指の爪で叩くと「カツカツ」と音がするくらい。
感覚はゼロ。汗もかかない。
端の方はささくれ立って、靴下ひっかかる。
自分の皮膚の上に、プラスチックをコーティング
しているような気がしていた。


ある日、足の裏を削る軽石を買いに行ったソニプラで、
「babyfoot」なる商品を発見。
足にカバーを被せ、その中に薬品を注入して2時間おけば、
どんな足でも「生まれたての赤ちゃん」のようになるとな。




怪しい。

明らかに怪しい。




そんなに簡単に、このコンクリートを退治出来るとは
到底思えなかった。しかも3000円もする。

なので、軽石を買って帰った。


しかしあの写真があたまから離れない。

babyfoot。

貴様は何者だ。



そんなことをしているうちに1ヶ月。
いよいよ足の裏のガサつきはエスカレートし、
布団に足がひっかかって靴下無しでは寝ることすら
できない末期症状に。

そして給料が入った先月末、いよいよ禁断の薬に
手を出した。


babyfoot、


購入である。





付属の5本指ソックスを履き、さらにビニール靴下に足をつっこむ。
そしてビニール内に薬品注入。

放置すること2時間。

目を丸くする同居人。
「n、ビニール袋はいて、何やってんの」
「戦争だよ」と、私。



DAY1。

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2時間の浸け置きが終了し、薬品を洗い流した直後、
皮膚が自分のものではなくなった感覚に襲われる。

足の裏全体にガムテープを貼ったような、伸縮性ゼロの皮。
無理に曲げると写真のように、しわくちゃになる。
皮膚がつっぱり、やたらツルツルしている。
裸足でフローリングを歩くと、つるっと滑るほど。

babyfootのホームページを見てみると、
この薬品は、本来剥がれ落ちるべき角質層をくっつけている
「デスモソーム」という脂質やタンパク質を分解し、
いらない角質を剥がれ落ちやすくするものであった。


私の足の角質はこのときから、徐々に分離を始めていたのだ。


そして、ここからが大変であった。


DAY2。

足の裏にひび割れが入り、つっぱり、ツルツルする。
靴を履いていても、足袋を履いていても、
その中で足の裏が滑ってしまい、力が入らない。
裸足で絨毯の上を歩いたら、滑って転んだ。
何だ、この摩擦係数の低さは!!!


DAY4。

そして、4日目くらいから、次第にひび割れは大きくなり、
とうとうボロボロと剥がれ始めた。

ようするに、いらなくなった角質は「垢」である。
素足でいると、私の歩いた後にぼろぼろ角質が落ちてしまうので、
片時も靴下を脱げない。靴下の中は角質でじゃりじゃり状態に。
きもーーーい困った




DAY7。

一週間。

足、ボロボロやんけ困った汗
約束がちゃうやんけ困った汗
ゾンビみたいだ困った汗
これほんとに、奇麗になるんかな困った汗
やる前の10倍くらい汚いんですけど怒り怒

触っちゃいけないのに、余りに悲惨な状態に焦り、
無理矢理擦って血が出る始末。

しかし。




DAY10

10日目をすぎたあたりから、みたことの無い色の皮が。
ピンクの皮。
いや、見たことある。遠い昔に。
高校生くらいんときに。

足の裏が汗ばむ。
足の裏って、汗、かけるんだっけ。
忘れていた。




そして、DAY12。

エヴァンゲリオンの最終回のような感じで
「おめでとう。」

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ぷにぷに。うるうる、つるつるです。
あーほんとにこんな皮が残っていたんだ、私の中に。

角質でお困りの方にはぜひおすすめします。
冬場にやるのがよろしい。
夏はサンダルなんかで素足を見せなきゃ行けないが、
あの「DAY2-DAY10」が悲惨すぎますので。


ちなみに、お食事中でない方は、こんな風に剥ける人もいるという
ズル剥けコンテストの写真、ご覧下さい。驚愕です。


おーい、女ども!!!
みんなで一皮むけよーー足跡キラキラ

November 13, 2008

大げさな階段登り理論

うちの劇場は電通さんのビルに間借りしているため、
縦に長いいわゆる「ビル劇場」である。

ビル劇場は造りがしっかりしていて良いのだが
面積的には狭いため、舞台と客席以外の空間がほとんど無い。

必然的に、それ以外の必要なものは隙間に突っ込む形。
楽屋は地下に、スタッフ控え室は天井に。

そう、スタッフルームが4階なのだ。
これがエレベータが大変不便な位置にあり、
階段で登ることが多い。

しかも階段を作るスペースもほとんどないため、
1階分のぼるのに踊り場3回、折れる回数がとても多い。


とにかくスタッフルームが遠い。


2階くらいでとりあえず飽きる。
3階までくると息切れる。

そこからの脚の重量の重いこと重いこと。


ところが先日ふと、次のように発想を変えてみたら、
急に楽に登れるようになったのである。




「スタッフルームまでの残りの距離を思い描くと
まだこんなにある、と思うからキツい。

でも、今まで自分がどれだけ登って来たかに思いを
馳せると、偉業を成して来たようで痛快になる。」



いや、びっくりしましたよ。
これに気づいた瞬間から、キツくないんです、上りが。
あの苦痛は、乳酸だけじゃなくて、精神的な圧迫感
だったのだなあ。



これって、人生の様じゃないですか?!

いつもスタッフルーム、スタッフルームと思って
走って来たけれど、そうしている間に結構いい道のり、
こなして来てるんじゃないか、私たち?



と、気がつけばいちいち4階に行く度に1日数回、
自分の人生を振り返って愛でちゃう今日この頃です。


VIVA!!あたまの悪いあたし!!拍手キラキラ


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November 10, 2008

ジャパンク・ロック

このCDは酷い。

ジャパンク・ロック-Vol-2


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今時高校生バンドでもこんな酷い演奏しないっていうくらい
演奏が下手だし、歌も中途半端なダミ声で、本当サイテー。
ギター稚拙、テンポ走るし、カラオケみたいな変なリバーブ
入ったり、ほんとやめてほしい。聴くに堪えない。

あろうことかわざわざ海を越えてドイツからやってきた、
ミュンヘン・ソーセージ・オールスターズ。
(なんだ、このふざけたバンド名は、、、)


しかし、「ダメ男ほど愛おしい」ものだ。

出会ってしまった場所は、もちろんビレッジ・バンガード。
わたしがこの世で好きな場所トップ3に入れている、
変なモノの宝島である。


思わず、視聴コーナーで大爆笑。
レジに直行。


その理由は、この曲目。



1. 崖の上のポニョ ( 崖の上のポニョ より )
2. となりのトトロ (となりのトトロ より)
3. やさしさに包まれたなら ( 魔女の宅急便 より )
4. 風の谷のナウシカ ( 風の谷のナウシカ より )
5. テルーの唄 ( ゲド戦記 より )
6. いつも何度でも ( 千と千尋の神隠し より )
7. 君をのせて ( 天空の城ラピュタ より )
8. もののけ姫 ( もののけ姫 より )
9. アンパンマンのマーチ ( それいけ!アンパンマン より )
10. おしえて ( アルプスの少女ハイジ より )

ひとまず動画をご覧下さい。


「ヴォーニョヴォーニョヴォニョ、スクナヌクウォー!!!」



このCDは酷い。
愛しすぎる。

::::最近のコメ::::