August 2019
August 12, 2019
庄内で「まづり」さ出ました
反省、反省。。
まさか5月から更新していないとは。。
2ヶ月あけたのはワースト記録
元気溢れる2歳児の世話、
夏期にフル稼働の塾の仕事、
そして新作制作中の舞台の仕事、
と三軸同時稼働が忙しくて
支援者のみなさまにちゃんと
報告出来てない!失礼こいております。
政治家だったら、次の選挙は落選ですね。
想いを溜めていた分
本日は長文になります。
バランス悪し。
ちなみに、こんな↓に育ってしまいました。
子育ての方向性、大丈夫でしょうか。
(ヴァン・ヘイレンの曲が好き)
飛び回る母に
しょっちゅう実家に預けられ
母がいなくてもどこでも寝てくれる。
適応能力だけは高く育っております。
そんな中、昨日11日。
足掛け6年携わっております庄内弁ドラマの
昨年の最新作のロケ地、
酒田市八幡地区、大沢にて、
大沢「大」文字まづりに、参戦してきました!
まだドラマをご覧になったことが
ない方は、こちらです。
簡単に経緯を説明しますと、
大学時代から何かというと一緒に
創作活動をしている庄内人・阿部彩人。
彼の企画で2013年から、
酒田市内でロケをする庄内弁ドラマの
制作を手伝っている(脚本・監督・出演)
のですが、
その彼が昨年、
大沢地区の地域おこし協力隊に就任し
地元の方々を大々的に起用して
最新話を撮影したのです。
子供からお年寄りまで、
地域の皆さん60人近くが関わった
大規模ロケをほぼ1日で敢行するという
過酷な撮影でしたが、
毎回根気よくお付き合い下さる
上々颱風の白崎映美さんの存在感と
大沢の方々の驚異的なチームワーク
そして、
一瞬で仲間に入れてくれる空気で
とてもいい作品になりました。
ご飯はうまい、水も空気もおいしい、
そして人もあったかいこの地域は
魅力だらけで、今回夏祭りに
ゲストで呼んでもらった時は、
二つ返事でOK!皆さんに会いに。
閉校した小学校を利用したコミセンに
到着すると、贅沢な楽屋割り。
生涯ただ一度であろう高待遇!
(しかしこの後、撮影で仲良くなった
小学生男子どもが乱入してきて
楽屋内で鬼ごっこが始まり、
楽屋菓子すべて奪われ
部屋中、虫だらけにされる。)
建築業のお仲間さんが提供した、
トラックステージ。
山の中腹の「大」文字をバックに。
飲食ブースもたくさん。
日が落ちて、映美さんの、
あったかくカッコ良いステージ。
地域の皆さんが、家族のように
迎えて下さり、最高にたのしい夜でした。
所感。
地方で、住民と一緒に、
その土地ならではの創作活動をする。
それに取り憑かれてライフワークとして
長いことやっていますけれども
東京からUターンしてすぐの頃は
私はそのために修行をつんだのだし
どこか「外からテコ入れする」というか
「皆さんが自覚していない皆さんの魅力を
私が気づかせてあげる」という、
いわば主導力みたいなものが
その地域を動かすんじゃないか、
と思っていたところがあるんですが
やってみて
どうもそれだけじゃ、
うまく行かなかった。
魚沼でミュージカルを9年
庄内でドラマを6年
それだけの年月がかかったけれど、
ようやく分かってきた気がします。
時間は、かかる。
私のやりたいことをやるには、
時間がかかるんだ。
そして、思っていたよりずっと、
やり甲斐のある楽しいことなんだ。
私が相手にしてきた
地域というのは、物ではない。
そこに暮らす、人々の事でした。
昨日おまつり会場で再会した
たくさんの方々が
監督、ドラマなんべんも観てますよ!
また撮るならもちろん出るよ!
玉こん食べれ、スイカ食べれ、
楽屋に入れろ、いっしょに座ろ、
あっちからもこっちからも、
ナナ子さーん!かんとくー!
と声を掛けてもらって、
ああなるほど、今味わっている
これが、自分の理想の創作環境か。
彩人の作る変な歌と奇天烈な振りを
みんなが覚えて大合唱している、
おばあちゃんたちが踊っている、
これが私には本物なんだと。
思った次第です。
大沢の皆さん、大切なものありがとう。
さあ、次の現場は魚沼だ。
9月の大きな本番に向けてラストスパート。
その合間に、少し育児もね。。
ご機嫌とろうね。。