けんこうかんけい

February 05, 2020

出産&退院しました

1月30日、無事に次女出産しました。


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感動に浸っているうちに
早くも6日が経ち、昨日
退院も済んでしまいました。

ご報告遅くなりすみません。



こんな感じで進みました。





鍼の先生は、27日の診察で
背中の陣痛促進ツボに「置き針」を
してくれました。

小さな2〜3ミリの円形の針を
ツボに僅かに刺してテープで留めて
刺激をし続けるという処置です。

スムーズに陣痛が来て安産になるように。

先生の予告は28日の夕方から深夜に
陣痛が来る!というもの。
旅行カバンに泊まり道具を詰めて
いつでもスタンバイOK!

夜中に、微弱陣痛開始!

しかし待てど暮らせど強くならず
フェードアウトしてしまいました。

あれれ…


29日も何事もなく
家族みんなで夕食を食べて
寝るか…という辺りから
お腹のあたりにズッシリ感。

午前1時過ぎから、また微弱陣痛。
アプリで間隔を計ってみると


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おお、短い。
一般的に、10分切ったら入院。

午前3時すぎ、
寝ている社長(上の子)を両親に
お願いしてタクシーを呼ぶ。

午前4時前に入院。
LDR(待機〜分娩〜回復室)へ。


しかしここからが結構長く
陣痛も中だるみになり

ダラダラとテレビなど見て
12時すぎまでこのまんま。

一人で朝のうちにサクッと
産むつもりだったのだが
なかなか始まらないので、

社長を保育園に送って時間の空いた
私の母が様子を見に来る。

徹子の部屋(ゲスト安田顕)を
一緒に見ているうちに痛みが増し
13時すぎ、自ら分娩台に上がる。

帰るに帰れなくなり
母も立ち会うことに。

早産気味だったからスルリと
出るだろうという予想に反して
イキむには一歩足りない陣痛が続く。
それでも十分激痛。

切迫早産の間、子宮収縮抑制剤を
投与しているので、収縮(=陣痛)する
筋力が衰えているのだとか。

最終的に促進剤を投与。
収縮を止められたり促されたり
薬漬けの不憫な子宮ちゃん。

ドカーン!ドカーンという陣痛が
来始めたのは2時半頃。

ナメてた!自然分娩ナメてた!
鼻からスイカを出す痛みと言いますが
まさにそうでした。

私は一人目を無痛分娩で産み
麻酔の力で楽しているので
このガチなヤツは初めてなのです。


鼻からスイカですよね。
無理っぽいです。

そこから、そんな大きなもの出ない。

「出ません。」と助産師さんに訴え。
「出ます。」と助産師さん。

このやりとり(実際には絶叫)と
鼻からスイカ級の痛みとの戦いが
永遠に続くと思われましたが
実は30分そこそこで午後3時すぎ。

一般には安産と言われる範囲内で
2600グラムちょいの女児、誕生。
ものすごい、やり遂げた感。

疲労困憊。
助産師さんたち、ありがとう。

その後は淡々と後処理がすすみ
裂けた部分を縫合してもらい

1時間ほど娘を胸に乗っけて
その部屋で休むと、疲労はあるものの
スタスタ歩いて退室できました。

安産なんだ、これは。
と無事に個室に収まって実感しました。






2人目の子は、ひたすら可愛い。

1人目の時の
はじめての感動は無い代わりに
どうしよう分からないという
不安が無いし

上の子と比べて小さいし軽くて
相対的にかわいく感じちゃう。

余裕を持って楽しめます。


本当に居心地の良い素敵な産院で
他のママさん達とも仲良くなり
毎回の食事は最高に美味しく
快適に過ごせました。

お祝いランチをみんなで頂き

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そして昨日、退院。


上の社長の、張り切ってお世話
したくて空回りする姿…
パパに叱られ涙…ママのところへ
ママは赤ちゃんにかかりきり…
またパパのところへ…

突如始まった姉としての修行。
不可避かつ未知の試練。
声を殺して泣く姿に私も涙。


辞令。

次女をK商事社長に任命する。
長女をK商事会長に任命する。


昇格したようでもあり
実権を手渡したようでもあり


一夜明けて今朝。


派手に赤ちゃん返りしました。


経過はまた追って。





nanaibashi at 16:13|PermalinkComments(3)

