August 2018
August 10, 2018
いつのまにか、しゃべる。
塾で働いているもので、
夏休みは繁忙期です。
相変わらずの更新サボリマンで
申し訳ありません。お恥ずかしい。
夏期講習なのでした。
今年は受験生が多く、
そうなると授業数も多くなります、
教科も多くて、
英語も数学も現国も古文も
時々理科も、というマルチスケジュール。
今ならどんな難関校でも受かりそうだぜ、私。
(高校受験ですが。。)
でもですね、
変わってきましたね、受験の内容。
私たちの頃に比べて、
計算だけ出来れば。。
文型だけ覚えていれば。。
みたいな問題は本当に減りました。
真の数学力、真の英語力を見る!
実生活で応用できる力を試す!
という傾向になって来ていて、
そう聞くと
好ましく感じられはしますが、
実際、受ける方にとっちゃ
勉強しづらくて、たまったもんじゃないな!!
というのが、教える側としても思うところ。
今この国は、確実に、国民の能力の質を
変えようとしています。
そのためには大学受験を変えるのが
一番手っ取り早く効果的であり、
過渡期は大変だと思いますが、
世界で活躍する人材を増やすために
必要な改革なんだと、思います。
でも、やっぱ勉強する子供たちは大変だよね!
まだ、教育機関だって過渡期なんだから。。
先に先に考えて、何とか、
この戦国時代に生きていく子供たちの
力になりたい、と思うわけです。
塾の子供たちから教えてもらった
往年の哲学書(マンガ版を買った)
「君たちはどう生きるか」に
学芸は人間の誇りなんだ、
人類が何万年かけて積み上げて来た知識を、
自分の勉強次第で自由に取れるのだ。
ってあって、
こんな考え方、したことなかったな。
日々、教えてもらうことばかりなのです。
大丈夫、子供の吸収力は凄い、
ということを家庭内でも実感中。
ここ1週間くらいで、
社長の表現力は飛躍的に上がりました。
つい先月まで
「あーん」「あった」
くらいしか言えなかったのに
突然、やりとりが会話みたいに
なってきました。
お友達の名前や家族を呼んでみたり、
YES.NOの質問には答えられるし、
いっちょ前にトイレの前で
「トントン」とか言いながら、
ノックしてくる。
「うんちしたよ。おむつ換えろ」
などということをジェスチャーで
伝えて来て、ズボンおろして待ってる。
ので、開けてみるけど何もしていなくて、
「ひっかかったな」とケラケラ笑う。
人間ですね。
イッパシの人間ですよ。
面白いね。
この子の生きていく時代も、
とても面白そうだ、と思う。