April 2016

April 29, 2016

ばばちゃん入院生活

すみません、またしばらくご無沙汰


ばばちゃんの入院生活が思いの外
長引いており

私も毎日、病院と職場と家の
行ったり来たりの多忙な生活が
三週間つづいております。


高齢者の骨折って怖いのですね。
そこから寝たきりになって、
一気に痴呆が進んで、
体力と気力がなくなって、
という方も多いんですよ!

とか看護婦さんが言うのでビビリ、

毎日全然ご飯を食べようとしない、
食事の時間も頑なに寝続けるババに
家族はもはやこれまでか、と
嘆いて憂いていたんですが


ようやくおとといになって
ババの生態系が明らかになってきました。

ようするにこの人はものすごく
マイペースなので、
もともと好きな時間に起きて
好きなものだけを食べる生活を
ここ40年くらい続けてきたので

病院の規則正しくバランスの良いご飯は
性に合わないのです


おととい、昼過ぎの変な時間まで
寝続けるババを私が観察していたら

ふいにパチっと目が覚めて、
ゼリーとヤクルトをご所望。
幼児みたいな人。

とにかく栄養のバランスなんてどうでもいい。
この人はそれで102まで健康なんだから。
食べてくれればなんでもよい。

そして一通りおやつを食べて、
ぽてっと寝てしまいました。

そうだ、ババのリズムで居させて
あげればよいだけだ。


今日は昼ごはんを拒否する代わりに
みかんを要求。

気が向くと新聞読んだりしています。

100年続いた体内時計とは
病院でも直せないものなのだ。




この調子で頑張ってもらいたい。

お世話になってる老人ホームの皆さんも
早く帰ってきた方がババのためだよと言って
おととい病院まで来て
スタッフさんにかけあって下さった。

本当に、幸せな人だなあ。


April 13, 2016

ばあちゃん102歳

4月11日、ばあちゃんの誕生日。

大正3年生まれにて、御年満102歳なり。



10日日曜日、新潟は桜が満開でとても暖かかったので
一日早い誕生会を執り行いました。


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ばあちゃんは辛うじて自分で歩けるけど、
外出が一人で出来るほどではないので、
こういう機会に花見ドライブです。

とても喜んでくれました。
ホテルのレストランで、お花見御膳をぱくぱく、
美味しそうに食べていました。


ご飯も通常のものを、ほぼわたしと同じ量、自分で食べるし、
歩行器を使えばホーム内の平らな部分は歩ける。


いや~立派なもんだ、とか言ってお祝いしていたらなんと、
11日の誕生日当日、部屋で転んで、大腿骨骨折。


あえなく、入院。


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記念日に派手にやってくれました。


102歳にしては元気、ではありますが
やっぱり年々、少しずつ、身体の機能は衰えてきているんだな。


病院では、慣れない場所で緊張したのか、朝食があまり食べられなかった
ようで、それを見た病院のスタッフさんが「通常食が食べられないのだ」と
勘違いして、昼ごはんは全部ペースト食にしてくれたのですが…

もちろん、「マズイ」と御不満。

二日前にお花見御膳をぱくぱく食べた人ですからね…

お昼御飯を食べさせに行った私。
スタッフさんに申し立てをして、この人、本当は何でも食べるんで…
と言って、夕食からは常食に戻してもらう事になりました。


果たして今日はどんな様子でしょう。

大腿骨が折れている、ということをすぐに忘れて動こうとしては、
「イターイ!」と悲鳴をあげていましたが、そろそろ分かってくれたかな。


ま、これも良い経験でしょう。
少しの間のばあちゃんのバケーションということで。




 

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