January 19, 2020

37週!退院

ついに37週の朝です。


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7月頃から、毎日眺めて
カウントダウンしていた
Babyプラスというアプリ。


37週を目指して
このイラストの赤ちゃんと
頑張ってきました。

毎日、その時期にあった
違うメッセージが表示されるので
やりがいがありました。


ここまで胎内にとどまってくれた
赤ちゃん(まだ小さめですが)、
頼もしい点滴、それに耐えた腕、
明るい看護婦さんたち、
同室の妊婦さんたち、
美味しいご飯を作ってくださった
厨房の方々、
話し相手になってくださった
お掃除のおばさま方、
安心感を下さった不眠不休の先生!!

あと家族!


感謝、感謝で
とりあえず一度退院!



こい!


陣痛!




nanaibashi at 10:27|PermalinkComments(0)

January 16, 2020

ぬけた。

天国のようです。

23日間入っていた針
(正確にはカテーテル)が

ぬ・け・た


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3年前の58日に比べたら
短い期間でしたが

両腕とも
針痕のクレーター、
腫れ、内出血だらけ


よく頑張ったね、腕。

今日はよく眠れそう。




nanaibashi at 15:40|PermalinkComments(0)

January 11, 2020

妊婦たちの事情

どうですか、本日は
昼ドラみたいなタイトルに
してみました。


入院生活18日目。

この一日二日で
大部屋の入院患者さんは
私以外、解散総入れ替え。

妊婦さんが入院する理由は様々あり
私のように出産まで点滴していりゃ安心、
37週まで持たせるのが明確なゴール!
というのは非常に楽なパターンで
他にも実に様々あります。

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※朝食。毎日野菜たっぷりでとても美味しい。
 ネギ生姜おにぎり最高。

まず妊娠初期から22週までに
流産しかかる切迫流産入院。

妊娠が分かるとほぼ同時の
6週か7週くらいでの入院もあり

豆粒みたいな赤ちゃんも心配
まだ出産まで先が長いのも不安
仕事や経済的なことも不安
初産だったらますます不安。

これは症状や週数により、
止血剤や張り止めを飲んだり点滴して
2、3日〜数週間で退院が多いみたい。


それから、悪阻(つわり)入院。
つわりの重さは人それぞれで
症状の種類も人により別々。

私は1人目の時は食べづわり。
空腹になると吐き気がするので
常に何か食べていないといけないやつ。
2人目ではダルさ、眠気、慢性的な吐き気。
何とか仕事はできる適度で助かりました。

