January 26, 2020

38週!観劇

なんだかんだで
まだ、出ません。

38週入っちゃった。


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先週より、すこしふっくらした
アプリの赤ちゃん↑

今日検診に行ったら
子宮口開き始めてて
2、3センチ。

赤ちゃんのあたま
すぐそこ!

と先生が言う割には
まだ陣痛こない。
意外と持つんですね。


ちなみに退院後
安産に向けて
鍼の先生の所に通ってますが


予言。


「28日に陣痛きます」


だそうで。



全面的に信じて
心穏やかに過ごしています。



さて、そんな中!
知人が関わっている、
観たかった芝居が千秋楽。

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60歳以上のシニア劇団による
歌って踊る「瞼の母」。

出産間近で少し迷いましたが
やっぱりどうしても観たい!
観劇を決行!

りゅーとぴあ能楽堂だから
何かあっても大丈夫。

(でも一応、通路脇の席を確保し
破水に備えてバスタオル敷き着席。)


シニア世代をもっと元気にするため
りゅーとぴあ主催で行われた
演劇ワークショップの発表会という
位置付けの公演だったのですが

結果からいうと、
これが、イイ!!!!
とっても見応えがあり
見所満載の公演でした。

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※写真、公開Facebookページより借用

芝居に挑むのは
60歳以上のシニアたち。
演劇好きの人も、初舞台の人も。

演技のクオリティはそれぞれです。
でもとにかく、全員が楽しそう。
そのことが何より心を打ちました。

画一的にせず個性を引き出す演出。
セリフを覚えられない俳優さんも
それを逆手にとって、手にも腕にも
カンペを貼り付けて笑いを取る。

滑舌に難あり、しかし人好きのする
キャラの俳優さんには
ストーリーに絡まない、しかし
とっても印象に残る箸休め役。

そしてメインどころは経験者の
堅実な方々が務めておられたので
筋はしっかり伝わり
目頭が熱くなるシーンも。

セリフと登場シーンの多い
主役の忠太郎は
堂々と二人の俳優のリレー形式、
シニア俳優の体力面も考慮。

それについては
笑いを交えて説明もあり
客も混乱せず受け入れ。



そして、シニア俳優のバックアップに
若手を交え技術に長けた「チンドン隊」。

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※写真、公開Facebookページより借用。

この方々がステージ慣れしており
テンポと空気を作ってくれたお陰で
安心して芝居に集中できました。
客席との連携もとって、完璧に補完。


また他の公演と違って驚いたのは
客席もほとんどシニア世代ということ。

広い劇場じゃなくて
距離感の近い能楽堂だったのも
バッチリ趣向通りでしたね。

シニアの客層は素敵です。
不必要に構えて観ないんですよね。

面白ければ大声で笑うし
周り気にせず拍手したい時にするし
乗ってくれば手拍子
知ってる曲が流れれば歌う。

きみまろの漫談ショーみたいに
来た人が公演を勝手に楽しくする。
客席みんなで元気になっちゃう感じ。

そこをよく理解して
客層まで考慮された演出でした。


「シニアが元気になれば
新潟はもっと元気になる!」

このコンセプトに全面的に賛成です。
それが随所に滲み出た、良い公演でした。


もうひとつ。
写真見てお分かりの通り
衣装が素晴らしかった。

ハイカラ和装。
芝居の内容、能楽堂の雰囲気に
合わせた和装でありつつ
ボリュームと遊び心がいっぱいの
大正っぽいハイカラテイスト。

美術を組めない能楽堂で
この高い衣装のクオリティは
全体のイメージ、満足度を
ダイレクトに引き上げていました。

何より俳優さん自身がこれ着て
テンション上がられたんじゃないかな。

この衣装の後藤さんが
私の知人なんですけれども
素晴らしい仕事をされます。
ほぼ、お一人で作られたとか。


今回は身体の動かない時期で
裏が手伝えず残念でしたが
また声がかかることを祈っています!


私の演劇をやる意義…
市民が元気になる演劇。
いつか手伝わせて下さいね。



チンドン屋さんの陽気な音に
お腹のマメ子も浮かれ踊っておりました。


さすがに出産前は
これが芝居納めでしょう。
よい締めくくりでした。感謝。


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