これが酷い人になると、
怠くて一日中起き上がれないとか
食べられず、飲めずで脱水症状とか。

特に食べても受け付けない場合は
入院して栄養や水分を点滴し命を守る。

これは側で見ていても辛そうです。
病室で気軽に声も掛けにくい。
これだけ医学が進歩しても
まだ悪阻を軽減する方法が無いなんて。

この場合は週数が進んで
悪阻が軽くなるのを待ち退院のようです。
12週を過ぎると次第に落ち着いてくる。


そして切迫早産。
23週以降に早産しかかる状態。
目標は36週なので
入院時期や症状によっては長期戦覚悟。

私は1人目が27週で入院、
今回は33週で入院。

張り止めの点滴が主な処置ですが
この点滴は強い薬で、すごく効く反面、
一度入れ始めると止めるのが難しい。

次第に流量を減らしていき、
張らなければ36週前の退院も可能ですが
もともと張りやすい人達には難しい。

この、赤ちゃんを早産させないようにする
「治療」は、本来36週いっぱいまでで
37週(もう早産ではない)に入ったら
退院しなければいけないはずなのですが

今回の私の場合はそれに加えて
逆子なので、退院すると破水の可能性が高く
結局37週に入ったところで切開。

とこういう流れです。

…他にも、見た事がないだけで
まだまだ色々な入院事由があるでしょう。



そして。




妊婦さんそれぞれに違うのは
肉体的な症状だけではなく

置かれた状況が
またそれぞれ、様々。


里帰り出産で戻ってきたとたんに入院。
上に子供がたくさんいるのに入院。
新婚ホヤホヤの旦那を残して入院。
家をゴミ屋敷にしてしまう旦那を残して入院。
旦那の転勤についてきて、親も友達もいない土地で入院。
入院が長引いてきたら、勤め先から予告なく仕事を外された。
(この数日に話した妊婦さんたち談)
(一部、筆者自身の事情)


お金のこと、保険のこと、仕事のこと、家族のこと、

などなど、赤ちゃんと自分の身体以外にも
心配な事が山ほどあって
カーテン越しに、嗚咽が聴こえてくる
なんていう時はこちらの理由。

ただでさえ、ホルモンバランスが崩れて
精神的に弱くなっている時期なので
尚更です。

マタニティブルーの上に
入院ブルーが重なるわけで。


そういう心配事も含めて
無事に円満に10ヶ月を過ごし
健康な子供を産む、というのは
マジ簡単な事じゃない!!!!


と勉強させてもらっている今回の入院です。


みんなが母子ともに健康に
そしてその家族が幸せに
出産が迎えられますように。


ここ数日の昼間のお供は
村上春樹「遠い太鼓」(旅行記)です。

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nanaibashi at 09:20|PermalinkComments(0)

January 07, 2020

嗚呼!カイザー

入院生活14日目。

入院当日にAmazonでポチった
加湿器で快適に過ごしています。

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快適なのは良いんですけども。

相変わらず逆子が直らないので
セルフお灸を試してみようかと。

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火を使わない無煙無臭の
お灸パッチ。

もちろんAmazonで求めました。
ポチると翌日来るもんね。

女性特有のトラブルとか
冷えを改善する無敵ツボ
「三陰交」に貼っています↑

子宮があたたまるので
張りが緩和し足もポカポカ。
冷えは万病の元ですもんね。
妊婦関係なしに女性にはおススメです。

ここと右足の小指の爪の付け根
「至陰」が逆子なおしのツボ。

鍼の先生のようにやってみるが…

こんな拾い物のネット情報と
お手軽ホッカイロ的なシールで
中国三千年の奥義を発動するなんて
やっぱ無理があるよね!!!


さらに、
本日エコーをしてもらったら
あかんぼの首に臍の緒が巻きついて
いらっしゃる事が判明しました。

これじゃ、無理に直りたくないよね。

多分、2回も逆になったということは
頭を上に持ってきた方が
どうしても楽だったんだろうし

下を向きたくない理由があるから
向かないんだろうね。

その方が君が楽なら
そうしていれば良い!

という事で、もう回転させるのは
諦めて、早速、帝王切開の準備に
うつりました。本日は術前検査。

昔は逆子でも自然分娩させたそうですが
現在ではリスクを避けて帝王切開。

切迫早産の逆子というのは
破水の危険性が極めて高いということで

もう一瞬も退院せず
このままあと2週間もたせて
37週に入ったところで出すのです。

そして帝王切開をした場合
産後の回復も少し時間がかかるので
全部おわって退院できるのは月末か。


うーん…
まだ、完全に終わってなかったなあ
新生児を迎える準備…
産褥用品も買ってないやつあるし…


さらにしばらく
Amazonの餌食です。



nanaibashi at 18:11|PermalinkComments(0)
::::最近のコメ::::